韓国与党代表が黒人留学生に差別的発言、「弁解の余地なし」と謝罪=韓国ネット「韓国版トランプ氏になりたいのか?」「米国だったら政治家人生終了」

配信日時:2015年12月19日(土) 7時10分
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18日、韓国与党の金武星代表がボランティア活動で共に練炭運びをしていた黒人の留学生に差別的な発言をしたとして騒ぎになり、フェイスブックで謝罪した。写真はサンタクロースの帽子。
2015年12月18日、韓国与党・セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表がボランティア活動で共に練炭運びをしていた黒人の留学生に対し「君の顔の色は練炭の色とそっくりだね」と発言し、騒ぎになっている。韓国・ハンギョレ新聞などが伝えた。

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金代表は、大統領選勝利3周年と年末年始に合わせ党が実施している「全党員ボランティア週間」の活動の一環として、ソウル市内でこの日行われた「愛の練炭配達ボランティア」に参加していた。27カ国からの留学生約40人と党員50人余りの参加者らはサンタクロース風の帽子を被り、生活保護家庭などへ練炭を届けた。

金代表は活動後、「楽しい雰囲気の中で会話し、活動していたとはいえ、相手の立場を深く考えなかった。弁解の余地がない、私の不注意だ」と、フェイスブックを通じ留学生への謝罪の意を示した。しかし、韓国のネットユーザーからは発言への批判の声が相次いでいる。

「韓国版トランプ氏(米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏)にでもなりたいのか?」
「こんな人が与党の代表で、こんな情けない精神で政治をしているとは」
「金武星の口は完全なる暴言製造機だ。頭が悪いのは仕方がないとしても、痛々しい人物」

「これが米国なら政治家人生が終わっただろう」
「この人、見れば見るほど見た目と違って言動が軽過ぎる」
「あまりに失礼だ」

「代わりに謝りたい」
「この人は本当に駄目だと思い始めた」
「同じことをオバマ大統領の前で言えるか?」

「別に驚かないね。朴槿恵(パク・クネ)大統領と同レベルだ」
「今度は自爆発言?」
「国の格がどん底だ」(翻訳・編集/吉金)
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