こんばんは。
ニュースシブ5時です。
女子サッカーの澤穂希選手が、今シーズンで現役を引退することになりました。
世界一になりたいという夢をかなえた澤選手。
まもなく記者会見に臨み、引退を決めた訳を語ります。
会見は5時半からの予定なんですね。
始まりしだい、お伝えします。
では、きょうの主なニュース、最新のニュースです。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対する裁判の判決公判が、きょう午後2時から、韓国の裁判所で始まり、事実認定などについての読み上げが続いています。
まもなく判決が言い渡されます。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、自社のウエブサイトに掲載したコラムで、去年4月に起きた、韓国の旅客船沈没事故の当日、パク・クネ大統領の所在が一時分からなくなっていたと伝えた韓国の有力紙、朝鮮日報の記事を引用したうえで、パク大統領が元秘書の男性と一緒にいた可能性を示唆し、インターネットを使って大統領の名誉を毀損した罪に問われました。
裁判で検察側は、加藤前支局長に懲役1年6か月を求刑しているのに対し、弁護側は無罪を主張しています。
この裁判の判決公判が、ソウル中央地方裁判所できょう午後2時から始まり、双方の主張や、裁判所による事実認定などについて、通訳を挟みながら読み上げが行われていて、開廷からおよそ3時間がたった今も続いています。
判決に先立って裁判所は、韓国外務省が提出したとする文書を読み上げました。
この中で韓国外務省は、日本側から両国の関係を改善していく過程で、今回の事件が大きな障害要因になっているという指摘があり、大局的な次元で善処するよう強く求めてきたと、日本側が善処するよう求めてきたことを明らかにしました。
その上で、最近、両国関係の改善の兆しがあり、特にあす12月18日が、両国の基本条約が発効して50年の記念日であることも勘案し、日本側の主張をしん酌することを望むと、裁判所側の配慮を求めました。
今回の裁判を巡っては、日本政府が、報道の自由の観点から韓国政府に繰り返し懸念を伝えてきただけに、判決の行方が今後の日韓関係に影響を及ぼすことも予想されます。
株価が大きく値上がりしました。
きょうの東京株式市場は、アメリカの中央銀行・FRBが、政策金利の引き上げに踏み切ったあとも、円相場に波乱が起きていないことなどから、投資家の間に、世界経済の先行きに対する安心感が広がって、日経平均株価は300円以上値上がりしました。
きょうの東京株式市場は、取り引き開始直後から全面高の展開となり、株価は大きく値上がりしました。
午後に入って値上がり幅はやや縮小したものの、日経平均株価きょうの終値は、きのうより303円65銭高い、1万9353円56銭。
東証株価指数・トピックスは、23.99上がって、1564.71でした。
アメリカの中央銀行・FRBが、7年間に及んだ異例のゼロ金利政策を終えて、利上げに踏み切り、16日のニューヨーク市場が、220ドル以上値上がりしたことや、外国為替市場で円安ドル高に進んだことから、株価が上昇しました。
円相場はご覧のとおりです。
FRBが利上げに踏み切ったことについて、市場関係者の間では、事前の予想どおりだったとして、冷静に受け止められています。
為替取り引きを大規模に手がけている大手銀行のディーリングルームからは、顧客からのドルや円の売り買いの注文は、想定より少なく、落ち着いているという声も聞かれました。
閣僚の反応です。
きょうは、福岡市や金沢市で初雪を観測しました。
冬型の気圧配置が強まり、上空に寒気が流れ込んだ影響です。
北九州市の町並みを一望できる、標高622メートルの皿倉山の山頂付近です。
山肌の一部などがうっすらと雪に覆われました。
こちらは金沢市の兼六園です。
うっすらと雪が積もっています。
冬型の気圧配置が強まったため、金沢市ではきょう明け方にみぞれが降り、気象台は初雪を観測したと発表しました。
金沢市の初雪は、去年より15日遅く、平年よりは18日遅い観測となりました。
統計を取り始めた明治16年以降では、7番目に遅いということです。
福岡市でも初雪を観測しました。
去年より15日遅く、平年よりも2日遅い初雪で、厚手のコートを着て傘を差しながら歩く人の姿が見られました。
雪やみぞれの影響で、事故も起きています。
石川県小松市の北陸自動車道では、乗用車がスリップし、トラックに衝突しました。
けが人はいませんでした。
警察によりますと、当時、路面は雪などでシャーベット状になっていたということで、警察はチェーンの装着などを呼びかけています。
来年、採用人数を増やすことを計画している企業の割合は、減らす計画の企業を6年連続で上回り、人材の獲得競争が続くという調査結果がまとまりました。
大手情報サービス会社のリクルートホールディングスは、ことし10月から先月にかけて、全国の従業員5人以上の企業7210社を対象に、来年の採用活動について調べ、66%から回答がありました。
三輪解説委員です。
三輪さん、採用人数が増えるという、それ自体は学生にとってはいいことですよね?
そうですね。
それはそうだと思うんですけれども、同じく売り手市場といわれたことしの就職ですけれども、逆に混乱したという学生が多かったんですよね。
というのは、人材の獲得競争って、企業のほうがかなり激しくなってしまったということなんですね。
そこでちょっと来年については、こういうことがちょっとポイントになってくると思います。
企業側のいわば反則技に警戒をと。
どういうことかといいますと、ことしのケースでは、面接の解禁前に、事実上の面接を行ってしまったり、または内定した学生に対して、就職活動をやめるようにと脅す、オワハラ、就職終われハラスメントというのを、していた企業というのが問題になりました。
来年についても同じような、いわば反則技というのが、出てくる可能性というのもあるわけですね。
ことし、就職の面接の解禁時期がまた、変更されましたけれども、やっぱりそれを守っていくというルールを設けないと、やはり同じような混乱が続くと思います。
今、新しい情報が入ってきました。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された、産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は、先ほど、無罪判決を言い渡しました。
裁判では、検察が懲役1年6か月を求刑したのに対し、前支局長は無罪を主張していました。
繰り返してお伝えします。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は先ほど、無罪判決を言い渡しました。
裁判では検察が懲役1年6か月を求刑したのに対し、前支局長は無罪を主張していました。
今、入ってきた情報、もう一度繰り返してお伝えします。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は先ほど、無罪判決を言い渡しました。
裁判では、検察が懲役1年6か月を求刑したのに対し、前支局長は無罪を主張していました。
たった今、入ってきた情報をお伝えしています。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された、産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は先ほど、無罪判決を言い渡しました。
たった今、前ソウル支局長に対し、無罪判決が出たというニュースをお伝えしています。
スタジオには、国際部の高野デスクに入ってもらいました。
高野さん、まず、無罪判決ということになりました。
これについてはどう見ますか?
韓国の裁判所というのは、これまでも政治的な事情ですとか、それから国内世論の動向などをしん酌しがちだという指摘がずっとあったんですね。
今回、判決の言い渡しを前に、韓国外務省が国交正常化50年に当たることも勘案して、大局的な次元で善処するよう求める、日本側の主張に配慮することを促した文書が読み上げられるという異例の一幕があったのも、そうした体質を色濃くにじませているというふうに思います。
その結果、言い渡されたのが、執行猶予付きの実刑判決が出るんじゃないかとか、有罪判決が出るんじゃないかとかですね、そういう見方、いろいろあった中で、無罪という判決となりました。
日韓関係に影響することへの懸念はもちろんですけれども、同盟国のアメリカをはじめ、国際社会から報道の自由をないがしろにするものだという批判が相次いでいることも踏まえた判断だったのではないかという印象があります。
そうしますと、今回の裁判、判決が、今後、日韓関係にどういった影響を与えるというふうに考えられますか?
韓国に駐在する日本人記者の在宅起訴という事態を受けて、日本政府は、ずっと、初めて開かれた日韓首脳会談など、機会があるたびに、この問題を取り上げまして、韓国側に繰り返し、懸念を伝えてきました。
韓国国内には経済界を中心に、日本との関係改善を求める声が根強くあります。
パク・クネ政権も、歴史認識の問題と、経済や安全保障の協力とを切り離して取り組む、いわゆる2トラック外交にかじ切っているのも事実です。
2トラック外交?
しかし、今後の日韓関係が順調に進むと見通すのは容易ではないと思います。
パク大統領が強いこだわりを見せているのが、いわゆる従軍慰安婦問題ですね。
この問題が最大の壁として、立ちはだかっているからなんですね。
先の日韓首脳会談では、この問題の妥結に向けまして、交渉を加速化することで双方が一致。
おとといには、東京で外務省の局長による協議が行われましたが、来年の早い時期にソウルで改めて話し合う方向で調整することになりました。
今後も韓国政府が求めています被害者や韓国国民が、納得できる措置を巡って、日本政府との間で厳しい交渉が予想されます。
きょうの判決は、日韓の懸案の一つに、無罪という形で一区切りがついたのは事実ですが、逆にいえば、まだ一区切りがついたにすぎないということも言えると思います。
改めてその無罪判決について、またお伝えします。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう午後、大統領をひぼうする目的はなかったなどとして、無罪判決を言い渡しました。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、自社のウエブサイトに掲載したコラムで、去年4月に起きた、韓国の旅客船沈没事故の当日、パク・クネ大統領の所在が一時分からなくなっていたと伝えた韓国の有力紙、朝鮮日報の記事を引用したうえで、パク大統領が元秘書の男性と一緒にいた可能性を示唆し、インターネットを使って、大統領の名誉を毀損した罪に問われました。
これに対して加藤前支局長は、大統領を巡るうわさが社会に広がっている状況を読者に知らせるための記事で、公益性があった。
ひぼうする目的はなく、名誉毀損には当たらないなどとして、無罪を主張していました。
お伝えしていますように、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう午後、大統領をひぼうする目的はなかったなどとして、無罪判決を言い渡しました。
現在の総理大臣官邸の様子です。
安倍総理大臣の発言がありました。
詳しい情報、入りしだいお伝えします。
お伝えしていますように、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された、産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう午後、大統領をひぼうする目的はなかったなどとして、無罪判決を言い渡しました。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、自社のウエブサイトに掲載したコラムで、去年4月に起きた韓国の旅客船沈没事故の当日、パク・クネ大統領の所在が一時分からなくなっていたと伝えた韓国の有力紙、朝鮮日報の記事を引用したうえで、パク大統領が元秘書の男性と一緒にいた可能性を示唆し、インターネットを使って大統領の名誉を毀損した罪に問われていました。
では、ソウル中央地方裁判所の前から中継でお伝えします。
裁判長は、A4用紙でおよそ50枚に及ぶ判決文を、日本語による逐次通訳を挟みながら、およそ3時間をかけて読み上げました。
そして先ほど午後5時ごろ、無罪の判決を言い渡すと、傍聴席からはどよめきが起こりました。
また、被告人席にいた加藤前支局長は、比較的落ち着いた表情で、この判決を聞いていました。
きょうの裁判は判決文の読み上げに先立ち、韓国外務省が検察庁を通じて提出した文章の読み上げから始まるという、異例のものとなりました。
この中で韓国外務省は、日韓国交正常化50年のことし、今回の裁判が両国関係改善の障害になっており、大局的に善処すべきだと、日本側から強く要望があったとしたうえで、最近、両国間系の改善の兆しがあり、特にあす12月18日が、両国の基本条約が発効して50年の記念日に当たることを勘案し、日本側の主張をしん酌することを望むとして、配慮を求めたということです。
今回の裁判は、報道の自由、表現の自由などを巡り、国際的なジャーナリスト団体などが懸念を示すなど、判決には内外から注目が集まり、およそ100席の傍聴席には、座れなかった30人前後の人が、立ったまま傍聴していました。
加藤前支局長は、今後の方針について、ここから場所を移して、別の場所で記者会見を開く予定で、今後の対応などについて明らかにするということです。
以上、産経新聞の前ソウル支局長の裁判が行われたソウル中央地方裁判所の前からお伝えしました。
お伝えしていますように、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう午後、大統領をひぼうする目的はなかったなどとして、無罪判決を言い渡しました。
安倍総理大臣は先ほど、次のように述べました。
無罪判決が出たことを評価します。
日韓関係に前向きな影響が出てくることを期待したいと思います。
お伝えしていますように、韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された、産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう午後。
無罪判決を言い渡しました。
外務省の様子です。
今般、この無罪との判決が下されたことを、日韓関係の観点から、前向きに評価いたします。
このことが日韓関係を推進していくうえで、よい影響をもたらすことを期待したいと思います。
日韓関係では、慰安婦問題など、課題がたくさんありますが、それには前向きな影響を与えるというふうに受け止めていいんでしょうか?ー慰安婦問題につきましては、協議を加速するようにという両国首脳間による指示が出されています。
こうした指示を踏まえまして、引き続き議論を行っていきたいと考えます。
外務省前から中継でした。
引き続き国際部の高野デスクに聞きます。
繰り返しになりますけれども、無罪判決が出ました。
裁判の中では、韓国外務省の文書が読み上げられるという、私、聞いたことがないようなことがありました。
これについてはどう?
韓国でも異例のことだと思いますね。
韓国の裁判所というのは、これまでも政治的な事情ですとか、国内世論の動きなどをしん酌しがちだという指摘があったのは事実です。
そうした中で、今回は判決の言い渡しを前にして、韓国外務省が日韓国交正常化50年に当たることも勘案し、大局的な次元で善処するよう求める、日本側の主張に配慮することを促した文章というのが読み上げられるという、本当にまさに異例の一幕があったのも、そうした韓国の裁判所の体質を色濃くにじませているという印象です。
その結果、言い渡されましたのが、無罪という判決ですね。
検察側は、記事に公益性がなくて、パク大統領の名誉を傷つける意図があったと主張して、1年6か月を求刑してたんですけれども、懲役。
これに対して弁護側は、前支局長の側は、パク大統領をひぼうする目的はなかったと主張していたわけですが、裁判所は、これを全面的に認めるという形になりました。
日韓関係に、今回の判決が影響することへの懸念というのはもちろん事前にありましたし、同盟国アメリカをはじめ、国際社会からは報道の自由をないがしろにするものだという批判が相次いでいることも踏まえて、判断したんじゃないかという印象があります。
今おっしゃったように、日韓関係に影響すること、懸念されていたわけですけれども、今回、無罪判決、これ、実際どういうふうに今後、日韓関係に影響してきそうですか?
そうですよね。
無罪という部分で言いますと、日本側も大変歓迎しているコメントが出ていましたが。
日韓関係にプラスの影響を及ぼすのは間違いないと思います。
この背景には、日本政府も、日本人記者の在宅起訴という事態を受けたあと、初めて開かれた日韓首脳会談など、機会があるたびにこの問題を取り上げて、韓国側に繰り返し懸念を伝えてきたと、そういったことも大きく功を奏したというふうにいえると思います。
国際部、高野デスクでした。
では、続いてはこちらです。
このように、…。
町のすべてが破壊されています。
イラクやシリアなどの紛争地域で取材を続けているジャーナリストの玉本英子さん。
過激派組織IS・イスラミックステート。
各国から軍事攻撃されるも、今なお人々を襲撃し、恐怖に陥れています。
突然、村を襲われ、逃げ延びた家族。
襲撃のさなか、ISに子どもをさらわれた母親。
今、人々はどんな思いで暮らしているのか、取材しました。
ジャーナリストの玉本英子さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ー今回、玉本さんが取材をしたのは、こちらのイラクです。
過激派組織ISについては、シリアからの難民が大きく報じられていますけれども、このイラクでも同じように、人々が苦しめられているということなんですよね。
ISはシリアだけではなく、イラクでも支配地域を広げてきました。
この地図の赤の部分が、主なISの支配地域です。
私が行ったのは、ISの支配地域からおよそ50キロの場所にある町で、避難してきた人たちは、ヤジディと呼ばれる少数宗教を信じている人たちです。
ヤジディというのは私、初めて聞いたんですけれども。
これは古くから地域に伝わる少数宗教です。
イラク北西部を中心に、約30万人ほどの人たちが暮らしているといわれています。
ISは、イスラム教のほかの宗派や、イスラム教以外の信者を迫害していまして、昨年8月、ヤジディの人たちの暮らす村や町が、ISによって襲撃され、イスラム教に改宗しない男性たちを殺害したり、女性や子どもを集団で拉致したりするような事件が起きています。
そうした人々が今、どんな暮らしを送っているのか。
玉本さんが取材しました。
イラク北部、クルド人自治区にある町。
ISに住んでいた村を攻撃され、避難してきた人たちが数多く暮らしています。
国連などが救援活動を続けていますが、避難民の数が多すぎて、キャンプに住めない人たちも多くいます。
地元住民の倉庫を借りて暮らしている家族に出会いました。
去年8月、住んでいた村がISに襲撃された、ヤジディ教徒の一家です。
12歳のファラ君。
ISは突然襲ってきたといいます。
ファラ君は5人きょうだいの長男です。
幼い弟と妹3人が、目の前でISに連れ去られました。
ISに捕らえられたヤジディ教徒の少年たちの中には、戦闘員として教育される子どももいます。
そして、女性や少女は奴隷として強制結婚などをさせられています。
母親のノビラスさんは、末娘の世話をしながらも、思い浮かんでくるのは、連れ去られた3人のことだといいます。
同じ村から拉致された女性の目撃情報によれば、3人の子どもは、シリア北部の町で別々に売られたといいます。
当時、家族は村が襲撃されると聞いて、全員で逃げました。
しかし、夫のハッサンさんは、おなかがすいたと訴える子どもたちを連れ、村はずれの親戚の家まで戻り、ISに襲われたのです。
なぜ、子どもを守れなかったのか。
ノビラスさんは、つい夫を責めてしまうといいます。
一瞬にして、ISによって奪われた家族の絆。
ノビラスさんは1人、小さな畑で過ごす時間が多くなりました。
そんなノビラスさんの様子に、息子のファラ君は。
何か子どもたちの消息を知る手がかりはないか。
ハッサンさんは、目撃情報を集めるため、日々、出かけています。
この日訪ねたのは、ISに拉致され、1週間前に脱出してきたばかりの女性。
ハッサンさんの子どもたちが最後に目撃された、シリアの町から来たと言います。
この日も、有力な情報は得られませんでした。
50キロ先にはISの支配地域。
いつ、また攻撃を受けるか分かりません。
子どもたちを一日も早く捜し出し、このイラクから脱出したいと考えています。
今、避難民の中には、ハッサンさんのように国を出たいという人たちが多くいます。
避難民が運営している市場です。
経済的な余裕がある人は少ないので、安い商品を並べていますが、それでも売れず、ここで生活していくのは厳しいといいます。
なんとしてでもイラクから脱出したい。
避難地域でタクシーの運転手として働く25歳のアブダルさんです。
2歳の子どもと妻の3人で、去年の夏からここで避難生活を送っています。
ドイツに渡るためには、渡航を手配するブローカーを頼るしかないといいます。
一番安い方法は、海を渡ること。
しかし、安全が保証されず、中には海に投げ出されてたどりつかない人も多くいます。
それでもアブダルさんは、子どもの将来を考え、唯一の財産である車を手放してでも、この国から脱出したいと考えています。
玉本さん、連れ去られてしまった3人の子どもたち、本当になんとか無事に帰ってきてほしいなと願うだけですけれども、現状、どうなんですかね。
3人が今、どうなっているのか分かっていないんですね。
例えば若い女の子が拉致された場合、ISの戦闘員と強制結婚させられる場合が多く、さらに転売されるケースもあるんですね。
私が出会った14歳の少女なんですけれども、数か月の間に、3回結婚させられたと話していました。
あと20歳の女性は、みずから妊娠していたにもかかわらず、お前は戦利品だからなんでもできると、何をしてもいいとISに言われて、何度も性的暴行を受けたということで、暴行で胸に受けた傷を見せながら、私に泣いて話してくれました。
そういう女性たちの現実がある一方で、今度は男の子たちは、戦闘員として訓練されるということですね。
ISの少年戦闘員の訓練場に入れられるケースもあるんですけれども、ことしの夏にそこから脱出してきた14歳の少年に、話を聞いたところ、彼は銃の撃ち方の訓練をさせられただけではなくて、ナイフで人の首を切る訓練もさせられたと、私に言いました。
両親が恋しくて、毎晩、ずっと泣いていたということです。
こうした状況で、先日のパリの同時テロ事件以降、難民の受け入れに対する各国の反応というのは厳しくなっているわけなんですけれども、玉本さんはその点をどのようにお感じになっていますか?
イラク現地の人々は、フランスでも無差別に人が殺されたということで、ISに対して非常に怒りを覚えています。
私が取材で出会った人たちの中で、30人以上が、ことしの夏以降、難民として、ドイツに渡りました。
パリの今回の事件について聞くと、事件が起きたことで、難民の中にISが入り込んでいるとか、あと、豊かさを求めて行っているだけだという声が強くなったということで、みんな、悲しんでいるということでした。
私がお伝えしたいのは、彼ら難民のほとんどは、戦闘で故郷を失い、帰る場所がない人たちで、生きるか死ぬかという状況までに追い込まれている、そういった現実を知っていただきたいと思います。
日本に住んでる私たちが、何かすぐにできることというのはないんだと思うんですけれども、せめて、そういう難民を排除しようとか、拒絶しようという考えには同調しないようにしたいなというふうに思いますね。
そうですね、まず大切なのは、例えばどうして難民が生まれるのかとか、争いが収まらないのか。
やはりこれは現地の状況や、そこに暮らす人々のことを知ることで、やっぱり考えるきっかけになればと思います。
彼らのような人たちがいることを、やはりまず知ってほしい。
それで知ることから、それぞれが考え、行動していくことにつながるのではないかなと、私は考えています。
玉本さん、きょうはありがとうございました。
ありがとうございました。
ではここで気象情報です。
気象情報をお伝えします。
現在、日本海側では冷たい雨や雪の降っている所が多くなっています。
あすの朝にかけては、雪の降り方が強まったり、平地でも雪が積もる所がある予想です。
では、この先の雨や雪の予想を見てみましょう。
今夜にかけては、日本海側の地域、雪の強まるおそれがあります。
特に北陸や山陰では、平地でも雪が積もる所があるでしょう。
あすの日中にかけては、雪の降り方、いったん弱まりますが、夜になると北日本を中心に、再び雪の降り方や、そして風も強まる予想となっています。
北日本、土曜日にかけても雪の所があるでしょう。
では、各地のあすの天気、詳しく見てみましょう。
時刻は5時29分です。
女子サッカー界のレジェンドが記者会見に臨みます。
今シーズンかぎりでの現役引退を発表した澤穂希選手が、引退の理由などを説明します。
こちらは東京都内に設けられました、記者会見場の現在の様子です。
会場、今、暗くなっています。
こちらに入っている情報では、澤選手のこれまでなどを紹介しているビデオなどが流れているということです。
まもなく会見が始まるようです。
澤選手の姿はまだ見えていません。
壇上に花と、そしてマイクが用意されています。
まもなくこちらに澤選手が入って、引退会見に臨むことになっています。
では澤選手、よろしくお願いします。
きのうの午後2時ですね、リリースを発表しまして、本当に驚かれた方が多いと思います。
澤選手自身も、いろいろな問い合わせの対応も大変だったと思いますが、きょうはじっくりと、ゆっくりと、この場でお話をしていただきたいと思います。
ではまず、澤選手ご自身のことばで、皆さんにお伝えしてもらいたいと思います。
よろしくお願いします。
このたび、私、澤穂希は、今季をもちまして、現役を引退することを決断しました。
引退の一番の理由は、心と体が一致して、トップレベルで戦うことがだんだん難しくなってきたと感じたからです。
人生の最大の大きな決断となりましたが、悔いのない、やりきった、本当に最高のサッカー人生でした。
残り皇后杯、最大で3試合残っています。
今までたくさんの方々に応援していただいた皆さんに、感謝の気持ちを込めて、精いっぱいプレーし、サッカー選手、澤穂希として最後、生きざまを見せたいと思います。
今まで応援してきてくださったすべての方々に感謝したいと思います。
皆さん本当に長い間、ありがとうございました。
ちょっと感極まるような、そんなシーンがありましたが、今のお気持ちはどうでしょうか?
もう、本当に長い間、サッカーを続けてきて、たくさんのことを経験して、本当に悔いのない、本当にやりきったなって思えた、本当に最高のサッカー人生だったっていう、本当に今はそういう心境でいます。
引退発表、皆さん聞いて、本当に驚いて、いろいろ聞きたいなということがあると思います。
この引退を決めた時期というのは、いつだったんでしょうか?
いろいろ本当に、去年から、現役をことし続けるか、続けないか、本当に自問自答を何度も繰り返してきました。
その中で、主人にも背中を押してもらって、サポートをしてもらって、この1年、むしろおつきあいさせて、結婚させていただいてから、この1年、本当に頑張れたと思っています。
ワールドカップを終えて、その終えた瞬間に、もう本当に悔いなくやり切ったなって思った瞬間があって、そのときぐらいから、少しずつことしいっぱいかなという気持ちで、ここまできました。
ということは、ワールドカップを終えたあと、それとも終える前から、何かこう、感じていたものがあったんでしょうか?
去年のもう本当に1年、代表から外れたときに、いろいろなことを考えて、やっぱり体も心も、なかなか一致してトップレベルにするには、もう難しいのかなっていう、自分自身、思っていたので、本当にことし1年かなという思いでした。
われわれ、まだまだできるじゃないかというふうに、いつも見ながら思っているんですが、澤選手自身の中でも、トップレベルでの心と体の不一致感、このあたり、どういう、具体的にはどういうところなんでしょうか?
そうですね、今まで、2011年のワールドカップのときとか、そのあとのことに比べると、やっぱり体も、やっぱり疲れが取れなかったりですとか、気持ちの面で上を目指すうえで、なかなか目標とかに向かっていくのにも、難しい一面もありました。
あとはやはり、ことし8月8日に入籍をされて、そしてこの引退発表と。
どうしても結婚と引退を結び付けて考えてしまうんですが、これ、ご自身としては実際、どのような感じなんでしょうか?
いや、全くそれはないです。
結婚していようが、いないであろうが、たぶんこの決断には変わりなかったと思います。
逆にむしろ、主人が支えてくれたので、本当にこの1年、頑張れたと思ってます。
あと、これから皇后杯がINACはありますが、準々決勝、勝ち上がれば準決勝、決勝と、大切な時期を迎えていますが、この発表のタイミングをここに選んだというのは、どういう理由なんでしょうか?
皇后杯を終わってから、みんなに伝えるのは、どうしても、じゃあ、終わって、みんな、バイバイっていうのは、寂しすぎるので、皇后杯が始まる前に、みんなに動揺させてしまう部分もありましたが、みんなと共通意識、共有意識を持ってやりたかったので、そして最後、このメンバーで皇后杯優勝するために、一つになるためにも、このタイミングで発表をさせていただきました。
ありきたりで申し訳ないんですが、最大3試合、どういうプレーを、澤穂希は見せてくれますか?
そうですね、一試合一試合、本当に今持っているすべての力を出し切って、本当に今まで、長い間、応援してくれた、支えてくれたすべての人に、感謝の気持ちを込めて、澤穂希らしい、泥臭いプレーだったりとか、本当に最後まで諦めない、ひたむきなプレーというのを見せれたらいいなと思います。
ゴール見たいんですけれども。
意識し過ぎると、なかなかうまくゴールはできないので、まずはチームの勝利に貢献できるように、その中で、得点ができれば、うれしいです。
恐らく皆さんが聞きたいなと思うのは、引退した後のことになりますが、本当、いろいろなことが、皆さん、予測でいわれてて、実際、澤選手はどのようなライフプラン、青写真、持ってらっしゃるんでしょうか?
そうですね、今は皇后杯が終わったら、ちょっとだけ、体と心を休ませてから、今後はサッカーはもちろん、日本のスポーツ界、世界でも活躍できるような、澤穂稀にしかできない仕事をやっていけたらいいなと思います。
そして、子どもが大好きなので、今後、日本女子サッカーの底辺を広げるためにも、普及とか、やっぱり子どもたちに夢を与えられるような仕事ができればいいなと思います。
それは将来的に指導者とか、そういった部分というのも、今はちょっと頭の中にあったりするんですか?
そうですね、現役中は、指導者はないなって思ってる部分もありましたけど、今後は引退してから、もしかしたら指導者をやりたいという気持ちになるかもしれないので、そのときの気持ちを大切にしたいと思います。
あとはサッカー協会の重要なポストというのも候補に、名前が挙がったりも今、してますけれども、こういったお仕事というのはどのように考えていますか?
そうですね、まだ直接、お話を頂いていないので、いろいろ今後、何か自分でできることがあるのであれば、そこは考えていけたらいいなと思います。
恐らく皆さん、リオオリンピックまではやるんではないかと、現役を。
今、現役引退を発表されて、リオオリンピックへの関わり方というのは、何か考えてらっしゃるところはありますか?
いや、今の時点では、ちょっとまだ分からないです。
でも何かしら絡んではいきたいですよね?
そうですね。
何か自分ができることがあれば、協力してやっていけたらいいなと思ってます。
では、ここから幹事社の代表質問で、いくつか聞いていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
まず、今回の決断で、一番悩んだことはなんでしょうか?
悩んだこと?悩んだというか、来年どうしようかなっていうことも、正直、悩んだことはゼロではなかったんですけれど、続けるのか、続けないのかっていうのを何度も自問自答を繰り返しました。
でも、本当にやっぱり、体と心に自分で聞いてみて、やっぱりもう、本当にやりきった、悔いのないっていう結果が出たので、そういう意味では、そこはちょっと悩みました。
今回の決断にあたって、ご主人様はどんなことを?
現役を続けるのであれば、変わらずサポートしてくれるというのは言ってましたし、でも、最終的に決めるのは自分なので、最後、主人に伝えてからは、皇后杯、本当に今までお世話になった人に、感謝の気持ちを込めて、澤穂稀らしいプレーをしてほしいということは言っていただきました。
思えば、人生の半分以上を過ごしてきた日本代表。
澤選手にとって、なでしこジャパンとは?
もう本当に、人生の半分以上は、なでしこジャパンでプレーしたので、本当に家族のような存在です。
長いキャリアを歩んできて、今、自分自身に声をかけるとしたら。
37歳のうちの20年以上にわたって、日本女子サッカー界を引っ張ってきた澤穂希選手の引退会見の様子でした。
三輪さん、どう思われますか?
そうですね、途中でやっぱりことばを詰まらせるシーンもあって、いろいろなことを思い出したんだなと思いましたが、私ちょっと、印象的だったのは、やっぱり、今ここで発表することは、メンバーと、共有意識を持っていたいという発言ありましたよね。
澤さんはリーダーの在り方に関する本というのを書いていましてね、それも読んだんですけれども、やっぱりメンバー、相当、メンバーを信用していて、メンバーがリーダーの役割を本当にいろいろなことをしてくれたということを言ってたんですね。
やっぱり本当にそのメンバーを信じて、ずっと戦ってきたんだなということを思い出させる、そんな発言だったと思いますね。
女性としてもやっぱり?
本当、サッカーファンだけじゃなくて、本当たくさんの人に、勇気を与えてくれた選手ですよね。
澤選手、お疲れさまでした。
以上、引退会見の様子を中継でお伝えしました。
続いてはこちらです。
ことし10月、徳島市内で視覚障害者の山橋衛二さんと、盲導犬のヴァルディスが共に命を落とすという交通事故が起きました。
事故の背景を取材すると、生活の中にある音が消されている現状が分かってきました。
事故が起きたのは、徳島市内の工場の資材置き場に面した道路です。
事故から2か月余りたった今も、現場には、花が手向けられています。
事故があった現場です。
朝8時ごろ、山橋さんは盲導犬のヴァルディスと、こちらの道路を歩いていました。
そしてちょうどこの辺り、あちらからバックしてきたトラックにひかれ、亡くなりました。
山橋さんは、資材置き場にバックで入ろうとしたトラックにひかれたのです。
多くのトラックは、バックする際、ブザー音で接近を知らせる装置があります。
しかし、事故を起こしたトラックは、ブザー音を切っていました。
近所から苦情が寄せられていたためだといいます。
ブザー音が鳴っていれば、山橋さんは、バックしてくるトラックに気付いた可能性があります。
視覚障害者にとって、命綱となる音。
日本盲人会連合の竹下義樹会長です。
今、こうした音が、騒音の名の下に消される傾向にあるといいます。
ほかにも、信号が変わったことを知らせる音も。
全国の多くは、夜間に消えるよう設定され、中には午後6時に消えるものもあります。
静かな音で走るハイブリッドカーの普及も、視覚障害者にとっては、不安につながっているといいます。
音がいかに大切か。
山橋さんの事故をきっかけに、広く知ってほしいという人がいます。
視覚障害者の鶴野克子さん。
徳島市内でマッサージ業を営んでいます。
山橋さんをひいたトラックがブザー音を切っていたことに、衝撃を受けたといいます。
鶴野さん自身も、日々、町の中の音を頼りに生活しています。
交差点を渡る際は。
OK、フォワード。
信号機からの音を確認して、盲導犬に進めを指示。
信号機がない横断歩道では。
車の音が途絶えるまで、じっと耳を傾けます。
歩いている途中、横をハイブリッドカーが通り過ぎましたが。
頼りにしているのは、人工的な音だけではありません。
コンビニののぼり旗が風にはためく音。
これが聞こえると、いつも使っているバス停の近くに来たと分かるんだそうです。
しかし、単純に音が増えればよいというものでもありません。
あまり慣れていない駅にやって来た鶴野さん。
車や信号機の音があちこちから聞こえ、どこが横断歩道か分からなくなってしまいました。
私たちが何気なく耳にしている音。
誰かの命を守っているかもしれません。
取材した徳島放送局の関谷記者です。
今回の事故を重く受け止めて、徳島県では警告音を出す装置が付いている場合には、必ず音を鳴らすように義務づける条例案が県議会に提出され、全国初の条例として施行される見通しです。
三輪さんは、視覚障害者の方の取材もしたことがある?
そうですね。
支援施設、支援学校ですね、取材したんですけれども、そこでは、子どもたちが自分で外を歩くことができる訓練というのを、本当、ひたむきにやっているんですよね。
それはやっぱり、自立なんだということで、本当にやってるわけなんですね。
ですけども、それがなんとなく、いろんな音を消してしまうということが、やっぱりそうした自立というのを阻害しているということになるんじゃないかなと考えさせられましたね。
今回の事故のあと、インターネット上には、盲導犬がいたのに、なんで飼い主を守れなかったのかといった理解のない声も書き込まれました。
なんですけれども、盲導犬は、主人の指示がなければ動かないように、厳しく訓練されているんです。
基本的に勝手に判断して、主人を導くということはないんです。
そういったことを知ってもらおうと、鶴野さんは県内の学校を回って、理解を訴えています。
もっと盲導犬や視覚障害について、いろいろ詳しく知りたいと思う方もいらっしゃるかと思います。
そのとき、詳しい手助けのポイントなどは、東京ヘレン・ケラー協会のホームページ、動画などで説明されていますので、ぜひご覧ください。
ここまで、視覚障害者にとって大事な音について、関谷記者とお伝えしました。
さあ、続いて5時カメ!にまいります。
きょうは年末年始、よそのお宅にお邪魔するときのお呼ばれコーデをご紹介します。
クリスさん。
はーい!こんばんは、クリス松村です。
もくようびの5じかめはファッションです。
きょうはイルミネーションのきれいな丸の内のショップからお届けいたします。
もうすぐクリスマスということで、見てください。
こちらにディスプレーしてある、この店頭のドレスもきれいです。
パーティーにすぐ行けるファッションがずらりと並んでおります。
きょうはこの時期にぴったりのコーディネートをご紹介していきます。
教えてくださるのは、マツミキさんこと、松島三季さんです。
よろしくお願いいたします。
もう、このコーナー、何回も登場していただいているカリスマスタイリストでございます。
よろしくお願いします。
きょうはどんなコーデを教えてくださるんですか?
やっぱり年末年始になると、人のうちにお呼ばれして、忘年会やったりとか、ごあいさつしたりとか、そういうことが増えるので、お呼ばれしたときのファッションのコーディネートを。
では早速、マツミキさんがお勧めする、お呼ばれファッションで登場していただきましょう。
どうぞ!
どうですか?
あー、わっ!すごいシックだけど、華やか。
そうなんです。
すばらしいですね。
これ、きょうのコーデのテーマはずばり?
すごく華やかなんですけど、実は実用的っていう、コーディネートです。
すみません、実用的というのはどのへんですか?
これ、実は、こんな伸縮性のあるニットで。
伸び縮みをするスカート。
ニット素材で出来てるんですね。
しかもこの立体的なフレアーの広がっている形になるので、もも回りとか、ちょっと楽に着れるんですね。
いろいろ楽に着れる。
ということは、ちょっとぽっちゃりしている方もOKということですね?
そうなんです。
すばらしい。
あともう一つは、ネックレスを短いものが。
ちょっと短めにしてるんです。
どうしてこんな短いんですか?
通常、長いネックレスとかをしがちなんですけれども、きょう、私もしてますけれども、やはりちょっとお友達のおうちなんかに行ったときなんか、キッチンに入って、お手伝いしますよね、お皿並べてとかって、そのときに、やっぱりテーブルだとか、シンクに当たったりしないよう、短めのほうがスマートなんじゃないかなと思います。
お手伝いなどをするときなどに、邪魔にならないように、ちょっと短めのもののほうがいいんじゃないかと。
もう一つなんですけれども、お手伝いをするときのポイントとなるのが、これ実は半袖なんですね。
カーディガン脱がれて。
カーディガン、ちょっとお預かりします。
半袖だったり七分袖だったり、やはり手首、手元が手元が出ると、お手伝いとかするときにもまくり上げたりとか、そういった動作がなくて、スマートな感じがして、いいかなと思います。
ホームパーティーだと、そんなに寒くなくていいですよね。
そうなんですよ、おうちの中なんで大丈夫かと思います。
バッグがまたずいぶんと華やかで。
バッグ、結構、大きめのバッグって、エレガントに欠けるかなと思いがちなんですけど、これ、ファーですし、実はこの中から。
あっ、ボトルが。
マイボトルが入れられるんですね。
ボトルが縦に入ってしまうんですよね。
これぐらい、大きくてもいいかなと思います。
華やかで実用的だというのは分かったんですけれども、これね、おうちで、日本のおうちでやると、こたつで皆さん、鍋パーティーというときもあるじゃないですか。
そういう場合はどうしますか?
そういった場合は、こんな感じで、いかがでしょうか?
うわっ、さすが、シブ5時ファッションコーデ。
これはずいぶん、でも明るい、春めいた感じですけど。
パンツがすごい目立つ。
そうなんです。
ことし、こういったガウチョパンツっていう。
しかもこれ、短めですね。
そうですね。
短くて、ちょっと足元が見えるんですけれども、このガウチョパンツのいいところは、やっぱり座ったり、お座敷とかで、座ったり立ったりしたときにも、これだけわたりが太いので、すごく動きやすい。
食べたりするとちょっとね、きつくなるから、すばらしい。
これ、長袖ですけど。
そうなんです。
ここにリブがこれだけありますので、ぎゅっとこうすれば。
つまり、腕まくりもできるし、お手伝いも、この長さでもできるということですね。
じゃあ、モデルの方、皆さんそろってください。
これで年末年始のお出かけもばっちりだと思います。
マツミキさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
モデルのお2人もありがとうございました。
以上、クリス松村でした。
5時カメ!コーナーでした、ありがとうございます。
ありがとうございました。
6時になりました。
これまでに入っているニュースです。
韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとして在宅起訴された、産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所はきょう、大統領をひぼうする目的はなかったなどとして、無罪判決を言い渡しました。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は、自社のウェブサイトに掲載したコラムで、去年4月に起きた韓国の旅客船沈没事故の当日、パク・クネ大統領の所在が一時分からなくなっていたと伝えた、韓国の有力紙、朝鮮日報の記事を引用したうえで、パク大統領が元秘書の男性と一緒にいた可能性を示唆し、インターネットを使って大統領の名誉を毀損した罪に問われました。
これに対して加藤前支局長は、記事には公益性があり、ひぼうする目的もなく、名誉毀損には当たらないなどとして、無罪を主張していました。
きょうの判決で、ソウル中央地方裁判所は、被告はうわさが虚偽であると知っていたとした一方で、記事は私人としてのパク・クネ大統領から見れば、社会的な評価を深刻に疎外しているが、公人として大統領の業務遂行については、公的な関心事であり、名誉を傷つけたと見るのは難しいと指摘しました。
さらに、被告が記事を書いたのは、韓国の政治や社会の事情を日本に伝えることが目的で、ひぼうが目的だったと見ることは難しい。
言論の自由は韓国の憲法で保障されており、公職者に対する批判は可能なかぎり許容されるべきであり、公職者の権限が高ければ高いほど、許容される範囲はより広くあるべきだとする判断を示し、無罪を言い渡しました。
加藤前支局長はこのあと、記者会見を開いて、無罪になった所感を明らかにすることになっています。
では、ソウル中央地方裁判所の前から、中継でお伝えします。
今からちょうど1時間前に、無罪判決が言い渡されますと、傍聴席からはどよめきが起こりました。
裁判長は、韓国国民としては記事の内容に同意できない部分があるが、わが国が民主主義国家である以上、言論の自由を重視しなくてはならないのは明白だと述べました。
今回の裁判は報道の自由、表現の自由を巡って、国際的なジャーナリスト団体が懸念を示すなどしており、裁判所が国際社会から批判が相次いだことにも配慮した可能性があります。
判決の行方が今後の日韓関係に影響を与えるのは必至だと見られていました。
韓国外務省は、異例の文書を提出し、国交正常化50年のことし、今回の裁判が、関係改善の障害になっているため、大局的に善処すべきだと日本側から要望があったとしたうえで、両国関係の改善の兆しがあり、日本側の主張をしん酌することを望むと強調しました。
こうしたことを踏まえ、検察側が控訴するのかどうかが注目されます。
以上、産経新聞の前ソウル支局長の裁判が開かれた、ソウル中央地方裁判所の前からお伝えしました。
日本政府の反応です。
政府内からは歓迎する声が相次いでいます。
政府関係者の1人は、日本の主張にも沿った判決だ。
いわゆる慰安婦問題を巡る交渉にも、前向きな影響をもたらすことを期待したいと述べていました。
次です。
民間の航空機などにレーザー光線と見られる光が当てられたという報告が相次ぐ中、警察庁はこれまでに少なくとも9つの道府県で被害の連絡が警察に寄せられていることを明らかにしました。
警察庁の金高長官は、きょうの定例の記者会見で、民間の航空機などにレーザー光線と見られる光が当てられたという報告が相次いでいることに触れ、平成22年7月から先月までに、民間の航空機や自衛隊機、それに新幹線などに、レーザー光線が当てられたという連絡が、北海道や沖縄県、それに山口県など、少なくとも9つの道府県の警察に寄せられていることを明らかにしました。
その上で金高長官は、レーザー光線を航空機などに照射することは、極めて危険な行為だと述べ、犯罪に当たる危険な行為については、厳正に対応していく考えを示しました。
レーザー光線の照射を巡っては、沖縄県のアメリカ軍普天間基地の上空で、飛行訓練中のアメリカ軍のヘリコプターに、レーザー光線を当てて訓練を中断させたとして、今月、基地の近くに住む会社経営者が、威力業務妨害の疑いで逮捕されています。
政府は、インドネシアと初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2を東京都内で開き、防衛協力を強化するため、日本からの防衛装備品や技術の移転に関する協定の交渉を開始することで一致しました。
政府は、インドネシアとの間でASEAN・東南アジア諸国連合の加盟国では初めてとなる、外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2を東京都内で開き、日本から岸田外務大臣と中谷防衛大臣、インドネシアからルトノ外相とリャミザルド国防相が出席しました。
この中で両国は、防衛協力を強化するため、日本からの防衛装備品や、技術の移転に関する協定の交渉を開始することや、外務・防衛の事務レベルの協議を、来年行うことなどで一致しました。
また、中国が南シナ海で人工島の造成を続けていることに関連して、日本側がASEANが一体となってメッセージを発信することが重要であり、効果的だと指摘し、積極的な関与を求めたのに対し、インドネシア側は国際法を順守して、緊張を高めるような活動を行わないよう求めていくと応じました。
防衛省が戦闘ヘリコプターの発注を計画の途中で中止したことを巡り、発注を受けた富士重工業が、開発にかかった初期費用を国に求めた裁判で、最高裁判所は上告を退ける決定を出し、国に351億円余りの支払いを命じた判決が確定しました。
防衛省は、戦闘ヘリコプター、AH64、62機を導入する計画を立て、ライセンスを持つ富士重工業に発注しましたが、10機が納入された時点で中止しました。
富士重工業は、開発にかかった初期費用を防衛省から分割で受け取っていましたが、発注を中止されたあと、残りの支払いを拒まれたため、351億円余りを国に求める訴えを起こしました。
1審は訴えを退けましたが、2審の東京高等裁判所は、これまではすべての防衛装備品のメーカーに、初期費用が全額支払われていて、国にはメーカーからの信頼を守る義務があったとして、国に351億円余りを支払うよう命じる判決を言い渡しました。
これに対して国が上告していましたが、最高裁判所第2小法廷の小貫芳信裁判長は、きょうまでに上告を退ける決定を出し、国に初期費用の支払いを命じた2審の判決が確定しました。
2015/12/17(木) 16:50〜18:10
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