第154回芥川賞・直木賞の候補作品が決定！

　第154回芥川龍之介賞、直木三十五賞（日本文学振興会主催）の候補作品が決定した。

第154回芥川龍之介賞候補作品

　芥川賞は石田千「家へ」（群像7月号）、上田岳弘「異郷の友人」（新潮12月号）、加藤秀行「シェア」（文學界10月号）、滝口悠生「死んでいない者」（文學界12月号）、松波太郎「ホモサピエンスの瞬間」（文學界10月号）、本谷有希子「異類婚姻譚（いるいこんいんたん）」（群像11月号）の6作品。

第154回直木三十五賞候補作品

　直木賞は青山文平「つまをめとらば」（文藝春秋）、梶よう子「ヨイ豊（とよ）」（講談社）、深緑野分「戦場のコックたち」（東京創元社）、宮下奈都「羊と鋼（はがね）の森」（文藝春秋）、柚月裕子「孤狼（ころう）の血」（KADOKAWA）の5作品。

　選考会は平成28年1月19日（火）午後5時より、築地「新喜楽」で行なわれる。

　受賞した作品は芥川賞が「文藝春秋」3月号（2月10日発売）に受賞作全文と選評を、直木賞は「オール讀物」3月号（2月22日発売）に受賞作の一部と選評を掲載する。

選考委員（五十音順）

【芥川賞】小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・髙樹のぶ子・堀江敏幸・宮本輝・村上龍・山田詠美

【直木賞】浅田次郎・伊集院静・北方謙三・桐野夏生・髙村薫・林真理子・東野圭吾・宮城谷昌光・宮部みゆき