KBSが報道した、タイによって公開された朝鮮人慰安婦捕虜の名簿の中から、一人の身元が確認され、韓国政府から慰安婦被害者の認定を受けました。
国務総理直属の対日抗争期強制動員被害調査委員会は17日、この 慰安婦捕虜名簿について調査を行った結果、名簿に名前が載っていた女性のうち一人について、身元と強制動員被害の事実を確認し、慰安婦被害者として認定したということです。
これで、政府が認定した旧日本軍慰安婦被害者は、245人になりました。
この女性は、1939年に就職させてやるとの言葉にだまされ、中国やミャンマーなどに移され、慰安婦生活を強いられたあと、タイのアユタヤ捕虜収容所に収監されたということです。帰国後、1995年に亡くなりました。
KBSは、ことし8月、最近、閲覧が可能になったタイの軍部の文書のなかから、朝鮮人慰安婦とその子どもとみられる492人の名前が書かれた捕虜名簿を見つけ、報道しています。