今年も rubykaigi のネットワークを支えてきた

12月 18, 2015

全体を振り返って

ありがたいことに今年もお声をかけていただいて、rubykaigi 2015のネットワークを支えてきました。
全体としては、もうちょっとうまくやれたんじゃないかなぁ という思いが強いです。
1日目と3日目は結構うまくサービスできたと思うんですが、2日目がかなりダメで使えなかった時間があったと思います。
統計情報を精査すると、1日目と3日目のほうが2日目よりヘビーな感じで、一番接続台数も少なかった2日目がなぜ不調だったのか、正直理由が見えてません。
まぁ、1日目は来場数も多くなかったので問題がでず、2日目の微調整が効いて3日目を乗り切れたのかなぁ と思ってます。
れ、例年通り…(震え声

rubykaigiのネットワークとは

rubykaigiのネットワーク設計には、数年ごとにある程度の流れがあります。
僕がジョインした2011年~2012年にかけては、基本的に日本rubyの会の機材で運用していました。
コアのスイッチなどはアライドテレシスさんからお借りしましたが、無線APや他の機材は日本rubyの会手持ち機材です。
手持ちの民生機材でなんとか運用できていた時代です。
さすがに、これだとつらくなってきたので、2013~2014年はYAMAHAさんからWLX302をお借りしたり、アラクサラネットワークスさんからスイッチをお借りしたりして運用しました。
これらは小岩個人のコネというか小岩が個人でお願いして協力してもらってました。
かなり属人性が強い状態です。
この状態はかなりよろしくなく、また、rubykaigi内部の方針ともあわないため、2015年は思い切ってかなりを外注業者さんにお願いしました。

第三世代カンファレンスネットワーク rubykaigi 2015

というわけで、rubykaigi 2015では、早い話がカンファレンスネットワークを金で買いました。
基本設計や詳細設計などは小岩のほうでおこないましたが、無線APやルータ、スイッチなどはすべて外注業者にお願いし設定、設置はお任せしました。
会期中は小岩が基本的に運用をおこない、サポートに@t_akmsに入ってもらいました。あとは、外注業者さんとはメールベースで同期をとって状況に応じてサポートしてもらうという体制です。
問題が発生しなければ一人で運用できますので、通常は@t_akmsには同通レシーバー係をやってもらってました。
おそらく3日間を通して@t_akmsに手伝ってもらうこと無いよなぁ とタカをくくってましたが、2日目の午後はちょっと大変だったので手伝ってもらったりしました。

終わりに

来年のrubykaigiは京都で9月なので、まだ、小岩がジョインするかどうかわかりませんが、小岩がやるとすれば今年の流れを引き継ぐと思います。
金でネットワークを買うというのはエンジニアとしてどうなのよという話はあると思いますが、北海道に帰ればコミュニティ運営の一員でもある僕としては、属人性を高めるよりは金で解決できることは金で解決したほうが良いと思っています。
というわけで、今年のrubykaigiネットワークは、rubykaigi2015規模であれば、上流工程と管理をやればカンファレンスネットワークは金で買えるということを証明したのでした。おしまい。
このへん興味のある人はオフラインで聞いてもらえれば、ある程度はお教えします。

Categories: コミュニティ活動
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