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【芸能・社会】

寅さん記念館リニューアル 次の寅さんは大泉洋?山田洋次監督「いいんじゃないかなぁ」

2015年12月20日 紙面から

リニューアルした「葛飾柴又寅さん記念館」を見学する(右から)竹下景子、山田洋次監督、青木克徳葛飾区長=東京都葛飾区で(沢田将人撮影)

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 映画「男はつらいよ」シリーズを手がけた山田洋次監督(84)と女優の竹下景子(62)、演歌歌手の徳永ゆうき(20)が19日、東京都葛飾区の「葛飾柴又寅さん記念館」リニューアルオープニングセレモニーに出席した。

 6回目のリニューアルで「寅さんの旅」がテーマ。第1作時代の柴又駅舎や客車ボックスシートを再現。車窓から寅さんが旅した日本の原風景を疑似体験できる。

 名誉館長を務める山田監督は大勢の観衆に驚きつつ「今の時代が寂しいからじゃないか」と愛される理由を分析。「映画を作り続けてるころから寅さんのような暮らしが消える不安を感じていた。あのころの暮らしを体験できる記念館でありたい」と語った。

 報道陣から民間調査で寅さん役が似合う俳優1位に大泉洋(42)が選ばれたことを知らされると「いいんじゃないかなぁ。別の寅さんができる」と前向きだった。

 マドンナ役で3作品に出演した竹下は「女優として育てていただいた」と感謝。山田監督の最新作「家族はつらいよ」(来年3月12日公開)にも出演する徳永は「男はつらいよ」を熱唱した。

 

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