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国立大学の交付金ほぼ今年度並み 来年度予算案
12月16日 22時35分

文部科学省は、16日開かれた自民党の文部科学部会で、来年度の教育・科学分野の予算案を示し、国立大学への運営費交付金については今年度とほぼ同額およそ1兆940億円を盛り込んでいます。
それによりますと、国立大学の運営費交付金は、今年度予算とほぼ同額のおよそ1兆940億円、私立大学への補助金に当たる私学助成も、ほぼ同額の3150億円を盛り込みました。また、大学生などへの奨学金事業の充実に向けて、日本学生支援機構が行う無利子奨学金の対象を1万4000人増やすとともに、所得に応じて月々の返済額が変わる奨学金の導入を進める費用などに、合わせておよそ880億円を計上しました。
さらに、国際宇宙ステーションに物資を届けた日本の宇宙輸送船「こうのとり」の後継機の開発費用など、宇宙航空分野におよそ1540億円を充てるとしています。
一方、財務省が削減を求めている公立小中学校の教職員定数などを巡っては、麻生副総理兼財務大臣と馳文部科学大臣が、今月21日に折衝し調整を図るということです。このほか、今年度の補正予算案では、公立の小中学校の耐震化対策などにおよそ878億円を盛り込むとしています。

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