『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』上映前の『ワンピース』の応援は大したことがなかったという話(特別映像のネタバレ)
日本語吹き替え版のクオリティーはほぼ文句無し。タレントや素人の起用はないので安心して観ることができます。
さてさて、TOHOシネマズの2日目10時の「特別上映回」で観たので、当然アイツがついてきました。
『ワンピース』の特別映像が……。
↓前に書いた記事、建設的な意見がたっぷりのコメント欄も必見。
<『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』上映前の『ワンピース』の特別映像を回避する方法を考えてみたよ>
実際に観てみると、まあそんなに気にしなくていいんじゃないかというのが結論。
キャラの言動と演出にはちょっとイラッとしましたが、別に『スター・ウォーズ』を冒涜しているというほどのものではないです。
これは事前にニュースにしたからより大炎上しちゃったんだろうな・・・『インサイド・ヘッド』の「数分間にわたり一般人の写真垂れ流し」に比べれば、数十秒で済むだけマシです。
けっこう予告の早い段階から流れたので、ちょっと遅れると見逃すかもしれませんね(逆に言えば遅れて入れば観なくてすむかも)。
↓以下、『ワンピース』の特別映像と応援メッセージの内容をネタバレで書きます。
あと、『スター・ウォーズ』のエピソード4とエピソード5を観ていない方にはある種ネタバレになってしまうので要注意(←これがいちばん大きな問題じゃないか?)
・ルフィが『エピソード4』のオープニングのデストロイヤーっぽく巨大化して宇宙空間を飛ぶ
<ルフィがこいつの代わりに飛びます。
<脳内でルフィに変換してみてください。
・映画館にやってきた麦わら一味
・ナミ(ロビンだったかも?)「待望の大作がいよいよ公開されるのね!」
・ウソップ「I am your father」
・座席に着く麦わら一味
・ルフィ「フォースとともに観るぞ~!」
・ゾロ「だまって座れ!」
完
・・・とまあこれだけですよ。
新作映画の映像も、「『ワンピース』を観てくれよな!」な催促もまったくありません。
ていうか別に応援していなくね? マジで麦わら一味が『スター・ウォーズ』のコスプレをして、映画を観に来たというだけです。
ウソップごときが『スター・ウォーズ』史上もっとも重大なネタバレをほざくのはイラッとしましたが、冒頭の「ルフィがデストロイヤー化」は不覚にも笑いました。
だけど、今回のことで『ワンピース』がちょっと嫌いになりました。
2016年夏の『ワンピース』の映画はどうせ勝手に大ヒットするんだから、自分は『シンドバッド 魔法のランプと動く島』『ルドルフとイッパイアッテナ』『この世界の片隅に』『虐殺器官』『聲の形』などを応援します。
それよりも素人が吹替え声優に出演できてしまう前売券を発売している『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』のほうがよほど問題だよなあ・・・。
↓参考
<新作劇場版アニメ 一覧>