(テーマ音楽)ノーベル賞学者…物質が化学反応を起こす時の電子の役割を説明したフロンティア電子軌道理論により日本人として初めてノーベル化学賞を受賞しました。
福井謙一さんは大正7年奈良県で生まれました。
小中学校時代の愛読書は夏目漱石と「ファーブル昆虫記」。
野山を駆け回って遊び自然に強い興味を持つ少年でした。
旧制の大阪高等学校を経て昭和13年京都帝国大学の工学部工業化学科に進みます。
しかし本来の工学部の授業を受けるかたわら理学部に通い量子力学など畑違いと思われる物理の勉強に力を注ぎました。
京都大学卒業後講師助教授を経て32歳の若さで工学部教授に就任しました。
そして昭和27年後にノーベル賞受賞に結び付く理論の最初の論文をアメリカの学会に発表します。
「自然らしい理論」。
その着想は子どもの頃に読んだ夏目漱石から得たものでした。
福井さんは自然の中の散歩をこよなく愛した化学者でした。
散歩で目にした草花や昆虫鳥などを克明に観察し記録しています。
自然らしさと共に大切にしたのは学問的直感力でした。
福井さんのフロンティア電子軌道理論は昭和40年ごろから広く世界に認められるようになります。
そして昭和56年ノーベル化学賞を受賞しました。
化学賞のメダルには表にノーベルの肖像裏には自然と科学2人の女神が描かれています。
福井さんは科学の役割と科学者の果たすべき責任を問い続けた人でもありました。
オゾン層の破壊をしてそれこそ…ノーベル賞学者福井謙一さん。
自然に真摯に向き合い自然と科学の在り方を問い続けた79年の生涯でした。
2015/12/19(土) 05:40〜05:50
NHK総合1・神戸
NHK映像ファイル あの人に会いたい「アンコール 福井謙一(化学者)」[字]
化学者福井謙一さん。物質の化学反応を説明した理論により、昭和56年日本人として初めてノーベル化学賞を受賞した。自然と科学を愛した福井さんの人生をたどる。
詳細情報
番組内容
化学者福井謙一さん。物質の化学反応を説明した「フロンティア電子軌道理論」により、昭和56年日本人として初めてノーベル化学賞を受賞した。子どもの頃に愛読した「ファーブル昆虫記」に導かれて、化学の道へ進み、夏目漱石の小説から研究の着想を得た。自然と科学を愛した福井さんの人生をたどる。
出演者
【出演】福井謙一,【語り】井上あさひ
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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