東日本大震災前と比べて、いまだに半分しか戻っていない福島県への教育旅行。原発事故による放射線を心配する保護者や学校関係者がいる一方、スキー合宿と震災学習を兼ねて訪れる学校も出てきている。14日には大分県豊後高田市から県立高田高校が修学旅行でやってきた。

 いわき明星大(いわき市)にある県立双葉、双葉翔陽、富岡の3校合同仮校舎を訪れたのは、2年生の137人。福島側の49人と交流した。

 仮校舎の大教室は狭い。200人近い高校生がひしめき合うと、どうしてもおしゃべりが生まれる。だが、双葉高校の男子生徒が自分の体験を話し始めると、ざわめきはぴたりとやんだ。