【巨人】中井、サンタ姿で登場も阿部人気にタジタジ

　巨人・阿部慎之助内野手（３６）と中井大介内野手（２６）が１８日、東京・世田谷にある病気と闘う子どもたちと家族のための宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス　せたがや」を訪問した。

　巨人は、日本マクドナルドが支援する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の活動に賛同し、東京Ｄで行われる公式戦で巨人の選手が打った本塁打１本につき１万円（今年は５１本）を同ハウスに寄付。また東京Ｄ内に募金箱を設置し、ファンからも募金を募っている。今回はそれらの合計２９５万８４１３円を、チームを代表して阿部と中井が贈呈した。

　阿部は「すごい施設だなとビックリしました。こういう施設があってこそ看病もできると思う」と充実した施設に感心。サンタクロースの衣装に身を包んで子どもたちと交流し、ユニホームやジャビット人形をプレゼントした中井は「非常に貴重な経験をさせてもらいました」と振り返り、サンタ姿については「でも子どもたちは阿部さんの方にみんな行って…。（人気では）負けたんですけど個人的には満足しています」と子どもたちから元気をもらっていた。

　◇ドナルド・マクドナルド・ハウス　闘病中の子供と、その家族が近くにいられるように、病院に隣接している滞在施設。世界３４か国・地域にある。日本では９９年設立。せたがやハウスが国内第１号。現在は札幌、仙台、栃木、東京、名古屋、大阪、高知にある。巨人の「ホームスタジアム　サンデーゲームスポンサー」の日本マクドナルドが活動を支援していて、巨人も毎年、寄付などで協力している。