2015年12月19日12時08分
9日に85歳で亡くなった作家の野坂昭如(あきゆき)さんの葬儀が19日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。著名人やファンが集まり、常に反戦の立場から活動してきた作家との別れを惜しんだ。
祭壇には、トレードマークのサングラス姿の写真が掲げられた。長年親交があった葬儀委員長の永六輔さんは「大好きな言葉があります。『二度と飢えた子どもの顔は見たくない』。今度は私たちが、その言葉を言っていきましょう」と涙声であいさつした。
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの「痛ましいです。惜しいです。悔しいです。このままではこの国は滅びると、厳しい筆致で憂え続けられました」との弔辞を、女優の檀ふみさんが代読した。