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 札幌市電のループ(環状)化が20日から開業するのを前に、同市中央区南1西4の交差点で19日、出発式が開かれた。大勢の市電ファンがつめかけ、熱心に写真をとったり、拍手をしたりしながら見送った。

 出発式でくす玉が割られると、一番電車は西4丁目停留場をゆっくりと出発し、すすきの方面に向かった。家族とやって来た市電ファンの男性(38)は「たくさんの人に見送られて走り出す貴重な場面を見られた」と笑顔で話した。

 出発式前の開業式典では、路面電車の歴史や、昼夜問わず続いたループ化の工事の様子をまとめた動画が公開された。秋元克広市長は「市電は街のにぎわいに役立ち、観光資源としても活用できる。札幌の街の象徴的な乗り物になっていってほしい」と述べた。