ミッチーの日常風景

『ガブリアスとは民衆に祀り上げられた伝説のポケモンである』 ポケモンのこととか書きます。 更新頻度は月一以上を目標に。

【ORASシングル】メガメタグロスについての雑感【単体考察】  

どうもミッチーです。

記事書いてる途中で喰い断さんの役割集中PTの生放送見てたら超使いたくなってしまった…。
やっぱ5世代臭のするPTはいいっすね…PT一新するか…。
まぁ今回はグロスということで、5世代臭…下手すりゃ4世代臭がしそうな気がするが。


とりあえず広告回避も兼ねて、何となく思ったことを綴ってみる。
まぁちょっとした意図もあり、今回はなんというかレポート形式で。
ただし、何か主張したいことがあるわけではなく、本当に何となく考えたことをまとめるために記事を書いただけなので、
メガメタグロス考察に関する一つの回答だったり、新しい着眼点だったりを期待して記事を閲覧された方は、申し訳ないがブラウザバックを推奨する。
このポケモンを実際に運用or考察したことのある人なら、誰でも思ったであろう事をメモしているにすぎない。

では改めて、今回の考察はメガメタグロスについて。
376-megaevol_0.png
600族のメガ進化としてORASで注目されつつも、メガマンダに比べて個体数が少なめなこのポケモン。
どういったポケモンでどのように運用すべきか、一人で色々考えていたので一応まとめておく。


【メガメタグロスの性格・数値について】

376.pngメタグロス    クリアボディ  [種族値]:80-135-130-95-90-70
↓↓
m39.pngメガメタグロス かたいツメ   [種族値]:80-145-150-105-110-110

メガメタグロスの性格については諸説あるが、それについてはやはりPT内での役割次第と言わざるをえない。
基本的には高めのSラインと確かな耐久&火力から、打ち合い性能に優れる陽気ASベースの個体が推奨されているように思える。
実際に高レートを叩いた人も少なくないので、テンプレ…になるかはわからないが、少なくとも人気のある型ではあるだろう。

だが、やはり従来のグロスを使い慣れている人程、陽気ASベース個体のギリギリの耐久や微妙に足りない火力に戸惑うことも少なくないハズである。
まぁ僕もその例に漏れず、今ひとつ陽気ASグロスを使いこなせている気がしない。
そしてそういう人は、大抵「自分はサイクル戦が好きなんで」と言って意地っ張りで運用することになる。
しかし今度は、耐性面において上位互換とも言え、更にメガ枠を消費しないギルガルドというポケモンとの差別化に頭を悩ませる事になってしまう。
まぁそれに関してはあの糞ポケ死ね…でいいのだが…最悪の場合、突撃チョッキグロスでもある程度何とかなってしまうという事態も考えられるのだ。
メガ枠を使う以上こちらはそれ相応の性能を期待するため、多少の火力やSラインに目を瞑ればチョッキでOK…というわけにはいかないのである。

数値を見ればわかる通り、600族のメガ進化は伊達ではない。
この耐性のポケモンが、これだけの耐久・Sラインを確保しつつ、特性込で火力まで補うことができるのだ。
弱いハズがない…間違いなく弱いポケモンではないと言い切れるのだが、
先述のような問題から、色々な面において非常に悩ましいポケモンであるのも事実である。

【そもそもメガメタグロスとはどういうポケモンか?】
間違いなく弱いポケモンではないのに、その性能を最大限引き出せないというのは、どう考えてもトレーナー側に問題がある。
流石にこのままではポケモンに申し訳ないし、自身の考察力不足を露呈してるみたいで凄く悔しい。
というわけで、どうすればメガメタグロスを活かせるのか考える上で、メタグロスとはそもそもどういうポケモンかを改めて見つめ直すことにした。
そしてその結果出てきたのが、「他のポケモン以上に、仮想敵によって持ち物・技構成・配分が大きく変わるポケモン」というものだった。
まぁメタグロス使いの方々からすれば「何を今更…」と言いたくなるような結論ではあるが…。

非常に数値が高く、技も豊富で耐性も優秀なポケモンであるメタグロスは、配分と持ち物・技構成次第で色々なポケモンに対処できる。
得意なポケモンにとことん強くなったり、本来苦手なポケモンを返り討ちにしたり、ATのイメージを逆手にとった補助特化だったり…その運用法はトレーナーによって様々だ。
そしてメガメタグロスというポケモンは、持ち物の固定によって小回りが効きづらくなったものの、全体的な数値の向上により基本的にはこの傾向が強まっている印象を受ける。

ただ一つ、従来のメタグロスにある程度共通していたのは、「性格はほぼ意地っ張り」というものだった。
結局のところスカーフ以外でガブリアスを抜けるSが確保できるわけじゃないし、一致炎技には焼かれるし…そして不一致弱点技を耐えるのに性格補正がいる程数値が引いわけじゃない。
そして、それこそがメタグロスにナイトを持たせることによって変化する部分でもある。

従来の数値の高さに加えてSラインを大きく上昇させたメガメタグロスは、持ち物が持てなくなった代わりに「配分・技構成によって性格を変更する」という選択肢が生まれたのだ。
サイクルを回す耐久・火力を重視した意地っ張りHAベース、その耐久数値を活かし不一致弱点技を耐えつつガブやガルーラの上から打点を持つ陽気ASベース。
中には爪とぎでメインウェポンの命中と火力を補う陽気HSベースなんてものも存在する。
持ち物が固定される代わりにソレ以外を変化させることで、対処できるポケモンをPTに応じて一気に変える姿には従来のメタグロス以上の補完性能を期待できる。
メガ進化を取得して一気にPTの主軸になるポケモンが多い中、高い数値とPTに応じて型を変える柔軟性こそがこのポケモンの強さだと言えるだろう。


【ダメージ計算等から見る陽気・意地っ張りに必要とされる数値】
さて、メガメタグロスというポケモンについてある程度理解が深まったところで、いよいよ仮想敵を明確に定めたダメージ計算に入る。
火力・耐久・Sライン全て優れているポケモンなので、相手ができそうな連中をとりあえずテキトーにダメ計してみた。
先述の通り、このポケモンは性格を陽気にするか意地っ張りにするかで全く別のポケモンになるため、まず最初にSラインを表記している。

[素早さ](Sメガ前-メガ後)
・無補正
s無振り  S90-130  無振り
無振りでもメガ後にはそこそこの数値がある

s36振り  S95-135  メガ後に最速70族抜き

s92振り  S102-142  メガ後最速ヒードラン抜き、メガ前には無振り80族+2
無補正ならこの辺が落とし所か?

s132振り S107-147  メガ後最速80族+2
               メガ前には無振りFCロトム抜き
最速ギャラを切るならSラインを1つ落とすのもアリ

・性格補正込
s180振り S124-168  メガ後最速100族抜き、メガ前最速60族抜き
参考までに
      
s196振り S126-170  メガ後最速ガブリアス抜き、メガ前最速バンギラス抜き
陽気で採用するなら最低限必要なライン

s220振り S129-173  メガ後最速105族・準速メガボーマンダ抜き、メガ前最速65族抜き・準速75族+2 
マンダの個体数やガブ対策ポケモン次第では

s252振り S134-178  最速
なんだかんだでS110は最速も強い

そんなにSに割かなくても、メガすれば最低限の素早さは確保できる。
個人的には、無補正ならメガ後ドラン抜きのS102-142で、Sラインはほぼ確定させてもいいと思っている。
このSラインはギルガルドやクチートには真似できない。
性格補正をかけるのであれば選択肢は多い。
いずれにせよメガ後ガブ抜きのS126-170のラインは必須だが、あとはPTと技構成次第。
安心と信頼の最速も強いだろうし、同じくガブ抜きでSを止めるHSジャローダ等の面倒なやつを上から殴れるラインにしてもいい。

[火力] (Aメガ前-メガ後) 
・無補正
a無振り A155-165 
爪コメパンでようやくH4振りメガガル(H181-B120)が確2、ガブは爪冷凍Pで落ちる

a44振り A161-171 
威嚇が無ければ爪冷凍PでH4振りメガマンダを落とせる 

a140振り A173-183 
爪思念の頭突き→爪バレパンでH振りメガヘラ(H187-B135)を落とせる

a164振り A176-186 
地震でH振り盾ガルド(H167-B170)を確2にできるライン

・性格補正込
a196振り A198-209 
11n調整のライン 爪コメパンでB特化ピクシーが落ちる

a236振り A203-214 
爪アムハンでH4振りメガガル乱数1発 (81.3%)のラインがズレないのはココが最低ライン

a252振り A205-216 
A特化、爪思念の頭突きでH振りメガヘラが落ちる

Aのラインは技構成とも相談なのであくまで参考までに。
無補正無振りでも一応爪冷凍Pでガブが落ちるが、せっかくメガ前がクリアボディなのもあってHSベースにしてもA161-171ラインは欲しいか。
ASベースであれば耐久調整との相談になるが、大体必要な耐久を確保すると結局A173-183のラインあたりになる印象。
性格補正をかける場合、アムハンを採用するか否かで振り方が少し変わってくる。
メガメタグロスはどうあがいてもアムハンで181-120ガルーラを確1にはできないのだが、上記の通り8割の高乱1にすることはできる。
ぶっぱでも微調整でもこの乱数が動かないので、意地っ張りでアムハンを搭載するのであればこのA203-214ラインは欲しいところか。
地震を採用する場合は、弱点保険のリスクはあれどガルドに打つことになるハズなので、地震でせめて確2にはしておきたい。


[耐久] (H共通-Bメガ前-メガ後)
H
h無振り  H155
参考までに

h92振り  H167 
8n-1調整と6n調整を兼ねられるとても便利なライン、ASベースならHはココあたりだろう

h156振り  H175 
16n-1調整 必須ではないが、余る努力値を考えれば何かと便利なライン

h252振り  H187 
H振りだけでメガマンダのA特化スキン捨て身→A特化地震を耐える

B
H92B20振り H167-B153-173 
ガブリアスのA252振り地震+鮫肌ダメ確定耐え、ファイアローのA252振り珠フレドラ確定耐え
陽気ならば欲しいライン

H156B20振り H175-B153-173 
ガブリアスのA特化地震+鮫肌ダメ確定耐え、メガガルーラのA特化親子愛猫騙し+親子愛地震超高乱数耐え
意地っ張りであれば最低限この程度は欲しい
他を削ってもう少し数値を伸ばすのもアリ

H252B20振り H187-B153-173 
ファイアローのA252振り鉢巻フレドラ確定耐え
アローに種族値の違いを見せつけられる

D
H92振り H167-D110-130 
ニンフィアのC特化眼鏡スキンハイボ確3

H156D36振り H175-D115-135 
メガゲンガーのC252振りシャドボ超高乱数耐え(6.3%)
シャドボゲンガーがいるかはともかく、ガルドを考えても耐久ベースならここは最低ライン

耐久はHのライン等で相当変わってくる。
ASベースであればBのラインをH167-B153-173(結構有名なラインのようだ)にして、Dに端数を回す程度でも十分だと思われる。
耐性や元の数値の高さもあってほぼ確実に1耐えしつつ、S上昇を活かして「(メガしながら)下から攻撃→1発攻撃を耐える→メガ後のSラインで上から攻撃」といった流れが自然とできる。
意地っ張りでアムハンの指数を確保した場合、残りの努力値をほぼすべて耐久に回すとHのラインは大体H175あたりになる。
耐久ベースとしては十分な数値を確保できるので、他の必要指数を考えればこのあたりが落とし所だろうか。
とにかく耐久を増やしたいのであれば、Hぶっぱの状態から残りの数値の配分を考えるのもいいだろう。
この数値の高さは立派にクチートとの差別化にもなり得る。
ちなみにHをぶっぱ近くまで振ると、身代わりが無振りスイクンの熱湯を耐えるらしい。
どのラインにせよしっかりとした耐久が確保できるので、不一致弱点技や火力を甘えた持ち物無しの一致技弱点技程度ならよく耐えてくれる。

【配分から見る型の特徴と技構成について】
配分によって大きく変化するメタグロスの仕事であるが、それによって自然と技構成も変わってくる。
PTに必要なものを採用するのが一番だが、参考までに僕なりの確定技や推奨技を書き留めていこうと思う。

・ASベースの配分
m39.png<速い!硬い!強い!
型の都合上非常に怠慢性能が高い。
ギルガルドやクチートとは全くと言っていい程違うポケモンになるので、そこまで差別化に躍起にならなくていいので基本はこっち推奨。
攻撃を1発耐えて2発殴り返すことを前提とする、強みが非常にわかりやすい型である。
イメージとしてはガブリアスに近い動きになるだろう。
よって自然と相手ポケモンを最低でも確2にできる技が欲しい。

[確定技]:思念の頭突き 冷凍P
ギルガルドと違い格闘への遂行速度が速いのがポイントのコイツに思念を入れない理由も特にない。
命中不安技ではあるが、後出しが予想される炎・水・電気あたりにも等倍で刺さる上、Sの高い配分になるこの型の場合怯みワンチャンも狙えるので非常に強力。
冷凍Pについては今更語るまでもないが、まぁ4倍竜対策が一番だろう。
せっかくガブリアスを抜けるSになるのだから入れておきたいところだし、ボーマンダとの初手対面の場合(まぁ相手は引くだろうが)威嚇が入らないので確実に処理できる。

[選択技]:地震 身代わり バレパン アイヘ コメパン etc
選択技に関してはまぁ本当にそのPTによって変わってくるのだが、地震に関しては準確定技でもいいかもしれない。
超+氷の技範囲をほぼ確定とするなら鋼タイプへの打点はまず入れておきたいし、命中100なのも素晴らしい。
特性の補正が乗らないので火力はお察しだが、打てる範囲が非常に広く汎用性が高い技である。
S上昇の恩恵で上から地震を撃てばヒードランに止められることもなく、クチートとの差別化を考えても優秀と言える。
鋼技は選択としたものの、一致+特性補正を考えるとどのウェポンも素晴らしい火力をしている。
バレパンは火力が微妙に足りないASベース配分の穴をしっかり埋めてくれるし、アイヘは怯みを、コメパンは火力とA上昇を期待できる点で優秀。
ただし従来のグロスと違い上から殴れるので、先制技のバレパンは間違いなく便利ではあるが、同時に確定技というわけでもない。
身代わりをあえて選択技に入れている理由だが、鬼火持ちポケモンを非常に呼びやすく、かつ鬼火持ちポケモンの後出し時には上から身代わりを貼れる状態になっているからである。 
Sラインの上昇はやはり大きく、従来のメタグロスならば後出しで安定して止まった場面で身代わりを仕込んでおくことで、半端な補助技を封殺しながら攻撃できるのは強い。
妖精・飛行という2種類のスキンハイボにしっかり耐性がある点も見逃せない。

・HAベースの配分
m39.png<んんwwサイクル戦で負担をかけますぞww
従来のグロスに近いので今更解説する必要があるのが疑問だが一応。
型の都合上サイクル戦が強い。
何度か後出ししながら高火力サイクル戦で相手に負担をかけていく。
耐性ではギルガルド、火力ではクチートに分があるので、それらに負けない範囲と耐久を維持しつつ、Sラインで差別化を図る。
とにかく相手を1キルorバレパン圏内まで押し込んでいくのが一般的なスタイルになる。
そのため後続への負担を考え、なるべく火力を重視した構成にしたいところ。

[確定技]:思念の頭突き バレパン
元々いかにしてバレパン圏内に入れるか…というのが一つ大事になる配分なので、当然フィニッシュ用のバレパンは必須になる。
かたいツメ補正が入るので、従来のグロスよりも更に高範囲をバレパン圏内に入れることができるのはやはり強力。
また、こちらの型はASベース以上にギルガルドとの差別化・クチートとの差別化を意識する必要がある型である。
よって技構成も当然ながら意識して変える必要がある。
それらを考慮すれば、やはりギルガルドとの差別化という意味で大事になる格闘への打点として、思念の頭突きは確定でいいだろう。
意地っ張りとなると火力も中々馬鹿にできたものではなく、その辺の等倍ポケモンには相当なダメージが入る。
思念→バレパンで処理できる範囲も相当広い。

[選択技]:アムハン 冷凍P コメパン アイヘ 地震 空元気 高速移動 etc 
選択技に関して重要になってくるのはアムハンではないかと個人的には考えている。
地震の通らないナットレイに通る点も優れていはいるが、やはり一番の強みはメガガルーラへの遂行速度だろう。
ここ最近ではガルーラの型の多様化が進み、ゴツメ持ちや鬼火持ちだけでは止まらないガルーラも少なくない。
その中で数値の暴力というか、メガガルーラと正面きって打ち合えるようになるというのは、立派なメガガルーラ対策の一つとなりえる。
勿論コイツだけでは流石に荷が重すぎるのでケアは必須だろうが、アムハンがあれば高乱数でASガルーラを屠れると考えると、このポケモンも捨てたもんじゃない気はする。
自分より遅いポケモンを強行突破するHAガルーラも増えつつあるが、コイツはメガ進化しながらアムハンで致命傷を与えた後、一旦引くことでガルーラの上からバレパンが打てる。
これらのことから、いじっぱりHAベースにするのであればアムハンは準確定でもいいのでは…というのが僕の考えである。
冷凍Pに関してはPT次第になるが、ガブやマンダの半端な地震では死なないのでスペースに余裕があれば採用して損はないだろう。
鋼技に関してだが、この配分の場合は火力をとにかく重視したいのでコメパンも選択肢に入ってくる。
命中安定のアイヘは間違いなく強いのだが、追加効果を考えても鋼技でコメパンを採用するメリットは大きい。何故コメパンの火力を下げたのか…。
地震はまぁ当然入ってくる技で補完も抜群ではあるが、この配分の場合はアムハンを入れやすいため、必ずしも必須ではない。
クチートやギルガルド対面で打てるのは確かにデカいのだが、他に入れたい技が多すぎるし、対策としても色々と安定しないので後続に任せるほうが無難な気もする。
空元気はASに比べて鬼火を喰らいやすくなるので、なんとなく入れてみただけ。一応かたいツメ乗るけど、この型の場合はさっさと引いた方がいいだろう。
高速移動は決まればカッコイイね。

・HSベースの配分
m39.png<爪とぎシャカシャカシャキーン!!
この配分は使ったことも無いしあまり詳しくないのだが…考察だけはしたので一応。
グロスの貴重な火力UPの積み技である「爪とぎ」を採用することを前提とした配分。
ほぼHSぶっぱにして、攻撃をしっかり耐えつつ火力と命中というメガグロスに足りないものを補うという思考。
かなりオンリーワンなポケモンになれるので、他との差別化は特に気にする必要はない。
スペースが圧迫される関係上、汎用的に打ち合えるような技構成にするべきである。

[確定技]:爪とぎ
まあ型の都合上、爪とぎが確定なのは間違いない。
Aと命中率1↑という少し変わった技ではあるが、メインウェポンが軒並み命中不安なグロスにとってはありがたい。

[選択技]:思念の頭突き コメパン 地震 身代わり
メインウェポンをどうするかは、この型で起点にする相手によって変わるのは間違いない。
恐らく半端な耐久ポケモンを起点にするのが手っ取り早いので、そうなるとコイツの呼ぶ耐久=水のゴツメ持ちあたりになるだろうか。
そうなると一致技はやはりコメパンよりも思念の方を優先することになるだろう。
鋼・超どちらを採用するにせよ、サブウェポンは補完に優れゴツメも喰らわない地震でいいのではないだろうか。
この型の場合、普段だと火力不足に悩まされる地震を単純に強化できるのが、地味に強力な気がする。
鋼or超+地震+爪とぎの3枠となるとラス1で入ってくる技だが、一致技を無難にもう一つ入れるor身代わりとの選択だろう。
単純に零度スイクンの強行突破を回避できる他、1段階ずつしか上昇しないので鬼火が非常に怖い点から身代わりを入れたくなってしまう。
幸いSに振った型での身代わりが強力なのはASベースの時にも解説した通り、身代わりを残せれば爪とぎを積む回数も稼げるだろう。


【総括】
光る部分は持っているものの運用が難しいポケモンであるメガメタグロス。
今までの考察から、やはり他のポケモン以上に仮想敵選びをしっかりすることが活躍の鍵になるだろう。
なまじ数値が高いのである程度のことなら誤魔化しつつこなすことができるが、今作のこのポケモンにはライバルが多すぎるので、それだと何かの劣化になりかねない。
だが仮想敵を見定めて動かせば、他のポケモンには中々真似できない数値によって、堅実な戦いを見せてくれるだろう。
火力・耐性・耐久・素早さ・技範囲、全てハイスペックにまとまっているのはやはり600族のメガシンカならではといったところ。

中でも個人的に注目しているのは、いじっぱりHAベースでメガガルーラと打ち合える型である。
ゴツメポケモンが秘密の力で潰されたり、鬼火入れたと思ったら空元気持ちだったり…いい加減ガルーラにうんざりしているので、
メガガルーラとしっかり打ち合えるポケモンというのは、それだけで採用する価値があるように思う。



今回はここまで。
まぁはっきり言って別に特別なことを書いたわけではなく、当たり前のことをただ書き連ねた気もするが。
ただ自分の中での考察のまとめとして、一応こういった形で文章にしておきたかったので、ついでに記事にしてみた。

この記事をきっかけにメガメタグロスについて少しでも興味を持ってくれた人がいれば、それだけでもこの記事を書いた甲斐があったように思う。






P.S. 
まぁオマケなんだけど。
いつもどおり長い記事になってしまったが、要するにどういうこと?
っていうのを超カンタンにまとめたので、読みたくない人はコレだけ理解してくれればOKだぜ!


・メガメタグロスとは、持ち物持てなくなった代わりに性格に選択肢の増えたメタグロス。

・陽気メガメタグロスは打ち合い性能が非常に高い。とにかくほとんどの攻撃を1発は耐えてくれる高速AT。
運用する上でもギルガルドと全く違ったポケモンになるので、差別化が容易なのもあり基本的にはこっち推奨。

・従来の意地っ張りにする場合は、サイクル戦に参加できる代わりにギルガルド・クチートの壁が厚い。
耐性ではギルガルドに、遂行速度or火力においてはクチートに遅れをとるため、その辺とどう向き合っていくかが大切。
差別化を意識しつつ配分を考える場合にポイントになるのは、
「ギルガルドに無い格闘への遂行速度」と「クチートに足りない耐久数値」と「2匹にはできないSライン」の3つ。

これからぼちぼち卒論をまとめたりする大学生、国語の文章問題に頭を悩ませる受験生が増えるシーズン。
めんどくさい文章に少しでも慣れてくれればと思い、今回は意図的にちょっとレポートっぽい文章を書いてみた。
一応法学の勉強をしてたので、面倒な文献は僕も仕方なく多少読んだのだが…文章長かったり、難しい言い方してても、肝心の内容は大体こんな感じで箇条書きにしてしまえる程度でしかないのだ!
(流石に一学生が趣味で書いてるブログなんかと並べるのは、立派な文章書いてる偉い人に申し訳ないのだが…。)
長いだけのクソダルい文章を見て頭がオーバーヒートすることは少なくないと思うけど、「結局あんなモンだろ」くらいの気持ちで挑んだ方が案外いい結果が出ることもある。
お偉い先生方の威張りまくった文章に混乱してきた時は、ちょっとラムの実をかじる気分で書いてあることを整理してみるのもアリかも。
僕自身文章読むのが凄く苦手だったので、一応エールということで。

まだ職が決まってないことに冷や汗をかきながらも、今年はとりあえず無事大学は卒業できる見込みなので…。
学生生活を人より長く経験「してしまった」者として、少しでも後輩達の手伝いができればと思って少し変わったアプローチを。
こんなヘンテコな形で申し訳ないけど、皆さんが僕のような大惨事を引き起こさず、スムーズに人生の階段を登っていけることを祈ってます!









そんじゃまた
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