連続テレビ小説 あさが来た(72)「大阪一のおとうさま」 2015.12.19


寺での正吉の葬儀のあと加野屋に人々が集まりました

九州の炭坑にいる雁助にもうめからの手紙が届いていました

それから数日後
(榮三郎)昼夜ともに行儀よう怠ける事なく努めましょう。
(一同)怠ける事なく努めましょう!若い者はようしつけ無体に罰したりせぬように。
ほんなら今日もよろしゅうお頼み申します。
(一同)よろしゅうお頼み申します。
(あさ)よろしゅうお頼み申します。
(新次郎)五代さん!・「朝の空を見上げて」・「今日という一日が」・「笑顔でいられるように」・「そっとお願いした」・「時には雨も降って」・「涙も溢れるけど」・「思い通りにならない日は」・「明日頑張ろう」・「ずっと見てる夢は」・「私がもう一人いて」・「やりたいこと好きなように」・「自由にできる夢」・「人生は紙飛行機」・「願い乗せて飛んで行くよ」・「風の中を力の限り」・「さあ心のままに」
(友厚)申し訳ございません!先ほどまで急ぎの用で東京に行っておりましてお焼香あげさしてもらうの遅なってしまいました。
いいや。
わざわざおおきにありがとうございます。
五代様は東京でも何か商いしてはりますのか?はい。
貿易のカンパニーを大阪と東京の両方に置いてます。
それで近頃飛び回ってまして…。
残念です。
お父様とはまだまだお話ししたい事が山のようにありました。
こない急に亡くなってしまいはるやなんて…。
最期のひとつきは家の者以外はどなたさんとも会おうとはしまへなんだ。
もともと陽気な父だす。
弱ってきてるとこを人さんに見せとうなかったんや思います。
そうでしたか。
奥様もさぞお気落ちの事でしょうなぁ。
へぇ。
それでも今度お伊勢参りに行く言うてますわ。
思い出の場所をお父ちゃんの事をいっぱい思いながら見て回りたいのやないか思います。
(かの)よっよの屋!
(よの)おお〜。
ハハッ。
それはよろしいですな。
それで…ほかの皆さんは?ほかの皆さんいうても…五代様が気にしたはりますのはきっとあさの事だすわな。
あさやったら来月にはまた九州の炭坑の様子見に行く言うてますわ。
そうですか。
父に何言われたのか3日泣いたらケロッとして今は張り切ってますわ。
はぁ!?千代を炭坑に連れていくやて?へぇ。
やっぱりあきまへんやろか?ええ訳あれへんがな。
そのとおりだす。
千代はまだ1つだっせ?あないな遠い所に連れてくやなんてあんた母親のくせに何考えてはりますのや?そやけど…。
(よの)あきまへん。
世間さんではあささんの事炭坑を爆発させた上に昼も夜もややこを連れて歩くとんでもない奥さんやなんて言うやからかて多いのだす。
(かの)へぇほんにほんに。
はぁ?そら何言うてますのやろなぁ。
あさは千代の泣き声がえらい大きいさかいお父ちゃんが寝られへんやろ思てしょっちゅう連れ出してましたのになぁ。
うん…。
ううん!とにかくあきまへん!どないしても行く言うんやったら千代を置いてきなはれ!へぇ…承知致しました。
(ため息)なぁ千代。
お母ちゃんなまた炭坑に行きますのや。
千代に会われへんのは寂しいけどお母様の言わはるとおりだす。
今はしょうがあれへんのや。
(うめ)先ほどはもう肝を冷やしました。
うめ。
お母様や新次郎様がお怒りになるのも当然だす。
お千代様お育てなりながらお仕事の事も大事にしたいのは分かりますけどちょっとはお控え下さい。
あなた様はおなご!なんぼお家のためいうたかて一番大事なのは子育てだす。
こないにかわいいお子を置いて外で長い間働くやなんてそんなんしたらあきまへん。
何でだす?何でおなごは男のしてる事したらあかんのだす?はい?フフフ。
いいや。
うち昔お父様にそないな事言うた事がありましたなぁ。
ございましたとも。
なぁうめ。
山売ってくれはった田様の事覚えてはる?へぇ。
回想
(田)時代は変わる。
これからは女ん人も今までのようにうちにおるだけではなくああたのように外で活躍するようになるかもしれんとですき。
あの時うちはほんまはまだピンと来てへんかった。
山買えた事だけでうれしいてうれしいて。
炭坑で働くようになってようようその大変さに気ぃ付いたんだす。
外で働くいう事はおなごやいうてバカにされてもへこたれへんだけやのうてこっちも決して女やいう事に甘えたらあきまへんのや。
腕っぷしではどないしても男に勝たれへんのにやで?こらほんま大変な事だす。
ピストルぐらいないとやってられへん事や。
お父はんがおなごは引っ込んどれ言いはったんも無理あれへん事やったんだす。
今思えばあれはあれでうちの事思てくれてはったんやな。
はぁ。
今頃気付くやなんて。
…て事はつまり今おあさ様はもう働くのはつらいとそう思ってらっしゃるって事だすな?いいや。
うち気ぃ付いてしもた。
今までお家のためやお金のため思てきたけどそれだけやあれへん。
うち…働く事が好きなんだす。
商いが好きなんだす。
今は手探りやけど田様が言うてはったみたいにうちもいつかおなごの商いを広げていきたい。
ピストル持って男のまねするんやのうておなごのやり方でな。
けったいなもん好きになりはって。
とても今井のご両親に報告できやしまへん。
ほんまだすなぁ。
お父はんやお母はんには悪いけどうちはもうこの道や。
このいばらの道をおなごの足で突き進むしかあれへんのや!はぁ…いばらの道てそんなうれしそうに!これもぜ〜んぶお父様のおかげだすなぁ。
回想びっくりなカッパ!びっくりぽんなカッパの事だす!あさちゃんならできるかもしれまへんなぁ。
お父様!私なあんたを信じていくそう決めましたのや。
みんなでこの加野屋ののれん大事にしてな。
千代。
けったいなお母ちゃんで堪忍な。
そやけどうち決して負けへん。
頑張りまっせ。
なぁお前様うちが言い過ぎましたやろか?はぁそやけどなぁうちかて心配するからこそ…。
へ?あ…そうだすなぁ。
へぇ分かってます。
これからはうちがお前様の代わりにあささんを助けてやらなあきまへんのやな。

(弥七)おった。
あの男や!
(亀助)は?男?あっ待て!こらそこの怪しいの!待たんかいお前!
(亀助)何や何や?あ?待て!捕まえたるよってな!
(ふゆ)はぁ。
一体誰なんやろか?さあ?へ?八っちゃんには嫁も子もいてましたんかいな。
八っちゃんてあのうどんの?ああ。
そうだすがなぁ。
しかもえらい夫婦仲もええらしいそうで。
ふゆを見初めたいうのはガセだしたがなぁ。
そうだしたか。
そやけどよろしおましたなぁ。
粋な男はんが相手やったら分が悪いもんな。
へ?そうやろか?そうだすがなぁ。
おふゆは面食いでっせ。
へ?やぁ!そやの?ハハッ。
ふゆゆうたら…。
面食いか…。
そないいうたらうめさん今日炭坑から来た手紙の中にうめさん宛てのが入ってましたで。
へ?もしかしたら雁助さんからうめに?まあそないだっしゃろなぁ。
おおきに。
ちょっと失礼致します。
すんまへん。
うめ…。

そして年が明けてあさは大阪と炭坑を慌ただしく行き来する毎日を送っておりました
ただいま帰ってまいりました。
千代〜!ただいま〜。
(ふゆ)ほんまええ子にしてはりました。
そうか。
会いたかったんやで〜。
おあさ様ひとまずお着替えを。
奥様にご挨拶とお土産と。
そうや。
そうだした。
お姉さんお帰りやす。
ちょうど今お兄ちゃん出ていったとこだすわ。
旦那様が?へぇ。
何でも五代様が大事な用がある言うて。
(友厚)単刀直入に申し上げます。
私はあささんを…。
東京にお連れしたいんです。
東京に?はい。
へ?うちが東京に?2015/12/19(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 あさが来た(72)「大阪一のおとうさま」[解][字][デ]

正吉(近藤正臣)の葬儀の後、あさ(波瑠)は、これまで以上に働くようになる。それを見た新次郎(玉木宏)は…。そして五代(ディーン・フジオカ)が現れて…。

詳細情報
番組内容
正吉(近藤正臣)の葬儀の後、あさはより懸命に働くようになっていた。あさは九州の炭坑へ1才の千代を連れていこうとして、新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)に反対されてしまう。新次郎とよのは、正吉が亡くなってからある考えを持つようになっていて…。あさはひとりで九州の炭坑へ行ったり、大阪に戻ったりしながら働いていた。そのとき五代(ディーン・フジオカ)が現れあることに誘う…。
出演者
【出演】波瑠,玉木宏,ディーン・フジオカ,三宅弘城,山内圭哉,友近,桐山照史,清原果耶,楠見薫,竹下健人,南条好輝,旭堂南陵,笑福亭銀瓶,郷原慧,畦田ひとみ,長塚圭史,風吹ジュン,【語り】杉浦圭子
原作・脚本
【作】大森美香

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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