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【iRONNA発】
落選運動 SEALDsというタチの悪い霧から国を守れ 屋山太郎氏
しかし、国際情勢は集団的自衛権が行使できなければ危ういところまできている。中国は南シナ海の岩礁を埋め立て、基地を造ろうとしている。「尖閣諸島は中国の固有の領土」だとも宣言している。ここをとりに来たら、日本は反撃しなければならない。その際、中国は日本の後ろに米国がいることを常に意識せねばならない。米軍は尖閣までは手助けしてくれないだろうが、中国を牽制(けんせい)することはできる。既に中国は太平洋の半分を寄こせ、と米国に言っており、軍備を着々と整えている。
パフォーマンスの演説
音楽家、坂本龍一氏は「憲法9条の精神がここまで根付いていることを皆さんが示してくれ、勇気づけられた」とシールズを賛嘆しているが、シールズのおかげで日本の安全が保たれているとでもいうのか。作家や芸能人にはこの手の左翼がゴロゴロいる。左翼の衣を着るのがインテリだと思っているらしい。
日本の平和は憲法9条のおかげで保たれているわけではない。哲学者、田中美知太郎先生は、それなら憲法に「台風は来ないでくれ」と書いておいたらどうか、と言っている。「徴兵制が始まる」というのもひたすら不安をあおる手口だ。
パフォーマンスの演説で国論を迷わせてもらっては困る。安保法がなくなったら、日本の安全はどうなるのか。「選挙が終わったら解散する」という無責任野郎から国を守るには、このタチの悪い霧を吹き飛ばし、視界明瞭にすることだ。