2015-12-21

皆、学費のために風俗で働く天使物語が好きだ

アホ大学学生になり、一人暮らしをはじめて、初めて体調が極端に優れない時が来てしまった。

胃の調子がすごく良くない。不快感嘔吐感が定期的に襲ってくる。

経営学部文学部倫理系への転部を目指しているのに、体調不良で授業を休んでしまうかもしれない。必須外国語単位にひびく可能性があり、不安だ。

容姿が醜い自分は、いつだって大抵は誰にも優しくされなていないが、体が悪い時というのはとりわけ辛いものだということを、容姿が今より気持ち悪かった持病が最悪な状態であった時の高校生の時を思い出した。

最近朝日新聞の子供の貧困特集が「はてなブックマーク」では流行っている。意地悪なことを言うと子供貧困特集というのは、物語的にウケが良いのかもしれない。

人気があるコンテンツから物語シリーズにしている。このシリーズの中のソーシャルメディアの反応数の差が残酷だ。

特に人気なのは風俗で働く短大生のお話だ。ブックマーク数は445で、非常に同情的なコメントで満ちている。Facebookシェア数は10356である

10月15日掲載された記事なのに、12月21日にもアクセスランキングに入っている。

しかし、その前日の10月14日掲載された、母子家庭生活苦母親制度を知らなかったがために治療を受けることが出来ず、乳歯が10本だけになってしまった難病を抱えた9歳の男の子の話はブックマーク数が73で、シェア数は2708である

正直なところ、9歳の男の子の痛みを感じようとしたり、その家庭の将来に不安になったりするコメント殆ど無い。

ひどいものは、ある対象物攻撃したいというのが動機コメントすらある。

そんなコメントをした人間はある対象物も苦しんでいるという可能性だってあることは無視しているし、どうでもいいのだろう。正直、歯がない9歳の男の子もどうだっていいと思っていそうだ。

また、非行を重ねる母子家庭の19歳の男の記事は、風俗で働く短大生の数日前の10月12日掲載されている筈なのに、ブックマーク数は29で、シェア数は1515である。同情的なコメントは全くない。

風俗で働く女の子への同情というのは、なんだかんだ多いのだ。おそらく、若い性交価値がある女性というのは羽がもげた天使みたいに見えるのだろう。

グロテスクで美しい」から皆、その物語に感化され、救わなきゃなどと思うのだ。

このようなことを言うと、酷いやつだとか言われるかもしれない。

もちろん、望まぬ形で学費を稼がなければいけないというのは、非常に良くない。ただ、同情に差をつけられている様を見ているのは自分は嫌気がさす。

どんな立派なことを言っている人も、どうせ綺麗なものしか関心を寄せない、同情をしないと思うと嫌になる。

自分容姿が醜いし、なんだかんだ治らない持病がある。ただ、父親が裕福になれたのでなんとか生きている。

皆、人間は美しい存在必要な美しい物語を欲しているのかもしれない。

大抵の人間にとって、美しい存在というのは容姿のいい人間だ。特に感覚的に子供でも大人でも女性のほうが同情されるような気がソーシャルメディアをみると感じる。

まり容姿がいい女性が一番の同情される可能性が高いかもしれない。

今、体調が良くない自分を世話してくれるものなどいない。

それは、自分は美しい存在でないからである

自分も美しい物語がほしい。だから容姿のいいものを欲する。

本当は皆の美しい物語の中の美しい存在として生まれたかった。

それは生得的なものであり、一生手にはいらないということに、自分は激しく無力感を感じる。

自分もいつか美しくない弱者になるかもしれない。

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