(一同)『遠くへ行きたい』。
春風亭昇太です
憧れの瀬戸内海
この海で戦国時代から活躍したのが塩飽水軍という船乗り達
うわ〜すごい。
彼らが残した町並みの秘密がこの骨組み
おぉ〜…すごい。
長い航海に欠かせなかった石の謎
児童13人の…
あっは〜!3本しかない。
初めて聴く落語どうだったかな?
水軍の末裔達の勇ましいタコ漁
タコ飯うわ〜!
いい匂い!
おいしい!
塩飽諸島の旅皆さんもご一緒にどうぞ!
瀬戸内海を渡りJR予讃線の丸亀に着きました
僕が向かうのは塩飽諸島の本島
かつて塩飽水軍の本拠地だった島です
水軍って海賊ともいわれてたんだよな
船って何か乗るの意味なくワクワクするんだけど…。
瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島は大小28の島々
潮の流れを知り尽くし操船に長けた塩飽の船乗りは塩飽水軍と呼ばれ通る船から通行料を取るので恐れられていました
歴史好きの僕一度行ってみたかったんです
フェリーの中で勉強をしている中学生を発見
今日は何の勉強してるんですか?テスト?今日テストなの?え〜!丸亀に住んでるの?住んでます。
それで通ってるの?向こうに。
本島に通う中学生もいるんだね
仕事何やってるんですか?
(松下さん)まぁ島にある本島小学校っていう所に…。
学校の先生なんですか?はい。
ヘヘヘ…。
全校13人?先生何人いるんですか?先生は10人はいますね。
ほぼマンツーマンじゃないですかそれ。
楽しいですね。
30分ほどで本島に到着
それじゃありがとうございました。
あっという間だったですね。
本島には江戸時代幕府の造船所があったそうです
しかし今では跡形もなく残るのは船大工が造ったこの立派な町並みです
うわ〜すごい。
ホントにちょっと…セットの中に入って来たみたいな感じですよ。
はぁ〜…。
この辺の壁とかを見ると焼いてあるんですよねこれ。
防腐剤の役目を多分これしてるんだと思うんですけど。
板の表面を焼くのも風や波から船を守る船大工の技術です
当時は水運が物資流通の要
それで大きな商家がたくさん残っているそうです
どうも〜こんにちは。
いや〜何かホントあれですねここ古い町並みがずっと残ってる…。
(妹尾さん)きれいでしょ?ねぇ!いやきれいですよ。
これ面白いですねこれ…。
分かります?これこれこれ…。
どうぞよろしかったらお上がりになってみてください。
はい。
今ちょっとあれですけど…。
はいはい。
のいてこの…。
はぁはぁ〜!なるほど〜。
失礼しま〜すよいしょ。
この天井は船底天井いうてね船の底を逆に持って来た形なんですよね。
これ本来ですと船底に使うようなものなんですか。
これ全部組木なんですよね。
全部の木をまとめてここで組み込んでます。
船の構造がこのような構造って言ってますけどね。
造船の技術もホントにそのまま使ってこういう住宅を建ててるっていうことなんですね。
水軍の末裔といえばやっぱり漁師さん達だろうなぁ
あっこんにちはよろしくお願いします。
今が旬のタコ漁の船に乗せてもらいました
代々漁師を続けて来たというこの一家
16歳と19歳の兄弟も働いています
天気はいいんだけどね。
風がちょっと…。
へぇ〜。
タコがいる場所を知り抜いている漁師達
仕掛けたたくさんのタコ壺をどんどん船に引き上げます
棒でつつくと…
お〜!出て来た。
うわっ!うわ〜。
さすが海の男コツがあるんだなぁ
タコはネットに入れて船の水槽へ
手伝おうとしてもなかなかタコが言うことを聞いてくれない
このタコ!待て〜!
手に負えないタコ
なるほど俺は漁師に向いてねえな!
子供の頃ねうちも港町だったんで漁師に憧れたんだけどならなくてよかったです。
海の男はこうやって船を操って暮らして来たんですね
今日はあの…息子さん達2人と一緒に漁だったんですけど。
(大石さん)長男のほうはなもうあれやけどな三男のほうはまだまだや。
ハハハ…。
おじいさんがやって来ました
そっくりですねやっぱりね。
さすがに風格があります
今でもこれ漁してるんですか?
(信仁さん)いや。
もうしてない?はい。
こうして海で暮らす水軍の末裔は代を重ねて来たんだなぁ
タコを漁協に持ち込むと浜のおかみさん達が調理してくれました
まずは刺し身です
見てこの吸盤の力強さ
島では塩もみもせずいきなりさばくんだって
ちょっと…1回やらせてもらっていいですか?
(大江さん)はい…皮を引っ張って包丁はそれに沿って行くだけです皮を引っ張って来るから。
そうです。
あ〜ホントだ。
スルスルスルスル…。
(大江さん)あ〜すごい。
スルスルスルスル取れて行くわ。
(大江さん)はい。
これ吸盤も一緒に食べるんですか?
(大江さん)はいこっちは…。
ちょっ…食べていいですか?
(大江さん)この吸盤が引っ付いて…。
すごい生命力!
これを…。
うんこの吸盤をね。
カリカリと…。
コリコリした…。
おいしいです。
そしてこちらの大きな釜には…
タコ飯うわぁ〜!ハハハ…。
いい香りがするなこれ!うわっアチャチャチャ…。
うん!おいしい!やっぱりちょっとね底の香ばしい感じがね…。
おいしいやろ?ええ香りするやろ?香りがもう…いいですね。
島の人達はずっとこういう料理を食べて来たんだなぁ
まぁいったら…。
ねぇええ。
海軍をずっと…塩飽水軍の血を継いでる感じがね…。
でも決して大将格じゃないっていう感じがしますね。
ヘヘヘ…。
そうだ!小学校にも寄らなくちゃ
すいませ〜んこんにちは。
すいませんこんにちは。
(山野さん)こんにちは。
今日フェリーで先生に会いましてちょっと遊びに行っていいということだったんでちょっと来たんです。
そうですか。
マンツーマンの授業です
ほらフェリーで会った先生が教えてる
不安な場面?ほなそこに書いて。
1年生は1人しかいないんだね
こっちは4人います。
こちらは2年生たった4人です
いました僕と同じ人が。
4年生の片山昇太くん。
字も同じです名前。
「国語辞典これを読めれば天さいだ」。
ハッハッハッ…。
ちょっと似たタイプかもしれないですね。
名前何?片山昇太。
昇太?同じ。
片山くん。
(山野さん)皆さんこんにちは。
1年生から5年生まで全部で13人
校長先生の計らいで一緒に給食をいただくことになりました
いただきます。
(一同)いただきます。
いや〜給食いただくなんてのはもう数十年ぶりですよ。
昇太くん昇太って名前でばかにされてない?いいや。
大丈夫?おじさんが出てるテレビ見たことある?
(児童達)な〜い。
ないの?おじさんとおじいさんが並んでしゃべってるやつ。
(児童)ある。
ある?毎週見てます。
毎週見てる?よかったよ〜。
一時はどうなることかと思ったよね。
給食のお礼に落語を聴いてもらうことに
落語を知らない子供達笑ってくれるかな?
どうもこんにちは〜。
(拍手)
(拍手)あっどうも皆さんこんにちは。
(一同)こんにちは。
落語っていうのは生で見たことある人いますか?あっ君見たことあるの?どこで?小学校の体育館で。
小学校の体育館で落語やった?前何か誰か来ました。
誰か来たアハハハ…!誰か来たんだへぇ〜。
日本人ってね何でも小さくするの得意なんですよ。
お芝居をすごく小さくすると落語になるんですよ。
お芝居だと大道具と小道具っていろいろあるんだけど落語はこの扇子と手ぬぐいなんです。
これは何になるかっていうと手紙とかになってね。
「手紙が届きましたどれどれ?あっなるほどねへぇ〜。
岩田のご隠居さんからうれしいねこれ…」。
お箸代わりに扇子を使ったりするんですよね。
「はいごはん出来ましたありがとう。
うわ〜おいしそうだねこれ。
いやいや…じゃあいただきます。
フ〜フ〜…。
ハフッハフッ…うわおいしい!」ってこうなるの。
(拍手)兄貴兄貴兄貴!面白かった?面白かったねまた遊びに行こうじゃねえか。
兄貴俺ね腹へったんだけど…。
古典落語の演目の1つ『時そば』
お金がなくっちゃ食うことができねえ。
見どころは残った3本のそばをどう食べるのか?
あ〜っ!あ〜っ!あっは〜!3本しかない。
(笑い)長いの長い…。
(そばをすする音)中くらいの…。
中くらい…。
(そばをすする音)うぅ…もう〜最後こんな短い!うぅ…。
そしてクライマックスは十六文のそばを十五文にごまかす場面
はい行くよひいふうみいよういつむうななやあそば屋さん何刻だ?確か九つでございます。
九つとう十一十二十三十四十五十六あばよ!ハハハ…どうだ!うわっ…兄貴は悪い野郎だな。
十五文しか持ってねえとか言ってホントは十六文持ってるじゃねえか!『時そば』というお話でございました。
(拍手)あ〜ドキドキした。
子供の前で落語しゃべるのは緊張しますよ何だか。
フフっ。
ハハハ…。
(スタッフ)一番印象に残ったところあります?ひいふうみいようフフフ…。
また誰か来たよって言われるんだろうなぁ
さて次は…
本島の隣広島へ向かいます
広島は岩だらけの島
江戸時代の航海に欠かせなかったあるものが今でもこの島の産業だそうです
あっもう何か…見えてますね岩が。
さぁそれは何でしょうか?
お〜へぇ〜!こういう所なんだうわ!すごい!う〜わものすごい音がするかと思ったら…。
戦国時代から続く石の切り出し
うわ!
ここでは戦国時代から船の安定を保つバラストの石を切り出していたんです
うわ!こんなふうにして取ってるんだ石って。
こんにちは。
(三野さん)こんにちは。
いやすごい今火花出てましたね。
(三野さん)ホントですか?これね。
西のほうのお城って石垣使ったお城が…。
しかも立派な石垣を使ったお城が多いんですけど。
やっぱりこういう所から行ってるんですかね。
この島の石は大阪城のほうに行ってます。
はぁ〜。
でもこういう石をね大阪まで運ぶっていうのもね。
瀬戸内海では石を船の真ん中に釣って運ぶ石釣船が活躍し遠くまで運んでいたそうです
石には割れやすい筋がありそこを見極めるのが何百年も続く職人技なんです
うわ〜。
お〜!すごい!すごい。
ちょっとこれから僕お城の石垣を見る目が変わりますね。
これ。
こんな感じで昔の人も。
ねっやってたのかと思うと。
すごい技ですね
島はどれも同じように見えるけどそれぞれ違う顔を持ってるんですね
この粟島には明治時代日本初の海員学校がつくられ外国航路の船員を数多く送り出して来ました
粟島出身の船員が外国から買って来たお土産があるというのですが…
(小邦さん)写真撮ってやって…。
みんなが「おはようおはよう」言うて。
鳥も「おはよう」って言うて。
おはようございますあっハハハ…。
お分かりですか?
このお宅にはしゃべるインコがいるんです
外国航路の船員だった弟さんが買って来たそうです
バイバ〜イ。
おっバイバ〜イ。
あれ?急に黙っちゃった。
いやいろいろしゃべるんです。
もう人間ぐらい思ってるんやろうな自分で。
いくつですか?43年。
43年!?昭和46年かな買うて来たのは。
へぇ〜。
でここよう忘れるから…「ニカラグア」いうとこから。
メキシコのちょっと下ぐらい…。
日本に来て43年のインコ長生きしてね
バイバ〜イ。
お〜!言ったよ。
言ったホントだ。
バイバ〜イバイバ〜イ。
バイバ〜イバイバ〜イ。
島は自給自足が基本
皆限られた資源を融通し合って暮らしています
(松田さん)玉ねぎあれ。
あれ全部全部玉ねぎ。
あ〜はいはい…。
ええ。
玉ねぎを植えたから根付くまでお水やりしてます。
これも立派なかめですね。
フフっ。
そうね。
えっちゃんこと松田さんは島の古い商家などから不要品をもらって活用しています
こちらは大根畑です
こらどうだ?うわ立派な大根また葉っぱがおいしそうですね。
ぬか漬けにしますこれどうですか?無農薬でこれ。
ねぇ。
はい。
うわ〜きれい東京のスーパーね葉っぱが付いてなかったりするんですよ。
付いてないやろ普通な。
うん。
でもここには大根の葉っぱこんなもうほったらかしや。
これ葉っぱ漬物にしたらええ。
えっちゃんの仲間の民宿で島の料理を食べさせてもらいます
(松田さん)茶粥食べさせてやって。
どうぞどうぞ…。
こんにちは〜。
お願いしま〜す。
宮崎さんが作ってくれたのは島の名物茶粥
えっちゃんが育てた大根
丸々と太ったメバル
早く食べたい!
はいどうぞ…。
ありがとうございます。
はい茶粥さんも出来ましたよ。
ありがとうございます。
これ何ですか?これはえっちゃんとこの畑でもろうて来ました。
フフフ…!ハハハ…!つる菜です。
これは誰が取って来たんですか?えっちゃんとこのご主人。
ハハハ…!ハハハ…!これホントにもう近場…。
近場の全部…自給自足です。
買うたもんないです。
ハハハ…!話聞いてるといつまでたっても食べられないんでいただきます。
どうぞ。
やっぱりね茶粥僕茶粥好きなんですよ。
あっこれお米がすごいしっかりしてますね。
(宮崎さん)生米から入れてますからサラサラっと。
あっさり食べれると思います。
うん!和茶の香ばしいね味がちゃんとして。
(宮崎さん)このお茶わんよかろう?これな去年建て替えしたんですよ家。
その時「由美ちゃんええ器があった」言うてね。
屋根の裏から出て来たのコロンと2個。
何でも近所で取れたもんで。
これも何かステキですよ。
そう船板な。
ええ。
これもらって来たの?アハハハ…!じゃあちなみにこれは?私が拾うて来たハハハ…。
それを私がもろうて来たアハハハ…!全部うちのもん。
じゃあちなみにこれは?うちの。
ハハハ…!アハハハ…!
港に島の人達が見送りに来てくれました
また来てくれるんやろ。
これをした人はもう1回来てくれるんやろな。
ありがとうございました〜!
塩飽水軍の島々
忘れられない旅になりました
ありがとうございました!ありがとう〜!2015/12/20(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 春風亭昇太「瀬戸内海!水軍ロマン」香川県塩飽諸島[解][字]
落語家・春風亭昇太が大小28の島からなる香川県・塩飽(しわく)諸島を旅し、瀬戸内海で活躍した塩飽水軍の足跡を辿る。タコ漁に同行し、小学校で落語を披露する。
詳細情報
出演者
【旅人】
春風亭昇太
番組内容
落語家・春風亭昇太が瀬戸内海に浮かぶ大小28の島からなる香川県・塩飽(しわく)諸島を旅する。
瀬戸内海で活躍した塩飽水軍の足跡を辿り、まずは本島へ。船大工が多く住んでいた島の街並みを散策し、タコ漁に同行し、小学校で落語を披露する。
次に石の島、広島で曾祖父から譲り受けた採石場で採石をする兄弟に出会う。
最後に船員の養成学校を作り、外国航路の船員たちを多く輩出した粟島を訪ねて旅を締めくくる。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
香川県
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
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