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「蒲蒲線」実現へ ラッピング電車を運行12月20日 15時29分
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羽田空港へのアクセス向上が期待される東京・大田区の蒲田にある2つの駅を結ぶ、通称「蒲蒲線」の整備に向けて、実現への機運を高めようというラッピング電車の運行が始まりました。
東急電鉄の「蒲田駅」と、羽田空港に乗り入れている京浜急行の「京急蒲田駅」は、およそ800メートル離れていて乗り継ぐには10分以上歩かなければなりません。地元の大田区は羽田空港などへのアクセスの利便性を高めるため、離れた2つの駅を結ぶ通称「蒲蒲線」の整備を国などに要望してきましたが、その機運を高めようと、東急電鉄の協力を得てラッピング電車を運行することしました。車体には、区内の小学生が描いた「蒲蒲線」が走る未来のまちの絵が貼られていて、20日は東急の「蒲田駅」で絵を描いた子どもなども出席して車両がお披露目されました。この電車は、20日からおよそ2か月間、東急多摩川線と池上線で運行されます。
大田区の松原忠義区長は「『蒲蒲線』は首都圏全体にとってとても大事な路線になると思うので、なんとしても実現させたい」と話していました。「蒲蒲線」を巡っては国土交通大臣の諮問機関が首都圏で整備すべき鉄道網の在り方を検討していて今年度末に答申が出される予定です。
大田区の松原忠義区長は「『蒲蒲線』は首都圏全体にとってとても大事な路線になると思うので、なんとしても実現させたい」と話していました。「蒲蒲線」を巡っては国土交通大臣の諮問機関が首都圏で整備すべき鉄道網の在り方を検討していて今年度末に答申が出される予定です。