市電のループ化開業に関するお知らせ

平成27年12月20日（日曜日）より、市電がループ化（環状化）します。
ループ化により、駅前通に停留場が新設されるほか、いくつか変更点がありますのでお知らせします。

• ループ化後の路線図
• 行き先表示が変わります
• 乗継指定駅が変わります
• 定期券の表示が変わります
• 平成27年12月20日からの始発便と終発便
• サイドリザベーション化にあたっての交通局からのお願い 

 ループ化後の路線図

「西4丁目」と「すすきの」停留場との間、約400mの路線がつながり、「内回り（反時計回り）」と「外回り（時計回り）」の運行となります。
また、「狸小路」停留場が新設され、内回りの「西4丁目」停留場が駅前通りに面した場所に変わります。

 

 

＜ループ化区間周辺拡大図＞ 

 

 

 行き先表示が変わります

路面電車の前後・側面の行き先表示を、「方向」と「行き先」で表示します。
「方向」は、「内回り」もしくは「外回り」で表示します。
「行き先」は、終点（行き先）を表示します。

周回運行で、終点がない電車は、「循環」と表示されます。

 

終点が決まっている電車は、終点を表示します。

 

 

 乗継指定駅が変わります

ループ化前は、市電「西4丁目」停留場の乗継指定駅は地下鉄「大通」駅、市電「すすきの」停留場の乗継指定駅は地下鉄「すすきの」、「豊水すすきの」の2駅でした。
ループ化後は、市電「西4丁目」、「狸小路」、「すすきの」の3停留場いずれも、乗継指定駅を地下鉄「大通」、「すすきの」、「豊水すすきの」の3駅とします。
これらの市電停留場と地下鉄駅を乗り継いだ場合に乗継割引を適用します（大人普通料金の場合80円引き）。
なお、その他の市電乗継指定停留場（中央区役所前、西15丁目、静修学園前、山鼻9条）の取扱いは変わりません。

 

 定期券の表示が変わります

平成27年12月1日発行の定期券から、これまで停留場表示としていた市電の定期券の標記を、「市電全区間」に変更します。

＜変更前と変更後の定期券面＞

※市電の乗継定期券についても同様の取扱いとなります。

 

 平成27年12月20日からの始発便と終発便

※平成27年度冬季ダイヤです。
※平日・土日祝日とも、始発・終発時刻は同じです。

始発便

外回り

中央図書館前発時刻　06時00分、　すすきの発時刻　06時33分

内回り

中央図書館前発時刻　06時05分、　西4丁目発時刻　06時35分

終発便

外回り

すすきの発時刻（循環最終）　22時30分、　すすきの発時刻（中央図書館前行き）　23時25分

内回り

西4丁目発時刻（循環最終）　22時23分、　西4丁目発時刻（中央図書館前行き）　23時25分

 

 サイドリザベーション化にあたっての交通局からのお願い

今回ループ化される路線（都心線）は、電車が歩道のすぐ横を走る「サイドリザベーション方式」を採用します。歩道から直接電車に乗ることができ、利便性が向上する一方で、安全確保のため、次の点には特にご注意くださいますようお願いいたします。

自転車運転時

• 軌道内を走行してはいけません。なお、より安全に通行していただくために、歩道での押し歩きをお願いします。
• 左側走行を守り、逆走してはいけません。
• ながら運転はやめ、特に後方から接近する電車にご注意ください。

車運転時

• 右折、左折の際は、電車の走行を妨げないよう軌道の外で待機願います。
• 軌道へのはみ出し運転はやめましょう。
• 軌道の中で駐停車はできません。

歩行時

• 電車の直前・直後の横断はおやめください。
• 道路横断時を除き、軌道内を歩いてはいけません。

路面電車専用信号機について

• 駅前通と南1条通、駅前通と国道36号線の各交差点には、路面電車専用信号機が設置されておりますので、通行する際には十分にご注意願います。
• 黄色の矢印信号が出たときは、自動車等は進めませんのでご注意願います。

※サイドリザベーション区間における交通局の安全対策

• 路面電車が通る場所を視覚的に認知できるよう、軌道敷にはカラー舗装を整備
• 横断防止柵を設置
• 路面電車の運転手が右側の車と自転車に注意しながら運行するため、車体の右側にバックミラーを設置
• 警備員を配置し、街頭での安全啓発を実施（開業後も当面の間実施）

 

お問い合わせ先

運賃・定期券に関すること　　営業課（011-896-2724）

運行に関すること　　電車事業所（011-551-3944）