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商品券1人で860万円使用 大分・姫島村
12月21日 18時15分

商品券1人で860万円使用 大分・姫島村
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大分県姫島村で販売された「プレミアム商品券」のうち、総額の1割近くのおよそ860万円分を村内の男性が、1人で使っていたことが分かりました。男性は親族の代理などとして商品券を購入していましたが、代理購入する際の制限などが設けられていなかったということで、商品券を販売した商工会では「特定の人に集中し、大変申し訳ない」と話しています。
大分県姫島村では、国の交付金を活用して1冊5000円で6000円分の買い物ができるプレミアム商品券が用意され、村の商工会がことし6月と8月に9600万円分を販売しました。
商品券の購入の上限は、1人当たり20冊分の10万円となっていましたが、商工会によりますと、村内の30代の男性が858万円分の商品券を使って漁船の整備費用を支払っていました。
男性は個人の購入分のほかに、親族の代理などとして購入した商品券を使っていたということで、その後、商品券で割り増しされたプレミアム分のうち、個人の購入分などを除く111万円を返還したということです。
姫島村では、代理で購入する際の制限など運用上の規定が設けられていなかったということで、姫島村商工会は「多くの人に買ってもらえるよう代理での購入を認めたが、特定の人に集中してしまい、大変申し訳ない」と話しています。

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