報道ステーション 2015.12.17


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫ここから「報道ステーション」となります。
早速ですが今日のコメンテーターのご紹介です。
経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さんです。
どうぞよろしくお願いします。
最初にお伝えします。
今日は本当に長い裁判がありました。
韓国のソウルが映し出されておりますが。
産経新聞の前ソウル支局長が記事を書いただけで起訴された。
そして、韓国の検察は1年6か月の懲役の求刑であった。
そして、今日が判決。
起訴から判決に至るまで政治色、一色です。
≫記事の内容をめぐって日本の特派員が起訴されるという異例の裁判。
≫判決公判は3時間という異例の長時間にわたった。
≫韓国の朴槿惠大統領の名誉を傷つけた罪に問われた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長。
言い渡された判決は無罪だった。
≫50ページにもわたる判決文を通訳を交えながら読み上げたこともあり裁判は、3時間という長さに及んだ。
更に、判決言い渡しの前には裁判長によって韓国外務省が裁判所に送った文書が読み上げられその中では、日本側からこの裁判が日韓の関係改善の障害になっているため対極的に善処を求められていると紹介したうえで…。
≫つまり、日本側の主張に配慮するように政治的要請を韓国外務省が司法に求めた形だ。
そもそもの問題の発端は去年8月。
産経新聞のウェブサイトに掲載されたこのコラムだ。
≫朴槿惠大統領が旅客船沈没当日行方不明に。
誰と会っていた?≫その内容はセウォル号沈没事故当日の朴大統領の動静をめぐるもの。
韓国の有力紙朝鮮日報の記事を引用しながら7時間にわたり所在がわからなくなっていたと伝えた。
更に、その引用に加えて加藤前支局長は空白の7時間に朴大統領が元秘書の男性と密会していたという噂なども指摘していた。
当時、朴槿惠政権は国内景気の停滞に加えセウォル号事故への対応不手際にも批判が高まり支持率急落。
また、外交では朴大統領は、大統領就任以来対日強硬路線をとり続けていた。
冷え込んだままの日韓関係。
こうした中、コラム掲載の4日後には検察当局が加藤前支局長の出国を禁止。
更に2か月後には在宅起訴される。
そして、コラム掲載から1年4か月以上経った今日大統領を誹謗する目的はなかったとして無罪判決が下された。
≫この1年4か月の間朴政権そして日韓関係にどんな変化があったのか。
対日外交でかたくなな態度をとり続けてきた朴大統領。
慰安婦問題や歴史問題での対立を背景に3年半もの長きにわたり首脳会談も行われず日韓関係は過去最悪とも言われていた。
しかし、同盟国のアメリカからは対中国戦略の一環として日本との関係改善を迫られていた。
更に、韓国国内でも一向に改善しない国内経済や東アジアでの孤立への懸念から日韓関係改善を望む声も高まっていた。
そして、先月やっと実現した首脳会談。
韓国政府には雪解けムードに水をさすような判決は避けたいという思いがあったのか。
日本政府の反応は…。
≫一方、韓国の聯合ニュースは…。
≫ソウル市民は…。
≫そして、大統領府の近くに大野公二ソウル支局長がいますので話を聞きます。
大野さんまず寒い中、恐縮ですがちょっと、お話を聞きたいのは裁判とは到底、思えない。
ひと言で言って。
政治決着、徹底した背景と長時間に及んだ異例の在りようだったことも含めて一気に教えてもらえますか?その背景を。
≫まず、今回実は、韓国外務省は水面下でこの裁判をめぐってさまざまな動きをしていたんですね。
今回の法廷で読み上げられた異例の文書というのもその動きの1つだと思います。
韓国外務省関係者に無罪判決が出たあとに話を聞きましたら日韓首脳会談や局長級会議のさまざまな場面で日本側から判決に対しての善処を求める申し入れがあったんだと。
今回、我々はそれを真剣に検討した結果今日、法廷で読み上げられた文書につながったと話していました。
また別の韓国政府関係者は産経新聞が記事にした旅客船沈没事故当日に朴大統領が男性と会っていたという噂が明白に判決で虚偽だと認定されることが一番、重要だったんだと話していました。
そういう意味では韓国外務省は非常に満足しています。
そして、今古舘さんから質問がありましたなんでこんなに長くなったのか。
本当に長かったんですが。
これはやはり、いろいろなところに配慮した判決文の構成になっていたからだと思います。
これ、大統領に対しては先ほども申しましたがこの男性と会っていたという噂は嘘ですよと明白に認定すると。
韓国世論に対しては産経新聞が最低限の確認作業もせず嘘の事実を報じたんだという産経新聞の非を重ね重ね強調して応える。
更に国際社会には韓国は民主主義国家であって報道の自由言論の自由は尊重していますよと述べて批判を封じる。
そして、ずっと産経新聞側に厳しいことを言い続けて最後の最後に日韓関係に対しては無罪判決で応えると。
つまりいろいろな方面に配慮した判決文の構成になっていたのでここまで長くなったんだと思います。
≫大野さん、もう1つ聞きたいのはそもそも記事の内容がどうであれ、記事を書いただけで起訴するということはどういうことだという疑問が残るんですがそれに対し加藤前ソウル支局長がちらっと会見で言っているところが放送されましたが。
もうちょっと加えますとこういっている方もいるんですね。
金大中事件を思い出すと。
あの拉致事件。
日本で起きた。
いろんな噂に韓国は政治がかなり揺さぶられることがあるのでメディアに対して検察が強権を使う。
そして検察が権力者に対して忠誠を見せると。
こういうことが強く出てしまうんだという指摘があるんですがどう思いますか。
≫この朴槿惠政権をずっとソウルにいて取材して思うのはやはり、朴大統領の意向を聞かずに忖度して、物事が決められているという現状を何度も目の当たりにします。
今回、そもそも加藤前支局長を起訴するときも周辺は、みんな上から下まで起訴はしないほうがいいんじゃないかと言っていたんです。
ただ、それをはっきりはわかりませんが直接大統領を説得せずにきっと、大統領は怒っているだろうからこれは、まずいけど起訴したほうがいい。
いわゆる忖度するわけですね。
自分たちが思っていることとは別の忖度を優先して物事が決まっていく。
こういう場面を数多く目にしますので。
朴槿惠政権、そういうところの傾向は強いなと感じます。
≫それは本当に逆に言うと弱いところですよね。
ありがとうございました。
次のニュースまいりましょう。
≫お伝えします。
世界のお金の流れを変えるひと言を放ったのがこの方。
ジャネット・イエレン議長でした。
アメリカの実に9年半ぶりの利上げ。
ゼロ金利解除は7年ぶりということになります。
これを受けて今日のところは東京、上海の株は値を上げて、ヨーロッパも軒並み上げています。
さて、この利上げ、どうして今このタイミングなのか。
アメリカには急ぐ理由があるようなんです。
≫FRBは政策金利を17日から0.25%引き上げることを決定した。
アメリカの利上げは実に9年半ぶりとなる。
そして、リーマン・ショックのあとに始まったゼロ金利政策を転換するのは7年ぶりだ。
政策金利は、銀行同士がお金の貸し借りを行う際の金利でこれが住宅ローンなどの金利の基準となる。
会見で、イエレン議長が強調したのは、金利がゼロという異例の7年間だ。
ゼロ金利ではそれ以上金利を下げることができず金利の上げ下げで物価や雇用の安定を図るという中央銀行の本来の仕事を放棄した格好となっていた。
≫なぜ、今利上げに踏み切ったのか。
そのことは後ほどお伝えするが世界中がこの瞬間に注目していた。
ニューヨークではFRBの判断を歓迎しダウ平均株価は大きく値を上げた。
≫市場には安堵の空気が漂っていた。
≫アメリカの利上げ決定を受けて今日の日経平均株価は昨日に比べて303円65銭上げて取引を終了しました。
≫上海でも取引開始直後から買い注文が相次いだ。
バンコクでも、株価ボードは値上がりを示す緑色一色となっていた。
夕方から開き始めたヨーロッパ市場でも軒並み、値を上げている。
FRBの利上げはアメリカ経済の好調さを示している。
利上げは景気の足を引っ張るがイエレン議長が今後の利上げペースは緩やかになると発言し市場に安心感を与えた。
≫なぜ、このタイミングで利上げに踏み切ったのか。
理由の1つはバブルの懸念が出ていたことだ。
マンハッタンのマンションの販売価格はゼロ金利を続けている間に1.5倍に上昇した。
5番街に面した一等地にもかかわらずテナントが入っていない一角がある。
≫5番街の一等地に面したこちらの店舗。
老舗のおもちゃ店が入っていたんですが家賃の高騰でここを出て行きました。
5か月経った今も新しいテナントは入っていません。
≫ここは老舗のおもちゃ店が営業していた。
ところが、賃料の高騰で今年7月に閉店に追い込まれた。
≫ゼロ金利による緩和マネーが不動産市場に流れ込み家賃の高騰を招いている。
今回の利上げはこうしたバブルの兆候にブレーキをかける狙いがある。
イエレン議長が利上げの判断をした理由。
もう1つは雇用が回復していることだ。
失業率はリーマン・ショック直後の10%から5%にまで改善した。
しかし、その内訳を見ると正規の仕事に就きたいのにパートで働かざるを得ない人が依然として多い。
アメリカ各地で開かれている就職説明会。
目立つのは若者の姿だ。
≫若者を中心に広がる格差や雇用不安が過激な発言を重ねるトランプ氏の支持につながっているという見方がある。
一方、アメリカの利上げによってドルが買われている。
日本は金融緩和を維持しアメリカは利上げに踏み切った。
日米の金融政策の違いは円安要因となる。
円安は輸出企業にはプラスだがいきすぎると輸入品の価格が上昇し中小企業や内需型の企業は痛手となる。
≫アメリカの金融緩和によって調達コストの安いドルが大量に新興国に流れ込んでいる。
しかし、金利引き上げによってこの流れが逆転する。
すでにその動きは始まっていた。
この1年間にブラジル、南アフリカトルコなど新興国の通貨はドルに対して2割から3割安くなっていた。
≫海図なき領域ですよね。
先のことはなかなか読むのは難しいですが。
どうですか?この一連の動き。
≫まず、経済学の教科書がなかなか効かなくなってきたことがいえると思います。
これだけ政策金利を上げるということは市場金利も上がりますしそれに伴って債権価格あるいは企業の収益、株価は下がるということが定説なわけですが株価も上げてダウもそれからナスダックも上げ大体、世界全体で1.2から1.5上海は1.8ぐらい上がるので今回は利上げで大きなお祭りのように報じられることがありますが若干、ハンドルを切ったというこれからも徐々に切りますがという程度のもので。
中央銀行としての市場との対話は実に巧みだったなという感じがするんですね。
≫これだけ上げるぞと言われてきて免疫がついてきていると市場も、ほっとしてぐっと上がった感じですね。
≫おっしゃるとおりなんですね。
足元を見てみると今、VTRにあったように確かに、失業率ですとか賃金も、まあまあでしょう。
いいでしょうと。
あるいは非農業部門の雇用者数もいいでしょう。
ただ今回の理由に挙がる中期でのインフレ2%ターゲットに対してということにいえば足元も、下方修正されて1.6から1.7ぐらいになっているからなかなか難しいと。
それから製造業の業況指数も50を切っている段階では利上げはこれはちょっとノーだということの中では上がってるということでここは意を決してというところもあるんでしょうが。
ここまで、この1年間ずっと利上げの話がありましたのでここにきて、いよいよということだったとは思うんです。
≫日本経済のこと気になりますけどね。
≫これはやはり影響を受けるんですが。
もとはといえばリーマン・ショック以降の出来事でいわば、経済というのは神の見えざる手というのがありまして生産と消費は自動的にお互いに最適化されていくというアダム・スミスの明言がありましたがあのときに何が起こったかというと、政府と中央銀行の見える手で救済され金融緩和という金融政策でもって調整されいまや、自由資本主義ってなんだろうというのがそこに大きなクエスチョンマークがあるのが事実で。
または各国あるいは地域の金融政策中央銀行の政策がそれぞれ、つばぜり合いを起こしていくというおよそ、本来の経済とは。
投資家と中央銀行の間の対話になってしまっていて経済は取り残されているという感じがしますね。
≫マネー経済が実体経済を振り回すというわけのわからない逆転が続いているし。
考えてみたら異例の7年間から脱して、ついにこうやって利上げってゼロ金利から脱出というけどその異例が続いた原因はおっしゃるとおりリーマン・ショックであってアメリカの金融会社をはじめとして、政策がサブプライムなんていんちき商品を売りさばいたことが元凶でこうなって中国の異例の財政出動とアメリカの異例の緩和と。
これで、ようやくここまできた。
日本は異例の緩和が続いている。
なんだか堂々巡りですよね。
≫日本、まさに金融政策決定会合が今日、明日で行われるという段階であるし。
これが、総裁がどう次に出るのか緩和という呼び声も高いようなんですけど。
ここは、各国がアメリカの動きに注視をして呼応せざるを得ない。
あるいは、逆の動きをせざるを得ないということでしょうね。
≫はっきり言っちゃえば市場は更なるドーピングをと。
≫アメリカ、言ってみれば一方で金融緩和は残っていますので4.5兆ドルぐらいの金融資産、債権もありますし住宅ローンの担保証券もあるのでこれを流動化させるのも≫昨日、引退を発表したなでしこジャパンの澤穂希選手。
今日、会見で今の思いを語りました。
≫最初は吹っ切れたような笑顔だった。
≫今週土曜日には皇后杯の準々決勝が控えている。
このタイミングでの発表については…。
≫代表入りはまだ15歳だった。
≫2008年から優勝した2011年のワールドカップまでなでしこジャパンのキャプテンとして先頭に立った。
翌年のロンドンオリンピック。
キャプテンマークを受け継いだのは宮間あや選手。
誰よりも澤選手の背中が大きく見えていたのではないだろうか。
≫引退発表の昨日は澤選手がしゃべる前には話せないとしていた宮間選手。
思うに、どれほど複雑な心情だったのか。
その宮間選手が先ほどコメントを出した。
≫過去、インタビューでは指導者になる気はないと発言していたが引退を決め心にも変化が。
≫ずっと現役でいらしたわけですから当然、澤さんの胸中に寂しさがいっぱいあると思うんです。
だけど気づいたのは寂しさというものを含んでいるからこそ笑顔がすばらしいんですよね。
≫語る言葉1つ1つでも真っすぐと突き刺さる感情ですとか。
それから表情1つ1つにも本当に、寂しさとともにやりきったという感情もにじんでいたような感じもします。
≫そういうある種諦めにも似たね、ここまでやったんだからというのもにじんでらっしゃいましたね。
≫ものすごく吹っ切れた表情だったように感じます。
≫次は税金の使い方について考えてみよう。
もちろんいろんな意見が交錯します。
あえて、わかりづらい振りをさせていただいてVTRでこれを言いたいのねとわかっていただきたいという思いも込めてわかりづらくやりますけども補正予算で1人につきプラス3万円というのがある。
一方で、これはそんなにこれほど言われないこととしてこっちのマイナス3000円のジャンルのほうをどう考えますか?≫来年度、所得の低いお年寄りに1人3万円を配る給付金案。
自民党の会議では昨日に続き今日も少子化対策も必要なのにどうして高齢者ばかり優遇なのかと批判が続出したが結局、3万円給付金を了承。
明日、閣議決定される補正予算案に3600億円を計上することになった。
≫党内の反発を受けて稲田政調会長が社会保障の在り方を引き続き議論すると約束しなんとか了承まで取り付けた形だ。
ならば、番組ではぜひ議論してほしいことがある。
子育て世帯の生活をどう変えるのか。
政府は、所得の低い一人親世帯に支給している児童扶養手当について来年度から100億円弱増やし拡充する方向で調整している。
1人目の子どもに対する支給額。
ひと月、最大で4万2000円は変えないが2人目は現状の5000円を1万円に。
3人目以降も現状の2倍にする方針。
また、幼稚園や保育園の保育料。
2人目の子の保育料を半額。
3人目以降を無料にする仕組みを拡充する。
その一方で苦しい生活をしながら一人っ子を育てる親はどうか。
気になる政策変更もある。
≫消費税が8%になったことと引き換えに一定の所得以下で中学生までの子どもがいる世帯には昨年度は子ども1人あたり1万円。
今年度は3000円の給付金が出ていた。
1600万人が対象で一人っ子世帯であろうと兄弟がいようと支給されている。
しかし、政府・与党は今年度でこれを廃止する。
一人っ子の家庭にとって先ほどの保育料減免などは関係しないので支援が増えるどころか3000円減ることになる。
≫という面もあるわけです。
こういう税金の使い道こそ臨時国会国会の中でやってくださいよっていう思いがあるんですが野党の追及もなければその国会の場もない。
来年から通常国会だという話なんです。
ショーンさん、どうですか。
お金の使い道。
もちろんいろんな議論がありますが。
≫こういう議論、見ていると本当に、常にバンドエイドというかばんそうこう的に話が行われるなと思います。
そもそもということで考えると高齢者のことで言うと以前、「報道ステーション」でもお話させていただきましたけど日本の高齢者の貧困率は先進国に比べて高いんですね。
高齢者の全般的な生活水準というのは高いわけなんですが貧困率というと貯蓄もない収入もない仕送りもない介護してくれる人もいない。
結局、20%ぐらいの貧困率がある。
実は、アメリカに匹敵するぐらいだという数字があったりするわけです。
そこに対してでは、3万円というもので解決になるのかというそもそも的な議論。
子育てということで言いますと例えばシングルマザーの人の平均年収が180万円でそれで6割の人が貧困層にあって半数の人が非正規状態にある。
この状態を解決せずにじゃあ、お金を配るいや、配らないという議論だけで物事が解決するのかというとそうではない。
根本的な議論がいつまでも行われていないという。
≫ずっとフォローするわけじゃないんですよね。
≫例えばそれがもしかするとこれ以降、持続可能な制度。
例えば2048年に本当に人口が1億人になりその4割が65歳という人口を見るときそこに対応可能な持続可能な社会保障の制度というものを見極めた今日現在の2015年の在り方が全く見えてこない感じがします。
それは、各行政の連携でありあるいはそれぞれの社会的な問題もあると思うんです。
労働環境の問題もあると思います。
日本の年金制度は日本の労働慣行雇用慣行に沿っていますので。
みんなが思っていない雇用の仕方をされている人たちにとっては年金がもらえてない人が圧倒的にいらっしゃる。
ですから、雇用の多様化。
あるいは家族、あるいは子育ての多様化というものを踏まえた社会保障制度全体を考えたうえでの給付という話をやはりしていただきたいなと。
常に思いますね。
≫お話を聞いているとつくづく思いますが。
やっぱりクリスマスプレゼントはあったほうがいいんですけどだけど税金サンタクロースですからね。
そこを、どういう動きになっているかからくりになっているか。
それから日本経済がなんとかこうやって今、もってるというのもそれは、日銀の国債の爆買いですから。
このカンフル剤をいつとるのか全然とる見込みがなくて、逆の催促相場もある。
おかしいですよね。
構造改革は金融政策じゃできませんから。
≫本当財源ということでいうと財政の健全化ということとひも付けてやっていかないといけないわけで。
高所、大局から見た今日現在の≫12日に兵庫県加古川市で大山真白さんの遺体が見つかった事件ですけども大山さんの足取りが途絶えたのは6日なんですがこの日に大山さんが友人にこれから加古川に行かなければいけないと語っていたことがわかりました。
≫これは、2年前関西のラジオ番組で将来の目標を語る大山真白さんの肉声。
今日、新たにわかったこと。
≫太陽の塔のすぐ近くに先月オープンしたばかりのこちらのショッピングモールは映画館なども入っていまして若者たちに非常に人気の場所なんですね。
大山さんの行動はこれまで6日の午前8時以降はわかっていなかったんですがその日の午後には友人とこちらに遊びに来ていたことがわかりました。
≫その際、大山さんは友人にある言葉を残していたという。
≫警察は大山さんがその後公共交通機関を使い加古川市に向かった可能性もあるとみている。
だが、最短でも電車で1時間30分。
なんのために向かったのか。
誰かと待ち合わせをしていたのか。
大山さんが死亡したとみられるのは10日ごろ。
もし、6日に加古川市に行っていたとしたら大山さんが数日間、加古川市に滞在していた可能性も出てくる。
9日か10日の未明には市内で、携帯電話を使った形跡も確認された。
また、取材を進めると警察が、加古川市内で特定の時間帯の防犯カメラや不審車両を追っていることがわかってきた。
大山さんは加古川市でトラブルに巻き込まれたのか。
捜査が続いている。
≫元気だった声を聞くと本当、つらいですよね。
≫NHK子会社の社員による不正が発覚しました。
2億円を横領した疑いです。
≫NHK子会社の40代の男性社員2人が会社の金を横領していたことがわかった。
その額、およそ2億円。
手口はこうだ。
放送関連機器の設置などを行うNHKアイテックの社員2人のうち1人が実態のない会社を作る。
そこに、およそ4億円もの工事を発注。
そこには一部、架空の工事が含まれており発注費用の半分近く、2億円を不正に受け取ったとみられている。
会社側は、経理の審査でも見抜くことができず東京国税局の税務調査で発覚した。
≫1000人以上集まっているとみられる記者がプーチン大統領の登場を固唾をのんで見守っています。
≫年末恒例3〜4時間かけて行われる通称マラソン会見。
今年は、失速しているロシア経済への質問から始まった。
≫激震が走ったドーピング問題では…。
≫そして、シリア問題。
1日あたり5億円とされる軍事に関しての質問。
≫強気の演出で≫今日は今シーズン一番の寒気で急に冬らしくなりました。
各地から初雪の便りが届いています。
北陸では記録的に遅い初雪となったんです。
雪不足だったスキー場でもようやく銀世界が広がりました。
そして、こちら。
サルも丸くなるくらい寒くなったんですが夜にかけても急速に冷え込んでいます。
東京も冬らしい空気になっています。
風が吹くとぶるっと震えるぐらい寒くなっています。
明日も全国的に冬らしい天気となりそうです。
天気に変化が出るのは月曜日になりそうです。
乾燥が気になる季節になってきて気をつけたいのが感染症です。
インフルエンザはまだ流行していないということなんですがほかには、流行の兆しが見えているものがあるんです。
なぜ乾燥すると流行するのか。
その原因の1つにウイルスの動きが挙げられるんです。
湿度が高くなるとこのウイルス水分を含んで重くなりますので飛び散りにくくなります。
逆に、空気が乾燥してしまうとウイルス自身が軽くなりますので飛び散りやすくなってしまうんです。
この時期乾燥してしまいますので加湿器などで湿度を50%から60%に保つようにお気をつけください。
≫はい、気をつけましょう。
ここからスポーツまいります。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずは、プロ野球からです。
広島の黒田博樹投手。
今シーズン、日本球界に復帰し男気ブームも起きました。
今日、契約更改を行ったんですがなんと年俸は6億円。
球界最高額となりました。
≫2億円アップの年俸6億円プラス出来高。
オリックス金子を抜き現役最高となった黒田。
8年ぶりに広島に復帰した今年11勝8敗。
防御率2.55の成績を残した。
その成績だけでなくメジャーの巨額なオファーを蹴り広島に帰ってきたことで巻き起こった男気フィーバー。
観客動員やグッズの売り上げなども評価された。
シーズン終了後引退も考えていた黒田。
それでも現役続行を決断した理由は…。
≫日米通算200勝まであと7勝と迫る来シーズン。
≫続いてはサッカーのスーパープレー特集も含めてお伝えしましょう。
お久しぶりです。
澤登さんに来ていただきました。
よろしくお願いします。
澤登さん澤さん引退しましたね。
≫引退会見のときに言葉が詰まるのって、すごくわかるんですよね。
その気持ちを思い出しました、僕も。
≫でも長く続けてねここまでやってきたからにはいろんな思いが去来していると思いますね。
≫チームを引っ張りましたからね。
≫今夜、澤登さんとまずお伝えするのはFIFAクラブワールドカップの準決勝です。
ヨーロッパ王者スペインのバルセロナが登場です。
≫キックオフ前バルセロナに緊急事態。
エース・メッシが尿管結石のため欠場すると発表。
更に、左足を痛めているネイマールはベンチスタート。
攻撃の軸2人を欠くことになったバルセロナ。
前半39分。
決めたのはスアレス。
ウルグアイ代表のゴールハンターが先制点を奪う。
エンド変わった後半5分。
イニエスタのパスにまたもスアレス。
これぞワールドクラス。
鮮やかなボレーシュートでスアレスが2点目を決めた。
更に、後半22分。
PKのチャンス。
蹴るのはスアレス。
大会史上初のハットトリック達成。
スアレスのゴールショーでバルセロナが決勝進出を決めた。
≫澤登さん、バルセロナすばらしい勝利を挙げました。
≫なんといってもハットトリックのスアレスです。
≫こちらは2点目のシーンですね。
≫すばらしいゴールです。
これ、シュートを打つ前の動きに注目してください。
一度ボールを預けると、見てください。
すぐに動き出しますね。
後ろにボールを出すとすぐに動き出しています。
≫速いですね。
≫これは相手ディフェンダーがボールウォッチャーになっている間にフリーになっています。
更に、トラップからのシュートを見てください。
鮮やかです。
すばらしい動きでした。
≫スアレス選手のハットトリックもすばらしいんですがやっぱりネイマール選手メッシ選手が見られなかったのはちょっと残念でしたね。
欠場したからというわけではないですがこの2人のスーパープレーをご紹介します。
≫バルセロナの強さの象徴といったらメッシ、スアレス、ネイマール。
頭文字でいったらMSNというんですね。
今日は、この3人のプレーをこのタッチペンを使って解説していきたいと思います。
≫スアレス、ネイマールメッシですね。
3人のリーグ戦のゴール数が86点取ってるんです。
この数字は各国で最多得点チームの合計ゴール数より3人のほうが多いんです。
3人のベストゴールからそのすごさを伝えていきます。
まずはメッシです。
今度のFIFA最優秀ゴール候補のプレー。
まず、見てください。
相手4人抜き去りゴールを決めます。
3人、一気に抜いてますよね。
更に、ここで抜いてゴールを決めています。
≫誰も止められないですね。
≫ポイントはボールタッチの多さ。
多さだと思うんです。
相手の動きに瞬時に対応することができるんですね。
このシーン。
ちょっとタッチ数数えてみましょうか。
≫もう数えられないぐらい多いですね。
10秒間で16回もボールタッチしてるんですね。
この細かいタッチ更にスピードです。
速いですよね。
相手ディフェンス対応することが難しくなりますよね。
メッシのドリブル力。
これ、メッシにしかできません。
続いては、スアレスのジャンピングボレー。
まずは見てください。
力強いすばらしいゴールですね。
これだけ高さのあるボールをシュートしようとすると普通は、ゴールの上に浮かせてしまうことが多いんですけども。
ボディーバランスのよさ。
それから、体幹の強さ。
これがあるからこそどんな体勢でもこのゴールを決めることができるんです。
≫この体勢でシュートは…。
≫なかなか蹴れないんですがスアレスの決定力。
更に、最後、ネイマールのベストゴール見ましょう。
まず、見てください。
どうですか美しくないですか?このプレー。
≫憧れるようなゴールですね。
≫これは、相手の頭上をふわりと越していくプレーなんですけど。
このプレーなんですがトラップしたあとに前を向くんですけど相手が、ここに来ると予想しながらいくんですが。
その上を抜いてかわしてるんですよね。
≫予測してるんですね。
≫そのときのディフェンスの表情を見てください。
そっちに抜くの?という表情をしていますね。
≫驚いていますね。
意表をつかれた感じというか。
≫そのぐらいすごいプレーなんですね。
ネイマールの想像力。
これがネイマールの魅力なんです。
≫そのほかのスーパースターも負けていない。
クリスティアーノ・ロナウド。
ピタッと止めてドーン!完璧なトラップ。
そして、この位置から決める。
続いてユベントスフランス代表、ポグバ。
スウェーデン代表イブラヒモビッチのフリーキック。
壁の外から曲げた。
ドルトムントヒールパスを受けたオーバメヤン。
キーパー、出てきたところをループシュート。
スペイン代表ダビド・シルバ。
このパス。
タイミング、スピードコース。
全てが完璧。
ナポリ、アルゼンチン代表イグアイン。
巧みにディフェンダーをかわす。
セルビア代表のコーナーキック。
ヘディングでパスしてマティッチ。
オーバーヘッドで決めた。
バイエルン、ポーランド代表レバンドフスキ。
この試合、9分の間に1人で5点を挙げた。
FIFA最優秀ゴールにノミネートされたゴール。
ドカーン!もう一度、ドカーン!≫続いては日本でも世界を驚愕させたゴールがあったんですよね。
≫海外メディアではこう報じられました。
≫そして、もう1つこんなふうにも書かれています。
≫そのワンダーゴールがこちらです。
青のユニホーム岡山・玉野光南高校に注目してください。
同点で迎えた延長終了間際のプレー。
キーパーのキックから始まりヘディングヘディングとつないでこの決勝ゴールなんです。
≫これは盛り上がりますね。
≫すごいですね。
もう一度、見てみましょう。
実は、1回も最後のゴールまで地面についてないんです。
≫こんなことがあるんですね。
≫すごいですよね。
最後は、見てください。
反転してワンダーゴールです。
≫ワンダフルですね。
このプレーをボールをつないだ順番に振り返ってもらいました。
≫時間がなかったんで攻撃陣のアイデアを生かしてもらいたいと思ってました。
≫チヤホヤされました。
≫ボールをとにかく早く土居に送るという練習をしていたので。
≫反転してからのシュートは春ぐらいから自主練習でやってて大事な場面で出たので自分としてはすごくよかったと思います。
≫最後にもう一度見ましょうか。
≫京都市南区の交差点で乗用車2台が出合い頭に衝突しました。
このうち1台が横転し近くにいた小学6年生の女の子2人がはねられました。
2人とも重体です。
現場は見通しが悪く信号機は設置されていませんでした。
≫それにしても先ほどのネイマール選手にやられてしまったディフェンダー。
2015/12/17(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

澤穂希が現役引退会見…理由は?心境は?今後は?▽米FRB利上げへ…アメリカで起きること、世界で起きること▽産経新聞前ソウル支局長に判決

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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