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【大相撲】

日馬富士“画伯”が23日から絵画展、銀座で

2015年12月20日 紙面から

自身が描いた絵画の載った資料を手にする日馬富士=東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で(永井響太撮影)

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 大相撲の横綱日馬富士(31)=伊勢ケ浜=が19日、東京・銀座の日動画廊で23〜27日に絵画展「Two World 日馬富士&Zaya展」を開催することを明かした。

 油絵が趣味の日馬富士は入門前、母国モンゴルで美術学校に通い、15歳で個展を開いたセミプロ級の腕前を持つ。日馬富士によると、プロの画家以外による日動画廊での展示は2人目で、「一番うれしいのは、僕の前に長渕剛さんが出していたこと。大ファンなので」と大喜び。日本で絵画展を開くのは初めてだ。

 アトリエにする自宅の一室などで描いた油彩画、アクリル画の約20点を出展する。しこ名にもある富士山をモチーフにした7点、好きな画家の巨匠・ゴッホを参考にした作品も。売り上げはモンゴルで病気に苦しむ子どもを支援するNPO法人に全額寄付する。

 休場中や取組で負けた時に筆を握るのが日馬富士の流儀。右肘を痛めた影響で休場した名古屋、秋場所中も制作に没頭した。「幸せな時はいい色が出ない。落ち着く絵が多いので、富士山の気迫で元気になってもらってリラックスもしてもらえれば」と横綱ではなく“画家”の顔でPRしていた。 (永井響太)

 

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