今、セックスについて考えている。男の考えるセックスと女の考えるセックスって違うんじゃないかと思う。セックスは単純に性交渉である。性交渉は快楽であり、子供を作る行為である。

私の好きな漫画、鈴木先生を出させてもらう。





鈴木先生は中学生と小学生のセックスについて書いた異色の漫画である。快楽のみでのセックスはありなのか？責任のとれないセックスはどうなのか？大人がセックスする時にコンドームをつける意味は？

そういうことに切り込んだ漫画である。セックスは責任が取れる年齢でないとしてはいけないと思う。愛があってもだ。快楽のみであってもそのあとに何かが起こった時に責任が取れないのだったらするべきではない。なにかあった時は妊娠である。妊娠するのは当たり前だが女である。その時に、セックスをした二人が子供を育てる気持ちがあるのかないのかでは大分違う。私は子供を産んで育てる気がないのなら、セックスはするべきじゃないと思う。

もちろん、私もセックスをしてきた。私は好きな人しかセックスをしない。ただ、好きな人が私のことを性処理の一員としてみていたことがあり、とても辛かった。というか、ほとんどがセックスにおいて快楽のみを求めている男性ばかりなのである。

鈴木先生は違う。大学時代にコンドームをつけてセックスをしていた。途中でそれに疑問を持ち、コンドームなしでのセックスをするようになる。そして、教師になってから知り合った女性と付き合い、妊娠をしたのをきっかけに結婚を決める。
私は鈴木先生は正しいと思う。

もちろん女性にも性欲がある。セックスがしたいと思う。しかし、そもそも何のための性欲か。子供を作るためである。私は一生一緒に生きる覚悟がある人としかセックスしたくない。

それ以前に男女の別れは非常に辛い。セックスをしたならなおさらである。セックスはもっとも親密なコミュニケーションだと思う。私は深い仲になった人と別れるのが辛い。年齢を重ねるごとにそれを感じる。セックスはだいそれたものでないと考えている人がいる。セックスはだいそれたものだ。お互いの体と心の奥まで入り込むものだ。

私は男女の付き合いとセックスの関係に悩んでいる。なぜなら、男性ではセックスが目的で女の人に近ずいてくる男がいる。それは女性を大切にしようというものでなく、妻がいたり、特定の相手がいたりするのに他の女に近づく。女は男の甘い言葉に騙されて体の関係を結んでしまう。セックスをした女は割り切れるのだろうか。週末は奥さんと過ごし、他の女と過ごしているのを。自分の体をさした出したのに自分が一番大事にされていないという事実を。


私は好きな人としかセックスしたくないし、私を一番大事にしてくれて、一番大事に思ってくれる人としかセックスしたくない。もう、傷つくのはたくさんだ。

だから、その場だけで求めてくる人や、異常なまでに甘い言葉を並べて近づいてくる人には警戒している。

最近は男性への不信感と嫌悪感が入り混じっている。近ずいてくる男が敵か味方かわからない。ただ、私を心の底から欲しくてれる人としか会いたくない。私はもう傷つきたくない。そのためだったら快楽なんていらない。目の前の快楽より、遠くの幸せを見ていたい。