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ネットの偽レビュー、サイト利用者の信用を損ねる原因に(前)
2015/12/21
商品のレビューがすべて5つ星で、不満の声が1つもなかったとしたら、そのコンテンツは本当に信用できるのだろうか。
商品に5つ星のレビューが付いているのは、確かに素晴らしいことのように思える。電子レンジにせよ、アジャスター付き野球帽にせよ、100%有機栽培のメープルシロップにせよ、5つ星がいくつも付いていたら、買おうという気になるかもしれない。
だが、レビューがすべて5つ星で、不満の声が1つもなかったとしたらどうだろうか。そのコンテンツは本当に信用できるのだろうか。
米Amazon.comは2015年10月、偽レビューの投稿を請け負っていた1000人以上を提訴した。Amazonは同年4月にも同様の提訴を行っている。
ユーザー生成コンテンツ(レビューを含むコンテンツ)は、内容に気をつけた方が賢明なのは確かだが、その有益性は無視できないかもしれない。信頼できるユーザー生成コンテンツの活用について企業を支援している米Bazaarvoiceの調査によると、71%の人は、購入の前に利用者のレビューを読む。また、同じ調査によると、米国の消費者の10人に7人は、Web上のレビューの信ぴょう性に疑問を抱いたことがある。
「どこかのサイトを開いた時に、5つ星ばかりが並んでいて、まるでマーケティング部門が書いたような文章だったとしたら、常識から考えて、何かおかしいと感じるはずだ」と、Bazaarvoiceでコンテンツの完全性と洞察に関する分野を担当するバイスプレジデントのJennifer Griffin氏は言う。