今まで、大学内で学部を変えること、つまり転籍のことを考えている時は非常に前向きな気持ちになっていた。
それは本当に無根拠で今まで嫌であったこと全てが良く変わる、変えることが出来るのではないかと。
僕は、あるどうしようもない大学の、非常にクソな学部に通っている容姿がキモい男だ。
自分を含む数人の男子は他学部であるアホ学部の施設でグループワークの調査をしていた。そしてアホ学部のセックスのことしか考えていない男子学生との間でトラブルのようなものが起きた。
正直、自分が顔がいい女だったらトラブルにはならなかった。一番の問題は男性3人で調査をしたことだった。
アホ学部のセックスのことしか考えていないような男が女性に良いような姿を見せようとして、僕達に勇ましく注意のようなことを行った。
非常に僕たちは参っている。下手にトラブルが今後何か大きくなると、自分の転籍に悪影響しか及ぼさない。
僕達にも落ち度があることは認めないといけないだろう。過失はあったと言われても止む得ない状態だった。
しかし、おそらく顔のいい女なら許された。
このようなグレーゾーンなことを顔のいい女が起こしてしまった時は一番許される。
自分のような容姿の醜い存在は許されない。しかし、こちらにも落ち度があるので、ひどい扱いをされても文句が言えないのだ。
「もしかしたら、お前がセックスしたいような女なら許されてた。」なんて言ってもどうにもならない。
今後、ある揉め事がどうなるか、転籍がどうなるかは分からないが、醜い者の苦しみを何忘れているんだといわれたようなことを経験したことに、やはり自分は社会で虐げられる可能性があると感じた。
揉め事が転籍にひびく恐怖と、寒さ そして醜い者には冷たいという酷い現実が大学から汚い部屋への戻り道で襲ってきた。とても苦しくて辛かった。
また人間が鳥になれないって嘆いてる