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中国・深圳の工業団地で土砂崩れ 不明59人に

2015/12/20 23:10 (2015/12/21 1:20更新)
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深圳市の現場(20日、中国広東省)=AP

深圳市の現場(20日、中国広東省)=AP

 【広州=中村裕】中国南部の広東省深圳市の工業団地で20日、大規模な土砂崩れが起きた。多数の建物が倒壊し、59人が行方不明になった。国営通信の新華社が伝えた。土砂崩れの規模は10万平方メートル以上。東京ドーム2個分を上回る広さだ。習近平国家主席は、全力で救出活動にあたるよう関係当局に指示した。広東省広州市の日本総領事館によると、日本人や日本企業が巻き込まれたという情報は入っていない。

 土砂崩れの原因は特定されていない。複数の地元メディアは、現場近くで産業廃棄物の処理業者などが大量の汚泥や残土などを不法投棄していたと伝えた。これが何らかのきっかけで崩壊した可能性があるという。事実ならば自然災害でなく人災だと指摘されそうだ。

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