宮坂麻子
2015年12月19日15時24分
クリスマスは学べるおもちゃをプレゼント? 玩具メーカー「バンダイ」のインターネット調査で、親が子に贈る今年のクリスマスプレゼントは「知育玩具」がトップとなり、長く首位だった「ゲームソフト」を初めて抜いた。
調査は1995年から毎年実施。今年も11月、12歳以下の男女各400人と、その親を対象に調べた。
「親から子へのクリスマスプレゼント」は知育玩具(13・5%)が初の1位で、昨年まで13年連続トップだったゲームソフト(13・1%)は2位だった。ぬいぐるみ・人形・フィギュア・ロボット(10・4%)▽車玩具(7・8%)▽絵本・本・図鑑(7・0%)と続き、6位のブロック・パズル(6・5%)は昨年の11位から急上昇した。
担当者は「少子化で、遊び相手が友達より親という未就学児が増えたという結果もある。家の中で指先を動かして脳に刺激を与えたり、言葉や数を1人で学んだりできるおもちゃが、親子にとってありがたいのではないか」と話す。同社の商品でも、室内で水を使わずに砂遊びができるおもちゃや、タブレット端末に似た操作で文字や計算、英単語などが学べるおもちゃなどが売れているという。
プレゼントの平均予算は6512円(昨年比393円減)。価格帯では「5千円以上、6千円未満」(48・0%)が最も多く、次いで「1万円以上、1万5千円未満」(18・3%)、「3千円以上、4千円未満」(12・3%)だった。(宮坂麻子)
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