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「アノニマス」 サイバー攻撃相次ぎ97件に12月20日 6時07分
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国際的なハッカー集団「アノニマス」によるとみられるサイバー攻撃が、ことし9月以降、国内の企業や団体などのホームページに相次ぎ、少なくとも97件に上っていることが警察庁への取材で分かりました。
警察庁によりますと、国際的なハッカー集団「アノニマス」によるとみられるサイバー攻撃は、ことし9月以降、集中的に起きていて、国内の企業や団体などのホームページに大量のデータを送りつけて通信量をあふれさせ、閲覧できなくする「DDoS」と呼ばれる攻撃を行っているということです。
こうした攻撃のあと「アノニマス」を名乗る人物がツイッター上に「攻撃を行った」という書き込みをしたのは、今月17日までで少なくとも97件に上っているということです。
攻撃の対象は、水族館などイルカやクジラの捕獲に関係する団体のほか、空港や報道機関、それに省庁などで、幅広く狙われているということです。
警察庁は通信記録を分析する資機材を増やして、発信元の特定を進めるなど情報収集を進めています。
また、来年三重県で開催されるサミット=主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」に向け、注目を集めようと、さらにサイバー攻撃が増えるおそれがあるとして、ホームページの管理者に対し、バックアップ用のサイトを設けるなど対策の強化を呼びかけています。
こうした攻撃のあと「アノニマス」を名乗る人物がツイッター上に「攻撃を行った」という書き込みをしたのは、今月17日までで少なくとも97件に上っているということです。
攻撃の対象は、水族館などイルカやクジラの捕獲に関係する団体のほか、空港や報道機関、それに省庁などで、幅広く狙われているということです。
警察庁は通信記録を分析する資機材を増やして、発信元の特定を進めるなど情報収集を進めています。
また、来年三重県で開催されるサミット=主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」に向け、注目を集めようと、さらにサイバー攻撃が増えるおそれがあるとして、ホームページの管理者に対し、バックアップ用のサイトを設けるなど対策の強化を呼びかけています。