医のココロ 2015.12.19


(古川)皆さんおはようございます。
シリーズでお送りしています「高齢者の肺炎」。
今回はその原因について大阪大学の木島貴志先生にお話しいただきます。
お願いいたします。
肺炎の原因としましてはその病原微生物の中に3つありまして…。
でもう一つは細菌とウイルスの中間みたいなものですけれども…。
この3つが原因になることが知られております。
1つ目の細菌が原因になるものもう少し具体的に教えていただけますか?成人から高齢者の細菌性肺炎の原因としましては…。
この3つがですねおもだった菌だと思います。
本来肺炎球菌といいますのは正常な人でもですね鼻とか喉の奥にいついている菌ですが免疫状態の正常な方の場合はですねその免疫力によって抑え込んでいるんですね。
なので肺炎を発症することはほとんどないわけですけれどもご高齢になってきますと見た目はですね元気に見えておられるようなご高齢の方でも実は…。
誤嚥性肺炎というのを聞きますよね。
これはどういうものですか?物を食べたりするとそれが肺の中に入ってしまうというイメージが強いかと思うんですがいわゆる不顕性誤嚥といいますけれども寝てる間にとかですね胃液とかが逆流してくるとか口の中の常在菌とか食べかすみたいなものが知らない間に肺の中に入ってしまってそれによってばい菌が繁殖してしまって肺炎になるというケースがほとんどです。
不顕性誤嚥の場合はご本人の自覚がないことがほとんどでしてしかも繰り返すということが多いですね。
具体的にはどんなことを気をつけてあげればいいでしょう?やはり…。
ですから毎食後歯を磨くですとか口腔内の食べかすとかをですねなくしておくということが非常に重要になってくると思います。
そして2つ目に出てきたのがウイルス性です。
これはどういうものですか?インフルエンザとか最近RSウイルスというのが非常に注目されております。
ウイルス自体で肺炎を起こすっていうケースもあるんですがそういうのって割と比較的まれでして実はそのインフルエンザウイルスとかですねRSウイルスに感染されたときに粘膜の状態が非常に傷付いたりしたときに先ほど言いました細菌性ですね肺炎球菌などがその上から感染して…二次感染と呼びますがそういうのを起こすことによって肺炎になるケースが非常に多いです。
3つ目に出てきたのがそのウイルスと細菌の間というか両方。
これはどういうものですか?非定型肺炎といいますが代表的なのは…。
マイコプラズマの場合は非常に感染力が強いので不顕性感染で終わるということはあまりないかと思いますね。
しかしながらマイコプラズマはどちらかというと若い人に多くてお年寄りの肺炎の中の原因としては比較的珍しいものではないかというふうに思います。
こうしたワクチンによる予防ももちろん大切ですが…。
歯磨きなどが必要ですしまた人混みの中に行かれるときは特にインフルエンザのシーズンなどは…。
また何よりも大事なことは…。
肺炎にかかりにくい体をつくるということが最も大切なことというふうに思います。
来週は「肺炎の予防」について神戸大学医学部附属病院の西村先生にお話しいただきます。
より詳しい情報が詰まった番組ホームページもぜひご覧ください。
2015/12/19(土) 05:35〜05:45
MBS毎日放送
医のココロ[字]

「肺炎の原因」▽日ごろ気になっている疾患について、地域医療に接している先生が登場。正しい知識をわかりやすくお伝えします。

詳細情報
番組内容
【高齢者の肺炎】
高齢者ほど死亡率が高くなる肺炎。死亡原因も脳血管疾患を抜いて3位になりました。
インフルエンザが流行する冬場は特に要注意。
今回は知っているようで知らない「肺炎」を分かりやすく解説いたします。
出演者
【専門家】
木島貴志(大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 講師 兼 大阪大学医学部附属病院 呼吸器内科 科長)
【アシスタント】
古川圭子(MBSアナウンサー)
 
公式HP
【番組HP】
http://www.mbs.jp/inokokoro/
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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