《サスケ:千鳥の破壊力はそろそろ限界だ。
うまく進化させることができれば…。
だがどうやって…。
父さん…》《相談くらいできなくてどうする?俺はあいつを凌駕すると決めたんだ》父さん今いいかな?
(フガク)立て込んでいるあとにしろ。
兄さん。
(イタチ)お前も入れ大事な話だ。
(フガク)それでお前は結論を出したんだな?
(イタチ)はい父さん。
しばらく四代目の近くで仕事をしてみた結論だ。
どうやら四代目は本気でうちはの扱いを変える気のようだ。
俺は信じてみたいと思う。
そうか。
(イタチ)だがそのためには俺たちも変わらないといけない。
俺たちはあまりにも他者との距離を置きすぎてしまった。
それが解決への足かせとなっている。
でお前はどう考える?示す必要があると思う俺たちに他意はないと。
ともに里に暮らす一員としてこの里に四代目に忠誠を誓い積極的に協力していく姿勢を…。
それは条件をのむ代わりに従う態度を見せるということか?そういうことじゃない。
俺が個人的に思ったことだ。
そんな便利屋みたいな…。
黙っていろサスケ。
他ならぬイタチの言葉だ。
考えたうえでの判断だろう。
でも!それに政への参加は長年にわたる我々の願いだ。
もともと俺たちの祖先は血で血を洗う争いの末ここで生きることを選んだ。
妥協点は探るべきだろう。
ありがとう。
《父さんはいつだって…》
(イタチ)それで早速だけど火影からの依頼を預かってきているんだ。
フンッ抜け目のないことだ。
俺がこの話をのむと見越していたわけか。
大名府での要人護衛任務。
(イタチ)大名じきじきの依頼で木ノ葉から護衛隊を派遣することになった。
長期の任務になると思う。
(フガク)うん我々が請け負う以上失敗は許されん。
早速人選に入ろう。
《いつだってそうだ。
父さんが見ているのは兄さんだけ。
どれだけ頑張っても》ハァ…やはりイタチのときのようにはいかんか。
お前の兄ならもっとうまく立ち回ったろうに。
他ならぬイタチの言葉だ。
考えたうえでの判断だろう《いつだって絶対に俺を認めはしない》
(サクラ)ねっ言ったでしょナルト。
サスケ君千鳥をマスターしたって。
(ナルト)ほんとだ…自分で言いだしたのに先越されたってばよ。
サスケく〜ん!差し入れ持ってきたから一緒に食べよ!邪魔だ。
うん?
(サクラ)サスケ君?いきなり何すんだってばよ!サクラちゃんに謝れ!俺に命令するな。
万年ドベが偉そうに。
命令じゃねえだろ。
それに俺はドベじゃねえ。
とっくにお前に追いついてる。
認めねえのはお前だけだろ。
貴様…。
思い上がるな。
この俺がお前と対等になるなどありえない。
なら試してみるかよ今すぐに。
いいだろう。
(サクラ)ねぇ2人ともやめて。
〜うお〜!うお〜!ナルト!サスケ!ダメ〜!父ちゃん…。
(ミナト)悪いけど里内での戦闘は禁止だよ。
四代目様ありがとうございます。
ごめんねサクラあっ。
《あいつは…》いってえ。
サスケ君!《何なんだあの力は。
どうしてあいつは…》《俺は絶対にお前を認めない》《誇りにかけて必ずお前をねじ伏せてやる》俺が螺旋丸を編み出したのは仲間を傷つけるためじゃない。
なぜあんなことを。
悔しかったんだってばよ。
俺はずっとあいつを追いかけてきたんだ。
なのにあいつは全然俺のことを認めねえ。
はぁ…人の心は簡単じゃないからね。
でも…でも俺は諦めねえ。
今は無理でももっと強くなっていつか必ず認めさせてやる!お前は先日の話を聞いていたと思ったのだが。
また事情も聞かず俺だけを責めるのか。
どういうつもりだ!なんでもない。
ただあんたに期待するのはやめたってだけだ。
だから俺は俺の道を行くことにした。
お前の道?あぁそうだ。
だから今は力が欲しい。
ひとつあんたに頼みがある。
よ〜し!今日もバリバリ修業だ!
(自来也)まったく朝から騒がしいのぉ。
(あくび)さぁいくぞ!
(サクラ)ナルト!え?サクラちゃん?どうしたんだってばよ?
(サクラ)大変なのサスケ君が!本当なのか?父ちゃんサスケが俺たちの班から抜けるって。
本当だよ。
さっきフガクさんが伝えてきた。
サスケ君は本日をもって木ノ葉警務部隊の所属となった。
なんで急にそんなこと!?私たちのチームは…第七班はどうなっちゃうんですか?それは…。
俺直接聞いてくるってばよ!待て!待てのぉ。
ぐえっ!何するんだってばよ!
(咳払い)サスケ君はもう大名府へ旅立った。
うちは一族に請け負ってもらった長期護衛任務に就くためにね。
向かったのはうちはの精鋭部隊だ。
その諸先輩たちについて学びたいとサスケ君が強く志願したらしい。
(サクラ)サスケ君が。
そんな…急すぎだってばよ。
俺らまだ仲直りもしてねえのに。
はぁ〜お前ってやつは本当にバカだのぉ。
ここは少し喜ぶところだろうが。
えっ?なんでそうなるんだ?この任務に志願したのはおのれを磨くため。
これほど急に決めたのはお前とやりあってあの小僧なりに思うところがあったということだ。
じゃああいつも?ああ。
お前と同じく負けたくない。
まあ意識くらいはされてるってことだ。
そっか。
安心しとる場合か。
サスケはムチャクチャ強くなって今度こそお前を叩き潰しにくるってことだぞ。
それダメ!俺だって修業するってえの!早く今すぐやるぞ!よしその意気だ。
わしも遠くの空から応援してやるからな。
うん!ちょちょちょちょちょ…ちょっと待てってばよ!その口っぷり修業見てくれる気ねえのかよ!なあエロ仙人!もう傷もすっかり癒えたしのぉ。
そろそろ大蛇丸のやつを捜しに行くつもりだ。
そんな〜。
ハハハハハッ!まあそう落ち込まないで。
修業なら僕が合間を見て…。
でも父ちゃんってばいつも忙しいじゃん。
なら俺も連れてけってばよ!なんと?一緒に旅立つっていうのかい?名案だろ!これなら道中ガッツリ修業もできるし。
え〜と自来也先生。
ふ〜む。
まあわしはかまわんがクシナのやつがなんと言うかのぉ。
あいつは忍の三禁だのなんだのうるさいからのぉ。
そんなの…説得あるのみだってばよ!さっ行こうぜ!な〜に勝手なやつだ…。
(サクラ)ああの…。
つまり…ナルトも出てっちゃうってことですよね。
申し訳ない。
すぐにキミの編入先を考えるから…。
いえ…。
あの…私なら臨時扱いでいいです。
でも…。
だってナルトが帰ってくればまた同じ班に戻るし。
それにサスケ君の気だって変わるかもしれませんから。
そうか。
それと2人がいない間に私もやりたいことがあるんです。
ちょうどいい機会だと思いますから。
お願いです前におっしゃっていたあの術に挑戦させてください。
《同じ班で私だけ遅れをとるわけにはいかないもの…》《綱手:フン…いい顔になったじゃないか》
(綱手)いいだろう。
その代わり私は甘くないよ!
(サクラ)は…はい!
(シスイ)本当にいいのか?フガク隊長に言われてお前を預かったが。
同行の者は皆お前よりも格上。
大名府での日々は相当厳しいものになる。
望むところだ。
父さんと兄さんを除けばあんたはうちは一の手だれだ。
兄さんが火影についている以上隊長に任じられるのはあんただと踏んでいた。
だからこそ志願したと…。
俺には果たすべき目的がある。
そのためなら…。
そうか。
ならば結構。
いくぞ。
なあ前から思ってたんだけどさ。
大蛇丸ってば悪いやつなんだろ?なんでわざわざ追っかけるんだってばよ?あれでもわしの友だったからのぉ…。
(自来也)だがある時道を踏み外した。
引き戻すべきだったんだがわしは止めきれなかった…。
そっか…。
どうしても考えてしまう。
あの時手を離さなければあいつはまだここにいたかもしれんとな。
お前はこんな後悔を抱えるなよ。
うん。
とはいえわしとて諦めん!いつか連れ戻してやるからのぉ!おう!見送りなんてわざわざいいのに。
(クシナ)そうはいかないってばね!
(クシナ)いい?ナルト忍の三禁は必ず守って!自来也先生はちょっと自由すぎるから悪いところは真似しちゃダメだからね!すみません見送りにくるって聞かなくて…。
当たり前だってばね!もしナルトが先生の情報収集ついでにいけない遊びとか覚えちゃったらどうするの!もともとこの子はやんちゃで無茶ばっかりするから心配なのに〜!安心せい。
こいつが邪魔になったら妙木山にでも放り込むわい。
妙木山?どんな料理が出ても頑張るんだよ…。
え?うん。
(シカマル)おい。
(シカマル)道中は気をつけろよ。
みんな!
(チョウジ)程々にしておいてよ。
ナルトが頑張りすぎると僕たちがサボってるみたいだし。
(いの)何言ってんの!私たちも頑張るの!万年下忍とか絶対ごめんなんだから!言っとくけど私は上にあがる気満々よ。
もう修業先も確保したし。
えっいつの間に!?ナルトには負けてられないもん。
そっか。
おいそろそろ行くぞ。
おう!了解だってばよ!じゃあ行ってくるってばよ!
(ダンゾウ)お前ほどの忍がしくじるとはな。
あの計画が成功していれば四代目を支持する穏健派の上忍どもを一掃しこちらの勢力を広げられたものを。
(大蛇丸)そう押し付けられてもね。
失敗の原因はヒザシが集めた寄せ集めの忍たちのせい。
ひいては計画の中心にヒザシを据えたそちらの落ち度もあるでしょう。
(ダンゾウ)フン…。
私はやるべきことはやった。
だから契約は果たしてもらうわ。
わかった。
次の器に希望はあるか?そうね。
本当はイタチ君がよかったんだけど今回は間に合わなかった。
次の時機にはもう薹が立ってしまうわね。
そうか…。
イタチと同等以上の素質を持ち3年後に肉体の全盛期を迎える適当な者を選んでおこう。
ええお願いするわ。
若くて美しくて強い最高の肉体をね。
はぁっ!うお〜っ!うお〜っ!まだまだ!イテ〜!千鳥流し!〜
(綱手)よしなかなかいいぞ。
(シスイ)交代が到着し次第木ノ葉に戻るそうだな。
ああ。
ここで学ぶべきことはすべて学んだ。
それに俺には果たすべき目的がある。
(シスイ)余計なことかもしれないが目的を持つのはいいことだが強すぎる執着は人をあるべき道から外れさせることもある。
それを心にとめておけ。
俺に干渉は不要だ。
3年間世話になった。
《できれば見届けたいが留まる俺には無理な話か》
(フガク)戻ったか。
報告は聞いている。
あの地には精鋭を集めたが今やシスイに次ぐ力を身につけたそうだな。
たいしたことじゃない。
俺は近いうちにイタチをも超える。
フンッ言うようになったものだな。
これは…。
木ノ葉警務部隊副隊長の腕章だ。
偉そうな口なら誰にでもきける。
実際に任務についてお前の力を示してみろ。
フンッ望むところだ。
《俺は戻ったあの日の屈辱を晴らすために。
そして次こそはお前を倒し俺の強さを証明してやる!》
旬の小鉢が大好きな豆助
2015/12/17(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝 自来也忍法帳「互いの道」[字][デ]
フガクに認められず苛立つサスケはナルトとケンカを始めてしまう。このケンカでナルトとの差を思い知らされたサスケはナルトに勝つとの決意を胸に木ノ葉警務部隊に入る。
詳細情報
番組内容
ついに生身の体を取り戻したうちはマダラ。全ての尾獣を手に入れたマダラは強大な力を持つ十尾の人柱力となり、全ての人間を幻術にかけ操る“月の眼計画”の目的を果たすため、その準備に取りかかる。
その計画を阻むため、忍連合軍は力を合わせマダラに攻撃を仕掛けるが全く歯が立たない。頼みのナルト、サスケも瀕死の状況。果たしてマダラを止めることはできるのか?
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】NARUTO-ナルト-(岸本斉史・集英社ジャンプコミックス刊)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】宮田由佳
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】
「LINE」
歌:スキマスイッチ
【ED】
「トラブルメイカー」
歌:KANIKAPILA
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ
http://ani.tv/naruto/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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