エバートン戦の後半、ゴールを決め笑顔のレスターの岡崎(左)=リバプール(共同)【拡大】
1-1で折り返した後半はレスターが攻撃の手を強め、58分にはバーディーのシュートがわずかにゴール右へ。61分にはフクスの低いクロスに岡崎が飛び込むが、ベインズと競り合いながらのシュートは大きくゴール上に外れる。
そして65分、レスターの勢いが実を結ぶ。マレズの絶妙なスルーパスを受けたバーディーがスピードに乗ってエリア内へ飛び込み、ハワードをかわそうとしたところで引っ掛けられて2本目のPK。マレズが今度はハワードの逆を突いて2-1の勝ち越しゴールを奪った。
さらにその4分後、勝利を大きく引き寄せるゴールが岡崎に生まれた。エバートンのスローインからレスターがボールを奪い、エリア手前左側でこぼれ球を拾ったバーディーが中央の岡崎へ横パス。ワントラップから左足でハワードの左側を抜いて今季3点目のゴールを突き刺した。
エバートンも最後まで諦めることはなく、89分にミララスのゴールで1点を返したが、反撃もそこまで。連勝を3に伸ばしたレスターが首位を守り、トップでクリスマスを迎えることを確定させるとともに、ラニエリ監督が頑なに目標だと言い続けてきた「勝ち点40」まであと1勝に迫った。(Goal.com)