記事詳細
大阪市、マイナンバー2千人未送付 NTTデータ関西が抽出ミス
大阪市は16日、マイナンバーの通知カードの作成を委託した業者がデータの抽出作業を誤り、天王寺区の1977人分のカードが未送付になっていたと発表した。24日までに作成し、年内に届くように発送する。
市によると、業者はNTTデータ関西(大阪市)。通知カードは世帯ごとに発送するため、住民票の世帯主欄が空欄の施設入所児童らは情報を書き加えてカードを作る必要がある。
NTTデータ関西がこれらの住民情報を仕分けるソフトの設定を誤ったことから途中でソフトが止まり、世帯主欄が空欄でない一部住民の情報も抽出されなかった。
他の市内23区でもNTTデータ関西に委託していたが、ミスは見つからなかった。
天王寺区が配達を依頼した郵便局から送付完了を確認していたが、11日に区民から「届いていない」と連絡があり発覚した。