日本の沿岸で今年発見された北朝鮮の木造船は、計38隻に上ることが分かった。海上保安庁は17日の記者会見で「今年1月から12月13日までの時点で、日本の沿岸に流れ着いた北朝鮮の漁船は38隻。このうち、10月下旬以降に漂着した漁船から計27人の遺体が見つかった」と発表した。また18日付の朝日新聞は「北朝鮮では漁獲量に応じて取り分に差を付け、指導部も外貨稼ぎのため漁獲量を増やすよう指示しており、漁民が危険を冒して遠洋で操業し、船が座礁するケースが増えた」と報じた。