ニュース詳細
来年度予算 96兆7000億円程度で最終調整12月19日 4時01分
政府は、来年度、平成28年度の予算案について、医療や介護などに充てる社会保障費が増えることなどから、一般会計の総額を、過去最大となった今年度の当初予算を上回る、96兆7000億円程度とする方向で、最終的な調整に入ったことが分かりました。
それによりますと、「歳出」のうち、「社会保障費」は、高齢化による伸びを今年度の当初予算に比べ5000億円程度に抑えるものの、32兆円程度まで膨らむ見通しです。
また「防衛費」は、新型輸送機オスプレイや機動戦闘車を導入する費用などを計上することで、初めて5兆円を超え、「公共事業費」は今年度並みの5兆9000億円余りとなる見通しです。
こうしたことから、政府は来年度予算案について、一般会計の総額を、過去最大となった今年度の当初予算を上回る、96兆7000億円程度とする方向で、最終的な調整に入りました。
一方、「歳入」のうち、「税収」は、好調な企業業績や賃上げなどを背景に法人税や所得税が伸びるとして、57兆6000億円程度とし、平成3年度に次ぐ高い水準となる見通しです。
また、借金に当たる国債の新規発行額は、35兆円を下回る規模に抑える方向です。
政府は来週、関係閣僚との折衝で、診療報酬の改定や地方交付税などについてさらに調整したうえで、来年度予算案を固め、今月24日に決定することにしています。
また「防衛費」は、新型輸送機オスプレイや機動戦闘車を導入する費用などを計上することで、初めて5兆円を超え、「公共事業費」は今年度並みの5兆9000億円余りとなる見通しです。
こうしたことから、政府は来年度予算案について、一般会計の総額を、過去最大となった今年度の当初予算を上回る、96兆7000億円程度とする方向で、最終的な調整に入りました。
一方、「歳入」のうち、「税収」は、好調な企業業績や賃上げなどを背景に法人税や所得税が伸びるとして、57兆6000億円程度とし、平成3年度に次ぐ高い水準となる見通しです。
また、借金に当たる国債の新規発行額は、35兆円を下回る規模に抑える方向です。
政府は来週、関係閣僚との折衝で、診療報酬の改定や地方交付税などについてさらに調整したうえで、来年度予算案を固め、今月24日に決定することにしています。