トップページ国際ニュース一覧イラクのIS支配都市で奪還作戦が重要局面か
ニュース詳細

イラクのIS支配都市で奪還作戦が重要局面か
12月21日 4時25分

イラクのIS支配都市で奪還作戦が重要局面か
k10010347801_201512210440_201512210454.mp4
過激派組織IS=イスラミックステートが支配してきたイラク西部の拠点都市、ラマディの奪還作戦を続けるイラク政府軍は、住民に対して72時間以内に避難するよう呼びかけていて、奪還作戦が近く重要な局面を迎えるのではないかという見方が出ています。
イラク西部、アンバール県の拠点都市ラマディは、ことし5月以降、過激派組織ISの支配下に置かれたあと、イラク政府軍が奪還に向けて大規模な軍事作戦を行い、これまでに中心部を除く広い地域を奪還しました。
こうしたなか、イラク政府軍は20日、ラマディ上空からビラをまいて住民に対して、72時間以内に避難するよう呼びかけたと発表し、奪還作戦が近く重要な局面を迎えるのではないかという見方が出ています。
ラマディは、シリア国境から首都バグダッドに至る幹線道路が通る戦略上の要衝で、イラク政府軍が奪還できれば、ISにとっては大きな打撃となります。しかし、ISは中心部で住民を人間の盾にして立てこもっているとの情報もあり、政府軍が完全に奪還できるかどうかが大きな焦点になっています。

関連ニュース

k10010347801000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ