トップページ国際ニュース一覧ロサンゼルス 「テロのおそれ」全公立校が休校に
ニュース詳細

ロサンゼルス 「テロのおそれ」全公立校が休校に
12月16日 5時20分

ロサンゼルス 「テロのおそれ」全公立校が休校に
k10010342341_201512160544_201512160546.mp4
アメリカ西海岸のロサンゼルスや周辺を管轄する教育当局は、学校に危害を加えると脅迫があり、テロのおそれもあるとして、学区内のすべての公立学校を休校にするとともに警察などと協力して校内に不審物などがないか調べています。
ロサンゼルス市と周辺の自治体を学区とするロサンゼルス学校区は15日、学校を標的にしたテロが起きるおそれがあるとして、学区内のすべての公立学校について、安全が確認できるまで休校の措置を取ると発表しました。
警察によりますと、15日朝、「リュックサックに入れた爆発物を仕掛けた。学校を銃で襲う」などと脅迫する電子メールが学校区の関係者のもとに届き、複数の具体的な学校名が挙げられていたということです。
学校区は、警察などと協力してすべての学校について校内に不審物などがないか調べています。
電子メールの発信元について、ドイツを経由しているという情報もあるということですが、警察幹部は「もっと近くから送られているようだ」とも述べ、送信の経路などを詳しく調べています。
ロサンゼルス学校区はアメリカで2番目に大きな学区で、およそ1200の小中学校や高校などに64万人余りの子どもたちが通っています。
ロサンゼルス近郊のサンバーナディーノでは今月2日、イスラム過激派組織の影響を受けたとみられる夫婦が銃を乱射し、14人が殺害されるテロ事件が起きたばかりで、地域では新たなテロへの不安が広がっています。

オバマ大統領にも報告

アメリカ、ホワイトハウスのアーネスト報道官は15日の記者会見で、オバマ大統領が報告を受けるとともに、FBI=連邦捜査局が地元当局と連絡を取り合っていることを明らかにしました。そして「ホワイトハウスの国家安全保障担当のチームが引き続き状況を注視してく」と述べました。

関連ニュース

k10010342341000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ