佐藤英彬
2015年12月19日19時37分
子ども連れで来た大人がいつの間にか夢中になってしまう日本最古の昆虫専門の私設博物館「名和昆虫博物館」は、岐阜市・金華山のふもとにある。開設から間もなく100年。昨年度は全国から約2万1千人が足を運んだ。創意あふれる展示が、繰り返し訪れるファンを増やしている。
2階建ての風格ある建物の入り口をくぐると目に入るのは、世界一美しいといわれる「モルフォチョウ」の標本だ。中南米に生息し、青い金属的な光沢の羽を持つ。見る角度で微妙に色あいが変わる。「虫が苦手な女性でも抵抗感なく、美しさを楽しんでもらえるように工夫しています」と、主に展示を担当する研究員松尾登貴雄さん(64)は話す。
国内外で収集した約千種類、3500匹の標本が並ぶ。1階では東海地方にいるチョウから、子どもたちに人気のカブトムシやクワガタ。さらに海外で見られるコガネムシへ。「身近な虫から世界の虫へ」世界が広がるように見せる。
1階から2階にかけ、ふたを閉じて中身が見えない標本箱があちこちに掛けてある。「隠れ展示」シリーズだ。「勇気のある人のみ限定!!」と書かれたふたを開けてみると……。世界最大級のクモ「ムラサキタランチュラ」が目の前に。
特に楽しいのは、2階。クイズ形式で昆虫が紹介される。
残り:746文字/全文:1280文字
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
PR比べてお得!