読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

キングスナイト ファミコン版  エンディング画面を見た人が伝説の勇者 第2段

ゲームの話 愛すべきゲーム 心のゲーム 修正版

伝説のクソゲー 頭脳戦艦ガルに続け……いや絶対に続くな!!

 

f:id:retogenofu:20151215145632j:plain

[そのクリアの仕方は誰が分かるんだ!!]

[キングスナイト   スクウェア   ファミコン] 

1986年発売  ジャンル シューティング RPG  参考価格500円

記事のネタバレ度  高め  バーチャルコンソールで配信あり

攻略に必要なプレイ時間  30分

 

 

「頭脳戦艦ガル」という、クリア出来る人がおかしいのでは?

というゲームがありました。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

このゲームの特徴は、

カセットにRPGと書いてあるのに、ゲームはRPGでは無いという、

「キツネにつままれたという表現が、これほどまでに似合うのか」というくらいの、

詐欺ゲームでした。

(ゲーム自体は結構面白いのが救いだったでしょうか。)

 

そんな、心にダメージを負った子供たちの傷が、

ようやく癒えた頃に発売されたのが、

今回のキングスナイトでした。

 

 

そんな今回の、癒えた傷に、塩をぐいぐい塗り込んだ酷いゲーム 

キングスナイトの感想です(*’▽’)

 

 

 

キングスナイトとはどんなレトロゲーム?

 

このキングスナイトというゲームですが、

1986年に発売スクウェアから発売された、

ファミコン用のシューティングRPG作品でした。

 

ゲームの目的は、

4人の勇者が、ドラゴンに捕らわれたお姫様を助け出しに行くストーリーで、

主人公ごとに決められた世界を冒険して、レベルアップを繰り返しながら、

最後は一致団結して、ボスに挑んで行くのが目的でしたね。

 

 

ゲームのジャンルは、フォーメーションRPGという、

今までに無い新感覚のゲームジャンルでした。

 

フォーメーションRPGという、まったく聞きなれないゲームジャンルですが。

どんな凄いゲームジャンルなのかと思いきや、

いたって普通のシューティングゲームでした。

 

 

そうです、頭脳戦艦ガルの再来という訳ですね。

 

当時の感じで言いますと、

中古ショップのRPGの棚に、

「私はまぎれもなくRPGです」という感じで置いてありました。

 

RPGの棚に、

「まったく関係ないシューティングゲームを置く」なんて、

詐欺同然の行為が行われるなんて思いませんよね。

 

「フォーメーションRPGってなんだろ?絶対に面白いはず!!」という、

純粋な子供の心に、また塩をぬったゲームなのでした(^◇^)

 

 

 

キングスナイトのレビューでもあり 感想でもある

 

[シューティングRPGとしては意外といける]

 

このキングスナイトはシューティングゲームです。

 

これはもうまぎれもない事実です。

 

しかし、メーカーは、「フォーメーションRPG」と言いきっています。

 

どうしてRPGと言いきれたのか?

 

 

それは、ステージ上に落ちている、パワーアップアイテムを取っていくことで、

「キャラクターのレベルが上がる」という、

とても斬新なシステムだったからだと思います。

 

ジャンプ力アップ、攻撃力アップ、

スピードアップ、防御力アップと、

ステージのブロックに隠されている、パワーアップアイテムを取って、

ステージをクリアすることによって、レベルが上がります。

 

ステージの最期に「レベル16」とか表示されるのが嬉しくて

「今度はレベル17を目指してがんばるぞ」と思わせてくれました。

 

そんなゲームでしたので、

RPGの風味だけは、しっかりとしていたのかも知れません。

 

「キングスナイトなんて、RPGじゃないよね」なんて思っていたのに。

 

キングスナイトの事を調べて行く内に、

「キングスナイトって、まぎれもないRPGだったのかもな」なんて、

説得されてしまいましたね。

 

このゲームが持っていたパワーは、

相当なものがあったのかも知れませんね(*´з`)

 

 

 

[どうやってクリアすればいいのか分からない]

 

このゲームの難易度でいいますと、

「それほど難しくないのでは…」なんて思ってしまいます。

 

 

しかし、最後のステージだけが、

どうしてもクリア出来ないんです。

 

「敵の猛攻で死んでしまうから、クリア出来ない…」のでは無く。

ステージの中盤あたりで、一切進めなくなるんです。

 

ステージの中盤で、

何故か、塀みたいなのが、「にょきにょき」と生え出してきて、

ステージが行き止まりになってしまい、

その場所で、必ず圧死してしまうんです。

(ステージが強制的に、縦に進んで行くので、逃げ出すことは全く出来ません。)

 

そして、このステージの意味が全く分からないんですよね。

 

今までのステージでは、こんな仕掛けはありませんでしたから、

そこに行っては圧死、

またそこに行っては圧死の繰り返しで、

結局は心が折れて諦めました。

 

そこで、諦めたプレイヤーの多いことといったらもう、

周りの友達がみんな、そこで諦めていましたからね。

 

 

それから長い年月が経ち、

「そういえば、キングスナイトをクリア出来なかったな」

「インターネットで調べてみようかな」とおもった訳です。

 

なんでも、「特定のキャラクターの、隠し魔法を使うと塀を壊せる」という、

攻略本必須の解き方でしたね。

 

これが、RPGの様に、

ゲーム内で攻略を教えてくれるのであれば、何の問題も無かったのでしょうが。

 

このゲームにはヒント機能なんてものは有りませんからね。

「そんなのどうやったら分かるんだよ!!」

「そもそも隠し魔法ってなんだよ!!」的な攻略方法だったので、

結構なクソゲーとして扱われているのでしょうかね。

 

 

最後のステージという、

ゲームの中で一もっとも盛り上がる場所で、

急に難易度が跳ね上がるのが、最高に残念なところでしたね(;´・ω・)

 

 

 

キングスナイトのまとめ

 

私がこのキングスナイトを購入した時は、

FF3を購入した後だったので、

「スクウェアのRPGが、こんなに安い値段で変えるなんてラッキー」

と思って購入しましたが。

 

まさかの、バリバリのシューティングゲームですからね…。

 

枕を濡らしましたね。

 

今ではバーチャルコンソールで配信されていますので、

この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか(/ω\)

 

そんな今回の、人生で初めて、大人に騙された記念すべき作品

キングスナイトの感想でした(*^▽^*)