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2015年もいろいろなことがあった。戦争やテロから逃げる大量移民が問題となった移民危機や、米国最高裁判所による同性愛結婚の認定、世界に拡散した不平等に対するデモ、冥王星の鮮明な姿。24枚の報道写真で今年を振り返ってみることにしよう。
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1. 難民キャンプ場まで歩く移民たちの大移動(2015年10月23日)
警官に誘導されリゴンツェの村からブレジツェの難民キャンプ場まで歩く移民たち。何千人という移民がクロアチアからスロベニアの国境を越えるためリゴンツェの村に押し寄せた。これは第二次世界大戦終了後、ヨーロッパにおける最も大きな移民の移動となった。国連によると、暴力、飢餓、アフリカや中東の恐怖から逃げるため、今年だけで75万人以上の移民が地中海からヨーロッパに押し寄せているという。
2. 溺死した難民の子ども(2015年9月2日)
トルコのリゾート地、ボルドムで3歳時の男の子アイラン・クルディ君の遺体を運ぶ民兵。クルディ君一家はシリアを逃亡、小さなゴムボートでギリシャのKos島へ行く途中にボートが転覆し、アイラン君、兄のガリブ君、母親のレハナさんが溺死し、トルコのビーチにたどりついた。
この3歳児の溺死遺体の写真はソーシャルメディアにより、あっという間に世界に広がり難民問題への危機を投げかけた。難民危機の責任者とは誰なのか?このような子供の遺体の写真を公開する必要はあったのか?今後、このような事態を防ぐには何ができるか?などメディアでは様々な議論が交わされた。 国際移住機関の報告によると、2015年だけで、地中海を越えようと3,400人以上の移民が死亡したり行方不明になっているという。
3. 煙と灰に包まれたカルブコ火山(2015年4月22日)
チリ南部のプエルとモントから見える煙と灰に包まれたカルブコ火山。チリ南部のカルブコ火山で1972年以来で42年ぶりの噴火が起きた。周囲数キロメートルにわたり、上空は厚い灰と煙で覆われた。
4. G7サミット(2015年6月8日)
ドイツ、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン近郊のホテルにて、G7サミットでこの地を訪れていたアメリカのバラック・オバマ大統領と話すドイツのアンジェラ・メルケル首相
5. FIFAの会長に紙幣を投げつけたイギリス人(2015年7月20日)
イギリスのコメディアン、リー・ネルソンが、スイス、チューリッヒにあるFIFA本部で行われた重役会議の後でニュース会見に現れたFIFAのゼップ・プラッター会長に紙幣を投げつけた。
ゼップ・プラッター会長は1998年から2015年までFIFAの会長として17年間務めたが、資金工作をはじめとする組織的不正や詐欺が横行し、本人も2015年FIFA汚職事件における不正支出に関して捜査を受けた。来年の2月26日には、新たな会長を選出するため、チューリッヒで特別会議が開かれる。
6. アメリカで同性婚が合憲となる(2015年9月1日)
ローワン郡事務官キム・デービス氏(右)が、デイビッド・モアーさんの同性婚の婚姻証明書の発行を拒否している様子を収めた写真。今年の6月に連邦最高裁は全米レベルで同性婚を憲法上の権利として認めた。しかし、デービス氏は「信仰に反する」、「神が許さない」として拒み続けたため、男性カップルに訴えられ、連邦巡回裁判所が9月3日に収監を決定、彼女は拘置された。5日後には、釈放されたが、裁判所からは婚姻証明書の発行業務を妨害しないよう命令が出されている。
7. 同性婚合憲に喜ぶカップル(2015年6月26日)
連邦最高裁が同性婚を憲法上の権利として認めた日、ワシントンD.C.にある連邦最高裁の前でキスを交わす女性カップルたち。レア・キャレイさん(左)と妻のマーガレット・コンウェイさん。
8. ユタ州で深刻な干ばつ(2015年3月28日)
アメリカ、ユタ州、パウエル湖に出現した「バスタブの輪」。アメリカ西部の各地で深刻な干ばつが起こり、コロラド川流域の2大貯水池であるパウエル湖とミード湖に流れ込む推量は平均を下回った。当時のパウエル湖の貯水量は45%まで下がった。
9. 空爆で負傷したシリアの少女(2015年8月22日)
シリアの首都ダマスカスの東部で、反乱軍により占拠された仮設の病院でたたずむ、怪我をしたシリアの女の子。
ドゥマは反体制派の拠点である東グータ地区に位置し、反体制派はここからダマスカスに向けてロケット弾を繰り返し発射しており、この地域は何度もシリア政府軍の空爆や砲撃の標的になっている。少なくとも20人の市民が死亡、200人が怪我を負ったりドゥマから出られない状態でいた。反乱軍の攻撃から6日後におこった空爆では100人以上の死者をだし、長引くシリアの戦争と非人道的な政府軍の攻撃に国際的な非難が集中した。
10. 冥王星に最接近(2015年7月14日)
航空宇宙局(NASA)は、無人探査機「ニューホライズンズ」で撮影した冥王星の写真を公開した。冥王星の表面を覆う「もや」が青色に輝いている。
この写真はニューホライズンズが冥王星に最も接近した15分後に撮影されたものだ。成分の微粒子が、太陽光に含まれる青色の光を散乱させて起きる。冥王星の大気は非常に薄く、通常は黒い空が広がっているが、地球での朝焼けや夕焼けにあたる時に「青空」が見えるという。非公式ながら「スプートニク平原」と名付けられた平地の西側には、画像手前に広がる、同じく非公式名称の「ノルゲイ山地」や、地平線上に広がる「ヒラリー山地」など、標高3500メートルの山を含む急峻(きゅうしゅん)な山地が形成されている。
11. 54年経て降ろされる戦旗(2015年7月10日)
州都コロンビアにある国会議事堂の南部連合の戦旗が降ろされた。国会議事堂に54年間掲げられてきたこの戦旗は何十年間も米国各地で議論をかもしだしてきた。
今回、サウスカロライナのエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会で起きた、銃乱射事件で黒人9人が死亡したのをうけ、この戦旗は降ろされた。銃乱射事件を起こしたとされる白人のディラン・ルーフ容疑者は人種間戦争を起こそうとしていたと言われている。
12. ヌーディストが闊歩するニューヨーク(2015年8月15日)
上半身にボディペイントを施し、下半身は下着一枚でタイムズスクエアでポーズを取る女性の横を通る女性。ニューヨーク市長も含めたニューヨーク職員たちは、この行為を取り締まる手段を思案中だという。
13. ネパール、カトマンズで起きた大地震(2015年4月25日)
ネパール、カトマンズにある大地震により崩壊した世界文化遺産「ダラハラ塔」から被害者を運び出す救急隊員たち。ネパールでは、4月と5月に起きた大地震により、死者数は9,000人にも達した。マグニチュード7.8の強い地震が発生し、首都カトマンズなどでビルや家屋が倒壊し、ヒマラヤ山脈の世界最高峰エベレストでも雪崩が発生して死者がでた。
14. アフリカ、ブルンジの反政府デモ(2015年5月5日)
葉のマスクで顔を覆った抗議者。ブルンジ共和国、ブジュンブラ近郊のチビトケでは、現職ヌクルジンザ大統領の3選出馬をめぐり和平合意違反との批判が高まり混乱が続いていた。
同大統領は3選を果たしたが、選挙前には抗議が続発。同大統領に反対するデモ隊が警官隊と衝突し、数十人が死亡した。政府は講義活動を止めることを条件に活動家たちを解放すると発表した。
15. 移民男性に足をかけ転ばせたTVカメラマン(2015年9月8日)
ハンガリー、ロスケで、難民キャンプの集合所から逃げ出そうとした移民の男性に足をかけ転ばせたTVカメラマンの女性。男性は子供の上に倒れこんだ。カメラマンのペトラ・ラースローは、他にも移民の子供の足を蹴ってたりしており、その姿がソーシャルメディアで世界的に流れると、彼女に避難が集中し解雇処分となった。彼女は、フェイスブックに人生を台無しにされたと述べており、フェイスブックを告訴する予定だという。
16. 米兵のドイツ降下(2015年2月14日)
初の大隊(第10アメリカ陸軍特殊部隊)に配備されたアメリカ兵がC-130ハーキュリーズ(ロッキード社が製造している輸送機)からドイツの降下地域に降下する際に仲間に敬礼をする姿。
17. 警察に抗議するアフリカ系アメリカ人(2015年4月27日)
アフリカ系アメリカ人男性フレディー・グレイさん(25)が警察に逮捕された際に脊髄を損傷。それが原因で拘留中に死亡した問題で、4月27日、メリーランド州ボルティモアで抗議する住民の一部が暴徒化し、警察隊と衝突した。
亡くなったグレイさんはボルチモア西部で4月12日に不法に刃物を所持していた容疑で逮捕されたが、その際に脊髄を損傷し、拘留中に死亡したと弁護士は伝えている。
18. 暴動後の道路を掃除する地元住民(2015年4月28日)
州兵が見張る中で地元住民たちが暴動後の道路を掃除。暴動はアフリカ系アメリカ人男性フレディー・グレイさん(25)の葬式後に起こった。
19. フランスの表現の自由を訴えるデモ(2015年1月11日)
フランス、パリでおこった表現の自由を訴えるデモの中で、巨大な鉛筆をかかげる男性の姿。このデモには何十万もの人が集まり、アラブやイスラム諸国代表者たちも参加した。
事の発端は、左派寄りの週刊新聞「シャルリー・エブド」がイスラム系を揶揄する風刺画を掲載した為。このことが発端となり、本社での銃撃事件や、パリの南方モンルージュ市で20代女性警官1名が殺害される事件、パリ東端部のユダヤ食品スーパーが襲撃され4名の人質が殺されるといった事件が相次いだ。
これらの一連の事件をうけ、「表現の自由を封じることはできない」と抗議デモが発生。犯人らは、前々日に発生したシャルリー・エブド襲撃事件の容疑者らとの連携を表明しており、イスラム過激派による一連のテロ事件と見られている。
20. フランス、パリ同時多発テロ事件(2015年11月13日)
襲撃地となった劇場前に置かれている遺体。7人が爆弾と自動武器、自殺ベストを着てパリの数箇所でテロを行い、130人が死亡した。その後、ISISが犯行声明を出す。フランスでは、第二次世界大戦以来の惨事となった。
21. パリ同時多発テロの犠牲者の追悼式(2015年11月15日)
11月13日におこったパリ同時多発テロの犠牲者を追悼するために「ル・プチ・カンボジ」と「カリヨンホテル」に集まった集会で、発砲があったとの誤報が飛び交い、パニック状態に陥った人々が逃げ惑うなど一時騒然とした。これを受けてパリ市内と周囲には数千のフランス兵が配置され、観光客が集まる場所は一時的に閉鎖となった。
22. 香港の海を照らす夜光虫(2015年1月22日)
香港の海岸沿いで観察された夜光虫の写真。キラキラと光る青粉は、湖や池の水面付近に発生する藻類。一見きらびやかで華やかなこの夜光虫だが、これらは農業汚染によって引き起こされたもので、近海の魚や海洋生物に害をもたらす可能性もあると米ジョージア大学のサマンサ・ジョイ海洋学者は危惧を示している。
また、ルイジアナ州立大学のR.ユージン教授によると、この生物は他の同様種のような神経毒を生成するわけではないが、獲物と捕食者の両方として存在するため、最終的には食物連鎖の中で毒素が拡散されていくと述べいてる。
23. スペイン、サン・フェルミン祭(2015年7月6日)
スペイン、バルセロナで開催された、サン・フェルミン祭の開始を喜ぶ人たち。この祭りはスペイン・ナバーラ州の州都パンプローナで7月に開催されるスペイン3大祭りの一つ。
24. 黒人少年に16発浴びせた白人警官を訴追(2015年11月25日)
道路を歩いていたアフリカ系アメリカ人のラクアン・マクドナルドさん(当時17)に元白人警官のジェイソン・バンダイク容疑者が16発の実弾を浴びせて殺害した事件で、バンダイク容疑者は第1級殺人罪で訴追された。イリノイ州シカゴでは事件に抗議する黒人住民らの抗議デモが発生、その途中でパトカーに乗ったシカゴ警官をにらみつけているラモン・レッコード(右)。
via:.theatlantic・translated melondeau / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
画像的に美しくて好きなのは
3. 煙と灰に包まれたカルブコ火山 と
16. 米兵のドイツ降下 かな
2. 匿名処理班
米兵のドイツ降下ってそんなに有名な出来事なのか。このこと自体知らなかった
そもそもなんで敵地でもないのに降下?訓練でもしてたの?
3. 匿名処理班
色々しんどい事が多かったというかしんどい事ばかり思い出される
年初から、ISISによる日本人への処刑だとか日を追うごとに暴動化するテロ組織…
今年は日本に明るいニュースあったかなぁ…ため息やら歯をくいしばることばかりだったんじゃないかなぁ…
4. 匿名処理班
こうしてみるとイスラム関連の問題が多いな 今も昔も宗教は争いしか生まんね
5. 匿名処理班
そんなことは聞いてない
6. 匿名処理班
私事だけど俺も今年は厳しい事ばかりだったよ
7. 匿名処理班
おばあちゃんの迫真の表情がヌーディストに対する世間の感情を如実に物語っている
裸で往来を闊歩するぐらいならまだかわいいけど、こういう自由の意味を履き違えた輩がエスカレートして、取り返しのつかない事態に発展することもあるから怖い。
8.
9. 匿名処理班
※4
いや宗教は道徳を生むけど・・・
10.
11. 匿名処理班
日本の日常は(少なくとも表面上は)平和だけど、こんな当たり前な日常すら送れる国、地域は本当に稀なんだよな
暗いニュースばかりとは良く聞くけど、それ以外の日常は他の国の人達からは眩しいくらいに明るい光景なんじゃないだろうか、俺達が感じてないだけで
12. 匿名処理班
何で中国の爆発事件が入っていないのか?とも思ったけど、あの国の事は欧米では極力触れない様にしているのかも知れない。(それを言い出したら、南シナ海の問題も出さなきゃいけなくなるだろうし…複雑だな)欧米の視点は日本とはまた違っている…というのも有るかも?ヨーロッパ諸国の現在の最大の関心事は、中東での戦争と難民問題って事なんだろうな。
13.
14. 匿名処理班
4番の写真、オバマ大統領の座り方見るとアメリカは世界の中心なんだから良いだろ?って感じだな...
15.
16. 匿名処理班
※9
本来は道徳を生むのが宗教なのにね
宗教が多くの争いを生む一面を持ってるのは歴史が証明してる
17.
18. 匿名処理班
※14
考えてみると画像4の時点ではVWのエンジン不正問題は、まだ公表されていなかったんだよね。もしあの騒ぎの後の写真だったとしたら、オバマ側が更に突っ込んだ感じになっていたかも?…とか考えると、個人的には不思議な感覚になる画像だ。(現在のメルケルさんはVW問題と移民問題で大変だよな)
19. 匿名処理班
スペイン写のセンター美女の存在感。
今年も残り僅かだけれどまだデカイのが来そう…。
20. 匿名処理班
宗教を信じるのは自由だけど、他の宗教や他者に対して無理解で無寛容になるのはイカンよね
というか最近目立つのは、わざと宗教、民族間対立を煽って自分の立場を利そうとするトップたちが多すぎる事、つまり自分大好き過ぎる奴が上に立ちすぎてる気がする
(実際はそいつらを支援する大国の思惑があるんだろうけど‥)
21. 匿名処理班
もっと明るい報道写真を期待する2016年
good-bye、暗い2015年
22. 匿名処理班
色々なことが起こったなあ
日本も含め天災も多かったね
来年は災害も減ると良いね
23. 匿名処理班
※9
最近の世界の有様見る限り道徳の為っつーのは支配者側の建前の側面がでかいよ
神の為に戦えって言い出したら、もう道徳も方便でしかない
24. 匿名処理班
やたら無心論者が多いなここは
宗教は戦争しか生まないって極論信じてる奴なんているのか?
そんなのは宗教の一面でしかないだろ
25. 匿名処理班
テロとか、後ろ向きニュースが多いのがな・・・
まあそういうのでなきゃ大ニュースにならないんだけどね
26. 匿名処理班
アメリカの黒人問題は難しいよね
警察の対応が過剰な感じはするけど、実際黒人の犯罪率が異常に高い統計もあるし
27. 匿名処理班
道徳といえば、日本ではハロウィンの翌日に子供達がゴミ拾いをしていることが少し話題になったことがあったね
子供達が何を思っていたかは分からないけど、大人の道徳が問われる出来事だと思った
28. 匿名処理班
※9 ※23
テロを起こし続けてるイスラム過激派や、イスラムの教えに従うという建前で理不尽な法律を作ったりする国(ISISではない)や人々がいる一方で、
本来の教えを守り道徳的な行いをする人々も大勢いるわけで
扱う人間の問題も大きいのでは。
29. 匿名処理班
※9
宗教を教えられると不寛容になるって研究があったよ。
まだ一神教のデータしかないようだけど。
30. 匿名処理班
※16 ※23
それは同じことの裏表だよ
道徳を作るのは宗教(これは信仰心の薄い日本人でも同じことで、道徳観はなんらかの宗教的観念に基づく、例外はない)
異なる宗教が出会ってしまうとそれはすなわち異なる道徳の出会いになるわけで、そこで争いが生まれないはずがない
現実に間違いなく宗教は道徳を生んでる
「神のために戦え」ってのも間違いなく一つの道徳で、支配者の方便という言葉だけで片付けられるものじゃない
もっというと支配者の方便としての「道徳」を受け入れられるには、被支配者がその「道徳」を受け入れるだけの道徳をすでに共有している必要があるからね
31. 匿名処理班
宗教なんて所詮人間が作ったものだよ、神が存在したとしていても人間が扱う程軽々しいものでは無いんだろうね
32. 匿名処理班
米9
アレだね。たとえは悪いけど電気マッサージ機みたいなもんだよ。
本来の在り方は別にあるんだけど正しくない在り方の方が有用だし圧倒的に有名っていう。