北極の近くにある世界でいちばん大きな島「グリーンランド」には、永遠の命を持つ長老サンタクロースが住んでいると言われています。昔は1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配っていましたが、それもだんだん難しくなってきたそうです。そこで、今から約50年前の1957年に「グリーンランド国際サンタクロース協会」をつくりました。協会には長老サンタクロースからを受けた世界各国の公認サンタクロースが所属していて、みんなで手分けをして様々な活動をしています。
世界で唯一本物のサンタクロースが在籍する「グリーンランド国際サンタクロース協会」には、北欧のデンマーク、スウェーデン、ノルウェーを中心に、ドイツ、スイス、オランダ、カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、エルサルバドル、スペイン、日本などに支部があり、2013年現在で約120人が活動をしています。ちなみにオーストラリアを含むアジア地域には、たった1人しか公認サンタクロースがいません。それが、にっぽんのサンタさんなのです。
毎年7月にデンマークの首都コペンハーゲンで開催される「世界サンタクロース会議」の出席があります。ここでは、良い子・悪い子の審査、時代に合わせたプレゼントの中身、クリスマスの正しい過ごし方などを話し合っています。余談ですが、4日間の会期中はサンタクロースのパレードやアトラクションなど、サンタさんと子どもたちが触れ合う北欧の一大行事になっています。
冬はクリスマスを家族と一緒に過ごすことのできない子どもにプレゼントを配りに行き「サンタクロースはなにのためにいるの?」「クリスマスは何をする日なの?」という疑問を持つ子どもや親にスピーチをする活動もしています。加えて、日本支部の公認サンタクロースであるパラダイス山元さんは、アジア地域全体でクリスマスの文化を伝えたり、クリスマスの正しい過ごし方を広める役割も任されています。