クレジットカードなしで格安SIMを使う方法
音声通話の基本料金込みの月額費用が1000円台の格安プランやスマートフォンが登場し、興味を持たれる方は多いです。
このページでは、
- クレジットカードなしで、音声通話とインターネットを契約したい
- スマートフォンの月額費用を安くしたい
さらに
- 今使っているスマートフォンで格安SIMを使えるのか知りたい
- 回線を切り替えた後、メールや電話をちゃんと使えるのか気になる
- 電話をかける相手はスマートフォンでLINEやSkypeを使っている
というあなたに最適な格安SIMとおすすめする理由、対応しているスマートフォンの確認方法をご紹介いたします。
ここでとても大切な確認事項があります。
格安SIMは、docomoやau等の通信事業者から「回線を間借り」する事で低価格を実現しています。一般的に、格安SIMと貸主のSIMの通信速度を比較すると、貸主のSIMの方がより高速な回線速度になります。自宅などのインターネット回線(Wi-Fi)を使わず、スマートフォンの回線(LTE/4G等)で高画質な動画をよく観る方は貸主(docomo等)のSIMを使われる方が良いです。
また、以下の条件に該当する方は格安SIMを使うメリットがありません。
- docomo.ne.jpやezweb.ne.jp等、「携帯会社のメール」が必要
- 「携帯会社のメール」の代わりとして、GmailやYahoo等の無料メールを使いたくない
- 毎月、一般電話へ68分以上電話する
携帯会社のメールを持てない事と、通話の定額プランが用意されていない点は格安SIMのデメリットです。
一般電話へ68分以上電話する場合は、携帯会社の通話定額プランがおすすめです。通話料を抑える方法はありますが、使い勝手が悪くなってしまうため現状維持がベストだと思います。格安SIMの通話定額プランが早く登場するといいですね。
私は、デジタルカメラ1つ購入するだけでも「複数の機種を比較・検討」し、自分が良く撮影するシチュエーションに適したものを選ぶような性格です。
格安SIMについても色々な角度で比較・検討しており、格安SIMのプランを見極める目利き力はそれなりにあると思います。
格安SIMに対応しているスマートフォンとは
スマートフォンをお持ちでないか、お手持ちのスマートフォンが
- docomoのスマートフォン
- docomoの電波網に対応したSIMロックフリー(SIMフリー)スマートフォン
のいずれにも該当しない場合は、格安SIMとスマートフォンのセット購入がおすすめです。
SIMとスマートフォンのセット購入であれば、販売者によってSIMとスマートフォンの通信テスト(動作確認)が行われているため安心です。
私の知る限り、格安SIMと格安スマホ本体のセット購入には、VISA/JCBデビットカード(加入審査が無いVISA/JCBカード)での一括払いかクレジットカードが必要となります。
VISA/JCBデビットカードは、クレジットカードとして使用しますが、銀行口座から直接引き落とされる為 与信枠がありません。所有しやすいというメリットは魅力的ですが、分割支払いには対応していない点がクレジットカードとの大きな差となっています。
また、デビットカードは、その性質上格安SIMの申し込みに使用できるものが限られていますので、おすすめのカードをランキング形式でご紹介いたします。
格安SIMの申し込みに使用できるデビットーカードについて
格安SIMの申し込みに使用できるデビットカードとは、月次決済が出来るカードです。このページでは、月次決済ができるカードの中で、格安SIMと相性の良いものを厳選してご紹介いたします。
楽天銀行デビットカード(JCB)
楽天銀行公式ページ:
楽天銀行デビットカード(JCB)は、楽天銀行株式会社が発行するデビットカードです。
VISA版の楽天銀行デビットカードは毎年1,000円の会費が発生しますが、JCB版は年会費無料で審査もありません。
本カードはJCBのクレジットカードとして使えますし、オークション等の取引にも便利でポイント換金にも対応しています。ショッピング保険が付帯しない点が残念ですが、カード使用時のメール通知サービスおよび盗難補償は付帯しています。
楽天銀行公式ページ:
クレジットカードを使わずに契約する方法
もうご想像の通りです。先ほど紹介させていただいたデビットカードをJCBのクレジットカードとして使ってください。クレジットカードなしで格安SIMを使う方法は大きく分けて3つありますが、初期費用が高くなったり、SIMを受け取るまでに時間が掛かったり、窓口へ電話したり……と、手間がかかりますので、一番手軽でメリットの多い方法を紹介させていただきました。
最後に、デビットカードが使えるおすすめの格安SIMをランキング形式でご紹介いたします。なお、以下の格安SIMは、月額1,000円台の格安プランが用意されています。
● ご注意ください
格安SIMの販売事業者は、SIMロック解除(SIMフリー化)済みの「2015年5月以降に発売された au・SoftBankのスマートフォン」で動作保証(通信テスト)をしていません。
デビットカード支払いの場合はスマートフォン本体が一括購入となるという点がネックになりますが、安定した環境でストレス無く使用するため、格安SIMとスマートフォンのセット購入をおすすめいたします。
● 本サイトの趣旨から外れますが、楽天カードであれば本体を分割でも購入できます。
楽天カード公式ページ:楽天カード
デビットカードが使えるおすすめの格安SIMランキング
同率1位 楽天モバイル 通話SIM
楽天モバイル公式ページ:【楽天モバイル】
楽天モバイルと楽天銀行デビットカードの組み合わせであれば、確実に音声通話対応の格安SIMを契約できます。
音声通話対応のdocomo系・格安SIMで、月額1,250円(税抜)というベーシックプラン(YouTube等の動画を観ない方におすすめ)は、私の知る限りトップクラスの安さですし、高速なインターネット回線が必要になった時には、プランを変更できるので安心です。
また
- 月々のお支払で「楽天スーパーポイント」が貯まる
- ご契約中は、楽天市場でのポイントが2倍になる
という点は、他には無い魅力だと思います。
高速通信プラン 3.1GB 月額 1,600円(税抜)〜
楽天モバイル公式ページ:【楽天モバイル】
同率1位 IIJmio 高速モバイル/Dサービス みおふぉん
IIJmio 公式ページ:IIJmio
外資を除き、日本で最初に商用サービスを開始した"インターネットサービスプロバイダ"が提供する通話対応のdocomo系・格安SIMです。
他の格安SIMと比べても「最安」という訳ではありませんが、利用者数が増え続けても品質が落ちる事無く、トラブルも無いため安心して使えます。インターネット回線の体感速度を上げる仕組みを積極的に導入したり、技術力の高さでも信頼できる会社です。なお、IIJmioは私が使用している格安SIMの通信事業者(MVNO)です。
高速通信 ミニマムスタートプラン 3GB 月額 1,600円(税抜)〜
(追記)
先日、スマートフォンの「キャリア設定アップデート(docomoの設定更新プログラム)」が配信されました。
アップデート前のバージョンは「ドコモ 23.0」だったのですが、IIJのウェブサイトを確認すると最新の「ドコモ 23.1」で動作確認(通信テスト)済みと案内されていたので、何も心配する事なく更新できました。
IIJmio 公式ページ:IIJmio
追伸
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
残念な事にデビットカードで新規の申し込みを受け付けてくれる通信事業者(IIJmio等のMVNO)は減少傾向にあります。
まだVisa/JCBデビットカードをお持ちでない方は、この機会にお申込みされる事をおすすめします。本ページで紹介させていただいた「楽天銀行デビットカード(JCB)」は審査も無く、年会費無料です。
楽天銀行公式ページ: