
”自称”ではなくマジで普通な男子高校生高城誠也は、ある時竜と人間のハーフ娘に連れ去られてしまう。本当に普通な少年誠也は、それを「異世界行きだ、わーい」だなんて考えず、現実的な思考で自分は死んだのだと解釈する。しかし実際彼はとある使命を背負って異世界へと運ばれていた。が、途上、空から落っことされて本来行くはずだった異世界とは異なる、これまた異世界へとたどり着くことに。その異世界には誠也のほかに四人がいた。彼らは召喚されたのだと言う。選ばれし四人にはやはりチートクラスの魔術が与えられるも、本来、来るはずのなかった誠也に魔術は与えられなかった。でもどうせ死んでるわけだし、チートとかなくても別に良いか。そう思って一人、彼のなかでの死後の世界(異世界)を”普通”の人間として満喫しようとするのだが――神をも超越する存在に憑依された――これは本来成すべき異世界での役割をほっぽって異次元クラスの最強チートを使って女の子といちゃいちゃしたりハーレム作ったりする話。果たして誠也の本当の物語はいつはじまるのか?