2015年 12月 19日

ニット にっと Knit !

まだまだイタリアの思い出はいろいろあって、時折思い出しているのですが、
12月も半ばになって、すっかり季節は冬に変わりましたね。
今年はなかなか冬にならないと思っていましたが、おととい出雲にも雪が降って、冬用のタイヤに替えていていて良かった!です。

8月の終わりに靴下を編みました・・・とブログに書きました。

先日その番組が放送されたのですが、二つとも使われていました。良かった

履いてくださった役者さんも気に入ってもらってくださったんだそうです。

同じものを二つ作るのは苦手ですが、靴下を編むのは楽しいです。
生徒さんも靴下作りにいそしんでくださっています。S田さん、お孫さんにプレゼント用。

S木さん、可愛い! 足細い

私も片方作ってはストップ、あと少しなのに飽きちゃうのです。だからモチーフつなぎもなかなか進まないのですよ。あああ三つ以上同じものを作るのは拷問だわ~

だけど編んでますよ。5歳の男子用帽子

たくさん糸を頂いたので、子供たちへのプレゼントを作りました。

9歳の女の子用のジャンパースカートです。このあとポケットも付けました。


ニット展のときに出品されていたストールを見て注文いただいたストールもさっさと編みました。


ほんとはアイロンをかけてこのぽつぽつを伸ばすのだけれど、このほうが楽しそうだから残しました。

自分でもグリーン系で編んだのがとても重宝しているので、気に入ってもらえるはず。

今は何になるのかまだ決定していないけれど大体イメージは出来上がっているもの



みなさんも、暖かい手作りのプレゼントに ニットの小物を作ってみませんか?!

ニットっだよ にっと



# by yumiyane | 2015-12-19 20:45 | にっと(knit) | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 08日

ポルトベーネレというところ~マッサ カッラーラ

ポルトベーネレに連れて行ってもらいました。

カッラーラの中心部から海岸に降りて行って、ラ・スぺツィアを目指してぐるっと湾を回ったところにポルトベーネレがありました。

お昼時だったので、どこのレストランも大賑わいです。

美味しそうだなあって覗きながら歩いて行って、半島の突端にある教会まで行って見ました。

上から湾を眺めると、たくさんのボートやヨットが行き来しています。

こちらはリグリア海につながる方です。

ということはずっと海岸を西に向かっていくと南仏。海の色といい風の色といい、コート・ダ・ジュールに繋がるものを感じました。
でもご飯はきっとこっちのほうが断然美味しいと思う。

海老が食べたいと言って二種類も頼んでもらいました。

もう大満足のランチでした。
そのランチは、教会と街を見たあと船着き場に行って

お迎えのボートに乗って行くところです。


知る人ぞ知るレストラン。上の階はホテルになっていました。

壁には数々の有名人の来店時の写真とか賞状とか所狭しと飾ってあります。

そんなところにあの船着き場で待っててボートに乗っていく!なんてなかなか出来ない。現地の方が居てこそ、いい経験させてもらいました。一緒に行った友人もとっても喜んでましたよ。


その日の夜はスーパームーン。
Facebookで日本の友達が何人かその日の月の写真をアップしています。
カッラーラにもやがて同じ月が昇ってきました。

丁度飛び入りのイギリス人のお客様がみえて、茶会が始まりました。
私の友人は不昧流のたしなみがあって、KazukoさんのB&Bでお茶を飲みながらお月見をしようと、いろいろ準備をしてきてくれていたのです。さらにArsApuaにはお茶会のお客様もたくさんいらっしゃるとかで、お道具が揃っていたのですよ。


出雲のお菓子とおいしい抹茶を振舞うことが出来ました。Nobuちゃん、ほんとに有難う。

こうしてカッラーラの二日目の夜も更けて行きました。



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# by yumiyane | 2015-12-08 01:14 | Italy | Trackback | Comments(4)
2015年 11月 28日

Carraraの大理石 ~イタリア旅つづいています

明日はポルトベーネレ と書きましたが、昨日WOWOWで「ヴァチカン美術館 天国への入口」を観て、大理石の彫刻に感動したので、先にカッラーラの大理石についてレポートします。

KazukoさんのB&B・ArsApuaから正面に見える山が大理石の山です。目を凝らして見ると、石切り場にかかる橋も見えました。

古代ギリシャの彫刻群がどこの石を使っていたのかは分かりませんが、ミケランジェロ・ブオナロッティはここカッラーラの大理石を使っていたそうです。

そのころは石を切り出すのにも大変な思いをしていたと、麓の町コロンナータの教会の前に当時の様子が大理石に表されています。

コロンナータの町には小さな教会がありますが、さすが大理石がふんだんに使ってありましたよ。




大きなトラックーベンツのトラックを初めて見ましたが―が何台も白い粉をまき散らして行き交っています。
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂に行くと、どこからこれだけの大理石を持ってきたのか!?と見る者を圧倒する色とりどりの大理石で埋め尽くされています。
ローマの町の中にもたくさんの彫像が並んでいるし、いったいどれだけの石を切り出したのでしょう。

あのトンネルに入って行きます。

こんなトンネルを平気で走り回るKazukoさん、凄い!

話では、石を切り出して、切り出して、どんどん穴を掘って行くと突然崩れるんだそうです。そうするとそこはそれ以上は入ってはいけない!と山が言っているので止めるんだそうです。
このごろはホテルだのなんだのと、大理石の需要は尽きることなく、アラブの大富豪も買っていくそうです。

街へ降りる道の途中にお土産物屋さんがありました。
大理石は、やはり美しいです。


私はテーブルの上で使う小さな小さなまな板をひとつ買いました。

日本にも大谷石とか、出雲の近くには来待ストーンとかやはり石切り場があります。来待ストーンは今はもう切り出していなくて、跡地がミュージアムになっています。大谷石は最近また新しい採石場が作られたようです。
日本でも石の需要はこれから増えるでしょうからね。
そういえば、カッラーラの駅で日本人の男性に声を掛けられました。石を切る機械を売りに来て、石を買って帰るのだそうです。

カッラーラの町にも聖堂があって、全面大理石で造られていました。丁度オルガンを弾いている方がいて、石の反響が美しく響いていましたよ。


神様が、もうその辺でやめとけよ、って言われるまできっと何台ものトラックが運びだし、美しく削られた滑らかな彫像や、美しく磨かれた床や壁になって、私たちの目を心を楽しませてくれるのでしょう。
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# by yumiyane | 2015-11-28 00:36 | Italy | Trackback | Comments(4)
2015年 11月 22日

Carrara というところ~イタリア旅のつづきです

今思えば、9月にイタリアの旅が出来たのは、幸運だったなあと思います。
今のヨーロッパのアメリカの不穏な状況を見ると、もうしばらくは動けません。
空爆をするからテロが起きるのか、テロがあるから空爆をするのか。あのなんとかステートの激しい行動の原点がどこにあるのか、何を読んでも分かりません。
9月27日、フランスがシリアへの空爆を始めたころ、そんなこととはつゆ知らず、私は楽しくイタリアはカッラーラへの旅を続けていました。


CarraraのKazukoさんと、ブログで初めてコメントを交わしたのは2011年の1月のこと。それからカッラーラというところに興味が湧いて来て、去年の4月に出雲にいらして頂いてからはいつ行く?というレベルに達し、今回の訪問が実現しました。
Googleの地図でイタリアに飛んで、トスカーナの西の海岸あたりに近づいて見てみると、山が白くなっていることに気が付きます。雲ではない、雪でもない! では何?

答えは:大理石です。大理石の山なのです。
そして ↑ の☆じるしのところにKazukoさんのArsApuaがあるのです。

カッラーラで一番の眺めのいい場所です。


私たちが到着した日、ワイン造りのための葡萄の収穫が行われたところでした。

私たちも手伝いましたよ。


詳しいことは分からないのですが、先日のコメントでもこのワインが順調に熟成が進んでいるという数字が出ているそうです。2015年のArsApuaのワインを飲むことを楽しみにしています。
今後はもっと葡萄畑を広げて、おいしいワイン造りを極めていくそうですよ、楽しみだわ!!


ArusApuaには、リンダとジジという猫ちゃんがいて、くうちゃんのこと思い出して羨ましかった。

シッターさんに預けて旅に出ていたけど、くうちゃん寂しかったんだろうなってまたぐすん。

朝から大忙しのKazukoさん、収穫の合間に駅まで迎えに来ていただいて有難うございました。
そして、お夕飯まで。手長海老のパスタの作り方も教わって、おしゃべりしながらのディナーはとっても美味しかった。私たちが部屋に引き上げたあとも一人でワインを空けたとは、どれだけエネルギッシュなんでしょう!




こうしてカッラーラの初日は暮れて行きました。



明日はポルトベーネレに行きます。





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# by yumiyane | 2015-11-22 01:38 | Italy | Trackback | Comments(4)