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【格闘技】

辰吉ジュニアの寿以輝、プロ第3戦も判定勝ちで3連勝

2015年12月20日 紙面から

試合後、父の辰吉丈一郎(右)と話す寿以輝=エディオンアリーナ大阪第2競技場で

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◇ボクシング 辰吉寿以輝プロ第3戦

 元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎さん(45)の次男・寿以輝(じゅいき、19)=大阪帝拳=が19日、大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場で、プロ3戦目となる脇田洸一(25)=クラトキ=との4回戦で3ー0の判定勝ち、デビューから3連勝とした。

 寿以輝がリング上でか細い声でつぶやいた。

 「全然、駄目でした。KOできなかったので」。過去2戦は連続KO勝利だったが、この日は判定。会場に響き渡る寿以輝コールの中、最終4回の終了間際、得意の左フックで脇田をロープ際まで吹っ飛ばす見せ場もつくったが、仕留めることはできなかった。勝ち名乗りを受けた寿以輝は不満げに首を振った。控室では「目にゴミが入った」と後でおどけたが、悔しさのあまり、涙ぐむこともあった。

 リングサイドで見守った父・丈一郎さんは「ものは考えよう。4回やって良い経験になった。まず、勝つ事が大事。次につながる」と評価しながらも「左ジャブが少ない。ジャブを打たないと、ステップワークもできない」と課題を挙げた。 (竹下陽二)

 

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