竹田恒泰氏 「そこまで言って委員会NP」で憲法学者を批判する発言にピー音

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20日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)で、明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏が憲法学者を批判し、その発言にピー音が入る事態が発生した。

番組では、天皇について意見が交わされた。日本国憲法において、天皇は君主なのか、元首なのかについて、法学者の所功氏によると、日本国憲法の形成に関わった憲法学者の著書をもってしても、はっきりしないのだという。所氏は、そうした著書に苦言を呈した。

竹田氏は、所氏に賛同し、「『天皇は国家元首じゃない』っていう人はいるんですけども、『じゃあ、誰が国家元首なんだ?』って聞くと(憲法学者の)誰も答えられないんですよ!」と憲法学者を批判し始める。

さらに、竹田氏の熱弁はとどまることを知らず、「だいたいですね、憲法学者の9割以上が××ですから!」(××はピー音)と主張したのだ。これには、スタジオに爆笑が起きたが、渡辺真理アナウンサーがすぐ止めに入っていた。

そこで、「師匠はどうすか?」と、竹田氏にとって恩師である憲法学者の小林節氏に尋ねる声が飛んだ。すると、竹田氏は急にトーンダウンし、苦笑気味に「聞かないでください…」とだけ答えていた。

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