韓国外務省は「日韓関係を考えて…」と文書に書いたというが、本音は別だろう。韓国がおびえているのは米国だ。実は、米国は韓国に対して本気で怒っている。
朴氏は、同盟国である米国に難色を示されながらも、9月に北京で行われた中国の「抗日戦争勝利70年」の軍事パレードを参観した。リッパート駐韓米国大使の襲撃事件もあった。ワシントンで根拠のない「反日」ロビーを続けている。加藤前支局長を8カ月以上も出国禁止措置にした。
安倍晋三首相が4月に訪米した際、オバマ大統領は晩餐(ばんさん)会を開き、一緒にリンカーン記念館に行き、上下両院合同会議で演説させるなど大歓迎した。中国の習近平国家主席が9月に訪米したときは、国賓待遇だったが冷遇した。朴氏が10月に訪米した際は、習氏より冷遇した。
米国内では「韓国は同盟国として信頼できるのか」「米国は朝鮮戦争で韓国を救ったのに恩知らずだ」という意見が出ている。将来、在韓米軍が撤退することもあり得る。そうなれば、韓国は終わりだ。韓国はもっと危機感を持つべきだ。
最後に、日本の一部メディアに「韓国も譲歩したのだから、日本も慰安婦問題で…」といった論調があるようだが、とんでもない。日本人は韓国に感謝する必要は一切ない。そんな主張をするメディアを信用してはダメだ。日本が慰安婦問題で譲歩するようなら、私は日本から引っ越す。