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フジ、TBS人気番組の制作会社にマルサ 脱税額は1億円超か
2015年12月20日 10時00分

フジテレビ社屋(左)とTBS社屋

 テレビ界に衝撃!! TBS系バラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(毎週木曜午後8時)などを制作している番組制作会社Xが、先月末「マルサ」こと東京国税局査察部の強制調査を受けていたことが分かった。芸能事務所やテレビ局に税務調査が入ることはあるが、番組制作会社への強制調査となると異例。当局はXが不正な経理処理を繰り返し、脱税額は1億円超に上る可能性もあるとみているが、関係者からはXの社長の私的流用を指摘する声が上がっている。

 NHKの子会社「NHKアイテック」の社員2人(いずれも40代)が、実体のない企業に放送関連施設の工事や業務を発注するなどして約2億円を着服した疑いがあると発表し、衝撃が走っている。東京国税局の税務調査によって発覚したものだが、またもテレビ番組関連の不正疑惑が浮上した。問題のX社は12月現在で、2本のゴールデン帯の番組を担当している。「モニタリング」は2012年にスタート。タレントのベッキー(31)とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のダブルMCで、視聴率は10%台前半と支持を得ており、特に子供ウケがいい。今秋の改編で10月から放送枠が2時間に拡大。TBSとしても異例の扱いで期待を寄せている。

 もう一つは、今年10月から始まったフジテレビ系バラエティー番組「巷のリアルTV カミングアウト!」(毎週金曜午後7時)。お笑い芸人の加藤浩次(46)、フリーアナウンサーの田中みな実(29)がMCだ。

 40代社長はX社を立ち上げる前、スピリチュアル・カウンセラー江原啓之氏(50)のフジ系スペシャル番組を数多く担当してきた。「X社は07年に設立され、従業員わずか4~5人。この小規模でゴールデン帯の番組を2本作るのはなかなかできない。ゴールデン帯を2本担当するには通常、制作会社1社で40~50人の規模は必要だ」(テレビ関係者)

 絶好調の新興制作会社に激震が走ったのは、先月だった。国税関係者がこう明かす。

「強制調査したのは11月末。X社、その従業員の自宅に査察官が数十人ほどで一斉に入ったそう。関連資料、ケータイ、PCなどを押収し、半年以上かけて徹底的に洗っていく。番組制作会社に査察が入るのは異例」

 当局は、X社の脱税額は1億円超に上ると推定。手口は次のようにみているという。X社は、テレビ局側から出る番組予算から制作費を切り詰め、浮かせた分をプール。一般的に1000万円の予算から8割の制作費、つまり800万円で作り、残った200万円ほどを自社の利益とするのが通例だが、X社は500万~600万円で作って、400万~500万円を浮かす。それを不正な経理処理をして、儲けを200万円と少なく偽る。それを複数年繰り返し、海外の口座に億単位のカネをため込んでいるのでは――。

 前出のテレビ関係者は「Xの社長は高級マンションに住み、高級外車を駆って、高級ブランド服を身に着けている。羽振りがいいのかな」と首をかしげていたが、その資金は不正な錬金術から生まれた可能性がある。

 マルサがここ5年の間に強制調査を経て、東京地検へ刑事告発した数は全体の約7割。X社が調査の末、立件されるかどうかが決まるのはまだ先になりそうだ。

 近年の芸能界では12年に、歌手のGACKT(42)の事務所と自宅に国税局の強制調査が入ったことが報じられた。GACKT本人はシロだったが、元ファンクラブの運営会社社長らが脱税容疑で東京地検特捜部に逮捕された。今回の強制調査について、東京国税局は本紙の取材に「従来から個別の事案にはお答えしていない」と回答。Xは「担当者不在。分かりません」を繰り返した。

 本当に“モニタリング”すべきは、X社の金回りだったのではないか。

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