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【ソウルから 倭人の眼】
「このままではまずい」とようやく気づいた?横浜・韓国総領事館の汚物報復で韓国各紙が日韓関係憂うコラム…
大変な環境の中で仕事をしている大使館員らの日常的な気苦労はどれほどのものか。同時に、品のない手段でしか抗議できない者に対して、一種の情けなさや哀れみを覚える。一部の韓国人の突拍子もない行いに、眉をひそめる韓国人も少なくない。良識のある者は分かっているのだ。
外国公館に対する冒涜(ぼうとく)や侮辱の行為は、そもそも国際法(ウィーン条約)で禁じられている。それなのに、ソウルの日本大使館前では違法に設置された「慰安婦像」を囲み、毎週、日本を非難するデモや集会が行われている。ただ、韓国当局はこれらが違法であることを分かっているにもかかわらず、黙認している。日本大使館に対するこれまでのモノの投げ込みが、この延長線上で起きた事件であることは全く否定できない。
挑発への報復
靖国神社の事件で、韓国籍の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が逮捕されたあと、容疑者の名前や顔写真を報じた日本メディアの報道形式について、韓国政府は日本政府に対し公式に抗議した。一言で言えば、「日韓の報道慣習の違い」なのだが、韓国メディアも抗議について伝え、一部は日本メディアの報道を批判的に報じた。
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