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MRJ 1号機の納入時期 4回目の延期12月16日 21時13分
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半世紀ぶりの国産旅客機として開発中で、先月初飛行を実施した小型ジェット機「MRJ」について、三菱航空機は再来年4月から6月としていた第1号機の納入時期を延期する方針を明らかにしました。納入時期の延期は4回目となります。
「MRJ」は三菱重工業の子会社の三菱航空機が開発を進めている小型の国産ジェット旅客機で、先月初飛行を実施し今後の本格的な飛行試験に備えた準備に入っています。
三菱航空機はこれまで航空会社に第1号機を納入する時期を再来年4月から6月としていましたが、16日、開発の遅れから延期する方針を明らかにしました。関係者によりますと国からの型式証明を取得する作業などに時間がかかる見込みになっているということです。
納入時期の延期はこれが4回目で、三菱航空機は来週にも記者会見して新たなスケジュールなどについて説明するとしています。
MRJはすでに日本やアメリカなどの航空会社から400機余りの受注を得ていますが、納入の開始が大幅に遅れることになれば、今後の受注活動に影響が出ることも懸念されます。
三菱航空機はこれまで航空会社に第1号機を納入する時期を再来年4月から6月としていましたが、16日、開発の遅れから延期する方針を明らかにしました。関係者によりますと国からの型式証明を取得する作業などに時間がかかる見込みになっているということです。
納入時期の延期はこれが4回目で、三菱航空機は来週にも記者会見して新たなスケジュールなどについて説明するとしています。
MRJはすでに日本やアメリカなどの航空会社から400機余りの受注を得ていますが、納入の開始が大幅に遅れることになれば、今後の受注活動に影響が出ることも懸念されます。